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『UNDERGROUND MARKET ヒステリアン・ケース』感想

いかに短い作品とはいえ、通勤時間と昼休みで読み終えてしまったあたり、我ながらこの物語の世界観が相当に気に入っているんだなと実感させられる。


本作は先日読んだ『UNDERGROUND MARKET』の前日譚にあたる、主人公たち3人が出会いチームを組むまでの物語。


ある衣料店のWebシステムを改修案件。

順調に進んだかに見えたが、稼働後に判明するトラブル。

地下経済を利用する以上、自分たちで問題は解決しなければならない。


発注者への疑心・関係者の失態という実にあるあるな話と、地下経済というギミックとを上手く絡めながら物語は展開していく。

このあたりの緻密さは流石エンジニア出身の著者というべきか。

そして僕自身、登場人物たちと近い業界な手前、この物語で描かれるような胡散臭さにはある種の実感のようなものを感じてしまう部分もある。

そんな業界で、弱い立場で、(むしろだからこそ)己の技術と「誠実さ」を武器として生き抜いていく主人公たちのキャラクター造形には好感を覚える。


しかし本シリーズの作風はどこか『スマグラー』を彷彿とさせられる。

社会の底で生きる人々。

一見何者にも縛られず無軌道に生きているように見えるが、そこにもそれ相応の規範がある。




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