
こんにちは、Infragistics ソリューションコンサルタントの田上です。
App Builder を使ってWebアプリのUIを設計していると、次のような経験はありませんか?
- レイアウトを調整していたら元の画面に戻せなくなった
- チームメンバーの変更によってビューが崩れてしまった
- UIの実験をしたいが、元に戻せる保証がないので怖い
特にUI設計ツールでは、「画面の状態を安全に保存し、必要なときに戻せる仕組み」が重要です。
この課題を解決するため、App Builder に 「バージョン履歴機能」 が搭載され、ビューの状態をバージョンとして保存し、過去の状態へ簡単に復元できるようになりました。
この記事では、App Builder の新機能である バージョン履歴機能の仕組みと活用シナリオ を紹介します。
1. App Builder の「バージョン履歴機能」とは
バージョン履歴機能とは、ビューの状態を履歴として保存し、いつでも過去の状態へ戻せる機能です。
これにより、UIの修正や試行錯誤を安心して行えるようになります。

1-1 ビューの状態をバージョン履歴で保存できる
App Builder では、ビューの状態を バージョン履歴 として保存できます。
保存される情報には次のようなものがあります。
- 保存日時
- 作成者
- ビューの状態
つまり、「この時点のUI」をそのまま履歴として保持できるという仕組みです。

1-2 いつでも過去の状態へ復元可能
保存されたスナップショットは、いつでも復元することができます。
例えば次のような状況でも安心です。
- UIのレイアウト変更で画面が崩れた
- 新しいデザインを試したが元の方が良かった
- チームメンバーの変更内容を元に戻したい
このような場合でも、過去のスナップショットを選択するだけで簡単に復元できます。
2. バージョン履歴が役立つ開発シナリオ
では実際に、どのようなシーンでこの機能が役立つのでしょうか。
バージョン履歴は、特に次のような場面で効果を発揮します。
- UIデザインの試行錯誤を安心して行える
- チーム開発でもビューの状態を安全に管理できる
- 複数のUIパターンを保存して比較できる
UIデザインの試行錯誤が求められるシナリオ
例えばダッシュボード画面を設計している場合、グラフの配置を変更したり、フィルターUIを追加したり、テーブルのレイアウトを調整したりと、さまざまな改善を試すことになります。こうした変更を重ねていると、「やはり元のデザインに戻したい」と感じる場面も少なくありません。バージョン履歴を使えば、その時点のビューを履歴として保存しておき、必要なタイミングで簡単に過去の状態へ戻すことができます。
複数の画面パターンを用意・比較しなければならないシナリオ
さらに、UIデザインの比較検討にも役立ちます。テーブル中心の画面、カードレイアウト、グラフ中心のダッシュボードなど、複数の画面パターンを試す場合でも、それぞれをバージョン履歴として保存しておけば、後から簡単に切り替えて比較できます。
Ctrl+Z(元に戻す・Undo)だけでは対応できないシナリオ
App Builder では保存されたバージョン履歴を一覧で確認でき、任意のバージョンを選択するだけでその状態へ復元できます。これにより、従来の「元に戻す(Undo)」操作だけでは対応できなかった長い変更履歴も、安全に管理できるようになります。
3. まとめ
今回のアップデートにより、App Builder では ビューの状態を履歴として管理できるバージョン履歴機能が利用できるようになりました。
この機能によって、
- UI変更を安心して試せる
- チーム開発でもビュー管理が安全になる
- 過去のデザインへ簡単に戻せる
といったメリットが生まれます。
UI設計では、試行錯誤できる環境があることが非常に重要です。
App Builder のバージョン履歴機能を活用することで、より安心してUI設計や画面改善を進めることができるでしょう。
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