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『ギルティクラウン』感想

何かと目にすることの多いタイトルでどんな話なのか常々気になっていたのだが、 ちょうどニコニコで一挙放送があったので観てみた。


「他人の心象を具現化し、それを武器として戦う」などの要素からは、 主人公の心の成長・周囲との関わり方の変化なんかを描こうとしていたことが伺える。

周囲と馴染めずどこか距離を置いていた主人公が、 時に裏切りにあい時に傷つけ合いながらも絆を育む物語。

危機に際して不本意ながらも他人を道具扱いし、 その報いを受け、そして信頼を回復していく。

このあたりのドロドロした人間ドラマは個人的には非常に好みなところで、 『無限のリヴァイアス』を彷彿とさせられた。


ウイルス進化説を絡めたSF設定や『スクライド』ばりの閉鎖地域という舞台なんかや、 ちゃんと「代償のある物語」となっているあたりなどは結構ツボだった。

だが一方で様々な要素を盛り込もうとした結果、 全体的にとっ散らかった印象となってしまった。

ネットアイドルやってるとか葬儀社の成り立ちとかダァトまわりとか嘘界の執念の理由とか、 色々と消化しきれていなかったり説明を放棄してしまっている設定も少なくなく、 それなりに想像で補完できるにせよ物語としての説得力が弱いものになってしまっている。

特に後半になってから色々な展開に「とってつけた感」があり、 キャラクターの行動原理もなんだか無理矢理で「どいつもこいつもメンヘラ」なように見えてしまうのが辛いところ。


高クオリティな作画や魅力的な楽曲など惹きつけられる要素は多くある一方でケチのつけようも一杯ある、 なるほど「残念な大作」という評も頷けるなというのが感想。

とはいえネットで散見されるほどには駄作というわけでもなく相応に面白かった。




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