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『10クローバーフィールド・レーン』感想

交通事故にあい、気がつけば見も知らぬ男に地下室に監禁されていた。

直接的な害意は無さそうだけど、どうにも怪しい。

曰く「ロシアの兵器か、宇宙人の襲来か、何らかの攻撃を受けてアメリカは滅亡した」らしいが、 固い扉に閉ざされて外の様子は分からない。

前作にあたる『クローバーフィールド』がPOV形式だったのに対して、 本作はシチュエーションがら普通の映像形式となっているが、 それでも登場人物への没入感に重きをおいた雰囲気は受け継がれている。

あくまで主人公が分かることしか観客には提示されず、 ミシェル同様に恐怖と戸惑いを味わうことができる。

特に謎の男ハワードの演技が良くて、 危ない狂人にも見えればちょっとおかしいけど良い人にも見えてくる。

Twitterでおもしろ人材が可視化された昨今じゃ、 こういう陰謀論にどっぷりの変なおじさんにもリアリティが持てるというものだ。

そして徐々に言動の端々に変態っぽさが出てくるのが上手い。

果たしてハワードの言うことはどこまでが本当なのか、 シェルターの外はどうなっているのか。


外の脅威に対する内への疑念という点でいうと『ミスト』や『遊星からの物体X』を彷彿とさせられるところ。

今作の密室劇の緊迫感はこれらの名作にも劣らない、なかなか良く出来たものだったと思う。


そんなわけで一本のパニックムービーとしては結構楽しめたんだけど…

肝心の真相の方がキャッチコピーで「奴らは あらゆるフォームでやってくる」って言っちゃってるし、 さんざんぱらポスターやら宣伝やらで「敵」の姿を見せてしまっているし、 そもそも『クローバーフィールド』というタイトルを冠してしまっているわけで、 後半のどんでん返しが全く役割を果たしていないのが難点だ。


とまあ昨今お決まりの宣伝の問題をいってはみたが、 逆に全く事前情報なしにサスペンス気満点の映画の後半でエイリアンが出てきたら、 それはそれで不満になりそうな気もしないでもない。

それでも『ドリーム・キャッチャー』よりは全然おもしろいと思うけどね。




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