みなさま、こんにちは。
お久しぶりのKBアップデート情報をご案内します!
・NX-G10: Nutanix BMC and BIOS Manual Upgrade Guide
https://portal.nutanix.com/page/documents/kbs/details?targetId=kA0VO000000CThN0AW
Nutanix純正モデルのBMCとBIOS手動アップデート手順のKBです。
Prismから操作を行うLCM(Life Cycle Management)は、
すべてのコンポーネントをアップデートできますが一部例外もあります。
例えば1ノードクラスタ(SNRT)が挙げられます。
SNRTはAOSやNCCなどのNutanixソフトウェアはLCMでバージョンアップできますが、
BMCやBIOSなどのファームウェアについては対象外です。
そんな時にこちらのKBをぜひご参考ください。
ちなみにNX-G9の手順はこちらです。
参考:NX-G9: Nutanix BMC and BIOS Manual Upgrade Guide
https://portal.nutanix.com/page/documents/kbs/details?targetId=kA07V0000009NNlSAM
・Information on Nutanix Cloud Infrastructure (NCI) Releases
https://portal.nutanix.com/page/documents/kbs/details?targetId=kA00e000000LIi9CAG
Nutanix Cloud Infrastructure (NCI) にはファミリが存在します。
このKBではNCIリリースモデルについて解説されており、
メンテナンスとサポート、ライフサイクルについて説明がされています。
それはそれでとても大事なのでぜひご確認いただきたいのですが、
Nutanixを導入するにあたり一体どのバージョンが適切なの?という点です。
正解はファミリを統一してバージョンを選定いただくということです。
AOS 7.3を導入する場合、
| AOS | Prism Central | AHV |
| 7.3 | pc.7.3 | 10.3 |
というようにファミリをそろえてバージョン選定いただくことを推奨します。
Prism Centralだけ別ファミリ扱いであるpc.7.5にしたい!
ということも互換性の観点から当然可能です。
ですがpc7.5で実装された機能はAOS 7.3で動作しない可能性や、
メーカーが動作確認しているバージョンは同一ファミリであることが挙げられます。
もう1点、バージョン選定で大事なのがOne Click Enalbedのバージョンです。

AOS 7.3を例にしますと One Click EnabledになっているのはAOS 7.3.1.1とAOS 7.3.1.2です。
本記事公開時点ではAOS 7.5.x台のOne Click Enabledバージョンはありません。
One Click Enabledバージョンはメーカーお墨付きの安定バージョンですので、
バージョン選定の際にも1つの採用目安としてご活用ください。
・How Upgrades Work at Nutanix
https://portal.nutanix.com/page/documents/kbs/details?targetId=kA00e000000LMgICAW
NutanixのアップグレードについてのKBです。
アップグレードに関する所要時間や、 "Upgrade Now"を押した際の挙動、
LCMが実行するアップデート順序などについて記載がされています。
pc.2024.3からpc.7.3.1.1へのアップグレードについては、
通常より33分多く時間がかかるという情報もありますので、
リリースノートもぜひご確認ください。
参考:Known Issues | pc.7.3.1.1
まずどこからアップデートすれば良いの?というお話もよくお聞きしますが、
日本Nutanixサポートさんが公開している以下の資料も参考になります。
参考:AOS アップグレードに関する Q&A
https://www.nutanix.com/ja/viewer/content/dam/nutanix/ja/documents/support/doc-aos-upgrade.pdf
・NCC - check_ntp throws INFO message that pool.ntp servers are configured and differ from the cluster's ntp config
https://portal.nutanix.com/page/documents/kbs/details?targetId=kA0VO0000009Btt0AE
実作業で引っかかりました事例を1つ。
こちらのKBにあるようにCVMとAHVでNTP設定先が異なっているノードがあり、
INFOでNCCより出力されました。
既存Nutanixのバージョンアップ後、新規1ノードを追加する作業でしたが、
新規1ノードだけNTP設定先が誤っている状況でした。
KBの内容通り、
旧バージョンからアップグレードしたAOS 7.3クラスタ(=既存クラスタ)については影響なし。
AOS 7.3をFoundationでイメージングしたクラスタ・ノード(=新規1ノード)で発生。
NCCバージョンアップまたは/etc/ntp.confに直接書き込みすることで回避できます。
・Periodic load balancing disabled in Active-Active bonds
https://portal.nutanix.com/page/documents/kbs/details?targetId=kA0VO000000BkvZ0AS
今最も導入されているバージョンではないでしょうか。
AOS 7.3、7.5でBalance-TCP(LACP)を構成される場合はご注意ください。
こちらのバージョンをご利用でBalance-TCPを使用している場合、
AOSが正常にトラフィックを分散しない可能性があります。
その場合はこちらのKBをご参考の上、コマンドを実行いただく必要があります。
ではでは、次回~その4~でお会いしましょう!