
今から20年ほど前の2005年の冬。 当時アラサーだった私は、スノーボードに狂っていた。
社会人3年目で結婚した妻と一緒にどっぷりとハマり、年間滑走日数は平均で30日超え。 最も滑った年は42日だった。
春〜秋にかけて貯めたお金を、冬の4ヶ月間ですべて放出するようなジャンキーな暮らし方。 この頃はまだパークライディングがメインであり、体力にも、ライディングスキルにも、それなりの自信があった。
毎年1月になるとスノーボード仲間たちといっしょに富良野スキー場に滑りに行くことが通例となっていた。 内陸部に位置する富良野は極上のパウダースノーを味わえることで有名で、ニセコほどは混んでおらず、しかも割安。
「合宿」と呼んでいた4日間はナイターまで使って滑り倒した。 自分のレベルアップを体感でき、シーズンのカラダができあがるツアーでもあった。
この年も1月の3連休に有給を1日足して3泊4日の旅を計画した。
そんな、スノーボーダーとして、第2の青春の真っ只中にいた頃、事故は起こった。
(続く)