こんにちは! お久しぶりです。プロダクトマネージャーの @gorugo0516 です。
インゲージに入社して、早いもので1年半が経ちました。 とはいえ、PMとしてはまだまだ毎日が修行の連続です。
そんな中で、私が担当してきた機能をこのたびリリースしました。 今回はその新機能について、ご紹介したいと思います。
少し技術ブログとしては異色な内容かもしれませんが、 「なぜこの機能を作ったのか」「どんな課題を解こうとしているのか」という視点で書いています。 よろしければ、お付き合いください。
新機能の紹介
2026年2月5日、Re:lationに 「個人受信箱」 という新機能をリリースしました。
Re:lationはこれまで、"共有アドレス宛のメールを起点に、チームで状況を把握し、業務をブラックボックス化させない"ことを大切にしてきました。
一方で、実際の業務を見ていくと、個人アドレスに届くメール については、まだ改善の余地がある状態でした。
業務メールで起きがちな、個人メールの課題
特に、取引先とのやり取りをメールで行っている企業では、こんな状況がよく見られます。
取引先が、担当者の個人アドレスに直接連絡してくる
見積・依頼・調整が、個人の受信箱の中で進む
担当者が不在になると、やり取りの経緯が追えない
転送やCCで共有しようとしても、運用が定着しない
また、どんな企業でも業務ツールが増えがちな中で、
Re:lationを導入して共有アドレスの運用はできているものの、個人メールは別のメーラーで管理しているというケースも少なくありません。
その結果、ツールを使い分ける必要があり、業務の流れが分断されてしまう。この“現場の現実”が、業務の詰まりにつながっていました。
個人受信箱は、使い方を一つに決めない機能です
個人受信箱は、特定の運用だけを前提にした機能ではありません。
企業やチームによって、
個人アドレスに対する課題はさまざま
共有アドレスはRe:lation、個人メールは別メーラーで管理している
共有アドレスだけでは、やり取りを拾いきれない
個人メールと共有メールの境界を、もう少し柔軟に扱いたい
こうした状況を前提に、個人受信箱は設計されています。
本機能の提供により、共有アドレス宛のメールだけでなく、個人メールアドレス宛に届くメールも、Re:lation上で一元管理できる
そのうえで、チームの考え方や業務特性に応じて、最適な使い方を選ぶことができます。
個人宛に届くメールを前提にしながら、チームで共有される状態を“自然に”作る。
これは個人受信箱が提供する価値のひとつであり、特に 「個人アドレスから共有アドレスへの運用」に課題を感じている企業 には、実感しやすいポイントだと思います。
共有を前提にするか、安全に始めるか
個人受信箱では、最初にモードを選択します。
基本は移動する
個人宛に届いたメールを、自動で受信箱に移動します。共有を前提に業務を回したいチーム向けの設定です。
基本は移動しない(デフォルト)
まずは個人受信箱に留め、内容を確認したうえで共有するかを判断できます。段階的に運用を変えていきたい場合に向いています。
どちらかが正解というわけではなく、自社のリスク許容や業務フローに合わせて選べる形になっています。
個人メールが起点でも、業務はチームで進められるように
これまでRe:lationは、共有アドレスを起点にした業務で価値を届けてきました。
個人受信箱は、その価値を 個人アドレスに届くメールの領域まで広げるための機能 です。
運用でカバーしていた部分を、プロダクトとして支える。そんな位置づけのアップデートになります。
まとめ
個人受信箱は、派手な機能ではありません。ですが、業務をブラックボックス化させないための、重要な一歩 だと考えています。
個人メールも含めて一元管理したい
共有の負担を減らしながら、チームで状況を把握したい
業務メールの引き継ぎや確認をスムーズにしたい
そんな課題を感じている方は、ぜひ個人受信箱を前提に、自社の運用を見直してみてください。