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『少女終末旅行』感想

 『けものフレンズ』からこっち、ポストアポカリプス世界をのほほんと旅する作品ってツボですな。(「ほのぼのディストピア・ストーリー」て紹介文あるけど、これはディストピアではないと思う。よくある混同。)

 果てのない戦争により都市は荒廃し文明は崩壊した。頼る人もなく燃料も食料も乏しいその日暮らし。それでも二人の少女は坦々と上層を目指して旅を続ける。


 非日常的日常系とでもいうべきか、視聴者の目からすると非常に過酷な世界なんだけど、それを特に悲壮感もなく過ごす感じが実にSF的でグッと来るものがあったんですな。

 良いでも悪いでもなく純然たる事実として今の状況があって、きっと大局的な意味でのハッピーエンドなんて待ってはいなくて、それでも生きている以上は生きなければならない現実がある。どんな悲惨な状況でも自分なりに楽しいことや嬉しいことはあって、それがあれば幸福を感じられる。

 なんでもかんでも世相に絡めてしまうのは動ポモ世代の悪癖だとは思うけど、それでもどうしてもこのあたりの作品が受け入れられる土壌には、老いて衰退して行くであろうこの国の若者の世界観とリンクするものがあるのではないかと考えてしまう。


 本作はかなり気に入ったので原作もまとめ買いしたんだけど、見比べてみると話の流れは勿論のこと絵の構図までかなり原作に忠実にアニメ化しながらも、ベルトコンベアのくだりだったりレーションの素をこねるあたりだったりとかなり上手く尺を膨らませていることに感心させられる。声優さんの演技も絶妙で、ちょっとした鼻歌やとぼけた台詞が実に可愛らしい。


 原作は既に最終話が掲載されているんだけど、僕は単行本派なので全く情報に触れていないんだよな。アニメの後の時系列となる5巻では「上層以外の世界が終わっている」ことがよりはっきりしてしまうのだけど、それでは上層にたどり着いた彼女たちには何が待っているのだろうか。僕なりに「こうかな?」と想像している終わり方はあるんだけど、さてどうなるか。

 3月の6巻発売が待ち遠しい




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