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10年ぶりに『アジャイル・サムライ』を読んだ

たぶん10年ぶりくらいに『アジャイル・サムライ』を読み直した

個々のやり方については、現代においてはもっと経験や、実績に応じて積み上げられたプラクティスも有り、変わってきていると思うけど、考え方というか、姿勢、みたいなところは今読んでも通じるし、興味深い内容が多い

一方で、この本の中では、開発の仕事を請け負う組織なり会社がビジネス側と、どのように価値観をすり合わせていくか?というところについては十分に触れられてない

確かに未来は分からないし、変化もすると思うけど、だからと言って「どうせ変わるから成果は保証できません」と言われて投資の意思決定はできるの?という話もあるわけで

果たして本当に、定期的に機能が変わったソフトウェアが届けられたいの?とかね

結局、いかにこの本で取り扱っているスコープに入る前の段階で価値観をすり合わせておくのか、投資に関する意思決定基準、リスクが何か、そのリスクを誰が負うのか?といった環境整備が行われていて初めてこの本に描かれていることの議論に入ることができるのではないか

つまり、この本で書かれている「こういう価値観でやっていくといいと思うよ」に対して、「それが成立しない状況、価値観は何か?」「それはどうやったら変えられるか?」という読み方をしていかないと、「あーできないよーこんなことーアジャイルはムリー」で終わってしまうけど、アジャイル導入以前から、どんなプロジェクトでも「上手く行かなさそうなリスク」に対して色々な工夫が行われ、結果的にその課題をクリアしようとする行為は大なり小なり行われてきた訳で

問題となりそうなところへどのような工夫で事前に回避するプロセスとするか、これを愚直にやるだけじゃないかなーと

で、それはアジャイルとかウォーターフォールとかも関係無いよねーとか、思ったけど、それじゃあ何も言ってないのに等しいなーとかぐるぐる回り始めた

おわり




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