目次
- 目次
- はじめに
- 2019:Processingとの出会い
- 2020:Processingと研究の繋がり
- 2021:Processingからp5.jsへ・NFTの試み
- 2022:dailycodingと研究
- 2023:ジェネラティブアーティストとして活躍
- さいごに
はじめに

こんにちは、M2のアンです。前回のゼミで、先生からM2の3人に最後の一篇のブログを頼まれました。そのときから、ずっとブログの内容に悩みました。でも、それをきっかけとして2019年4月から今までの日本での生活をもう一回脳の中で廻しました。その5年間、日本で色々勉強させていただきました。自分としては充実と激変の5年でした。では、今回のすぎもと組での最後のブログは僕とジェネラティブアートの5年間について少し詳しく話します。
2019:Processingとの出会い
2019年3月に上海での仕事をやめて、4月に来日しました。未来の進路を考えたとき、知り合いからProcessing、TouchDesigner、vvvvなどを初めて知りました。大学時代(2009〜2013)に学校の講義でC言語を勉強したことがあります。そのため、自信を持ってProcessingの勉強を始めました。

そのとき、日本語学校に通って日本語の勉強もともにしてました。日本語とProcessingを一緒に勉強できたらお得だと思って、日本語版のProcessingについての書籍を探しました。秋葉原の書泉ブックタワーで「Processing:ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門」を見つけました。税込7,700円の価格にびっくりしました。日本の書籍は高いというイメージも残っています。
しかし、2019年は、Processingに興味があり、ときどき勉強したり練習したりするだけでした。
2020:Processingと研究の繋がり
2020年の10月から研究生として、東京都立大学の杉本先生のもとで研究活動を始めました。先生と相談したうえ、Processingを使って幾何学図形についての研究と制作を開始しました。そのとき、円についての研究と作品制作するため、真剣にProcessingを使って作品制作に試行錯誤しました。未熟な作品の「円と声」「集団の声」「さまざまな声」「少数者の声」などを制作しました。ちなみに、プロフィールアイコンとして使っている画像はその期間で制作した「集団の声」のアウトプットの1つです。

2021:Processingからp5.jsへ・NFTの試み
2021年の2月から、p5.jsの勉強を始めました。

いろいろな学習資料を探すとき、書籍の「Generative Design with p5.js」とサイトのOpenProcessingを発見しました。takawoやChe-Yu WuなどのOpenProcessingで活躍しているアーティストたちを知りました。そのあと、毎日OpenProcessingで皆様が公開している作品のソースコードを見て分析しながらp5.jsを勉強することがルーティンになりました。少し時間が経って、2021年10月19日に作品の「Shape of CONNECT 001」と「Shape of CONNECT 002」をOpenProcessingに投稿しました。

そのあとの11月23日にOpenProcessingからのメールが届きました。メールの内容はOpenProcessingが運営しているジェネラティブアートNFTプラットフォームのCrayonCodesに出品の誘いでした。恐ろしくなりながら「興味があります。詳しく教えて頂いてもよろしいでしょうか」と返事しました。そして、12月に私の最初のNFT作品の「MEMOs」がリリースされました。

そのとき、reona396、Che-Yu Wu、Vamoss & Anastácio、Ricard Dalmau、takawo、Senbaku、Okazz、Aleksandra Jovanić、Clay Heaton、Jerome Herr、Sayo、kusakariと一緒に出品されてすごく光栄です。
2022:dailycodingと研究
takawoさんのdailycoding活動に影響を受けて、Genuary2022をきっかけとして、真面目にdailycodingを始めました。2022年4月から、東京都立大学大学院に進学して院生としての研究活動も開始しました。そのため、学校に集中して、学外の活動にあまり参加していませんでした。学外の活動は主に2つありました。1つは、Neurographyのメンバーとして100BANCHに選出されたプロジェクトの「脳波からリアルタイムNFTアートを生成。 唯一無二のものとして主観を永続させる。」に参加しました。もう1つは、中国の小紅書(RED)のデジタルアートを販売するプラットフォームの「R-SPACE」にシリーズ作品の「Sands」「印象の城」と「Urban ME」を出品しました。
2023:ジェネラティブアーティストとして活躍
2023年は自分にとって激変の一年でした。ジェネラティブアーティストとしてたくさんの学外の活動に参加させていただきました。
- 2023.01 NFTプロジェクトの「TRANSACTIONS x SAMUEL YAN」に参加
- 2023.06 展示会Proof of X : Blockchain As A New Medium For Artに参加、作品「初夏の旅路」が展示(関連ブログ:初夏の記憶と『初夏の旅路』)
- 2023.06 展示会「メタバース:デジタルアートの可能性」に参加、作品「騒音惑星 Noise Planet」が展示
- 2023.06 PCD Tokyo 2023に参加、作品「騒音惑星 Noise Planet」が展示
- 2023.07 シリーズ作品「流沙 Sands」の3点をMedia Art Galleryに出品
- 2023.08 CCBTの未来提案型キャンプのVol.2に参加
- 2023.09 展示会「the Sound of Silence」に参加、作品「騒音惑星 Noise Planet」が展示
- 2023.10 展示会「Concerto in Residence」に参加、作品「locomotion:」が展示
- 2023.12 展示会「Ties繋」に参加、作品「unTie」が展示
その1年間、さまざまなワークショップや展示会などに参加して、いろんなアーティスト、コレクター、鑑賞者、主催や運営の方たちと出会って良かったと思います。みんなにお世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。
さいごに
5年間の生活と変化を一気に振り返って見ると感慨深いです。そのなかで、一番印象に残って私に影響を与えているのは指導教員の杉本先生の2つの言葉です。それは「発信する力」と「ゼロから始める勇気」です。その2つの言葉を信じて、dailycodingを行っています。そしてこれからも、新しいものに好奇心を持って、失敗しても試行錯誤し続けてゆくと思います。
