茶摘みをして緑茶を作ってみよう
夏も近づく八十二銀行。
いや八十八夜でしたね。立春から数えて88日目を「八十八夜」といい、2021年は5月1日だったそうです。
ということで、四月末に川越のぼんどさん宅に育ちすぎたタケノコ掘りついでに、垣根として植えられているチャノキ(茶の木)の新芽を摘ませてもらいました。
この辺りはお茶農家でなくても、手間があまりかからないチャノキを、土地の境界線などに垣根としてよく植えるそうです。それをお茶として利用する家もあれば、まったく利用しない家もあるとか。



「一芯二葉」で摘んでいきます。
手で簡単に採れますね。

これは一芯三葉でもいいか。

どこまで摘むか迷いますね。

夢中になれるけれど、袋に全然たまらない。
茶摘みって大変だわ。


ビニール袋半分くらいで終了。
ありがとうございました!


もうちょっと摘もうかな。

ということで帰宅。本当は摘んですぐやるのがベストだけど、諸事情で洗ってから冷蔵庫で一日寝かせてしまいました。
緑茶を作る
とりあえず緑茶を作ってみます。作り方が正しいかは知りません。
最初に一分ほど蒸して発酵を止めました。




火が通ってフニャっとしたら、グイグイと手揉みしてみましょう。


これをよく洗った中華鍋で、弱火で水分を飛ばす感じで煎じます。
だから煎茶になるのかな。

煎じている葉っぱがお風呂くらいの温度になったら取り出して、またグイグイと揉みます。っていうのを延々繰り返します。


だんだんと萎れてきます。


揉む力を強くして、掌ですり合わせるようにして、茶葉を傷つけていきます。
小麦粉の生地からグルテンを生み出す水回しと似たような動きでいいでしょうか。
すりすり。たのしいな。


たのしいんだけど、おわらない。
楽をしようとちょっと火力を強くしたら、すぐに焦げてパラパラの部分ができてしまった。あー。


そんなこんなで一時間半の格闘の結果、緑茶だか煎茶だかが完成。
あー疲れた。


早速お湯を入れて、お茶にしてみます。
茶葉がフワッと戻って、元の状態にもどった。フリーズドライだ。
色は薄いけれど、まあいいか。

浮いているとホコリみたいなのは茶葉の産毛。たぶん。
飲んでみると、茶葉の匂いを味にしたような液体。すごく甘みを感じる。そして優しい苦味。
青臭いんだけど、すごくうまい。体に良さそうだ。春だねえ。

一晩水と合わせて冷蔵庫で水出しにしたのはもっと甘かった。
自分で作った緑茶、意外と最高。
茶柱が立った。



茶の新芽は、天婦羅にしても美味しかったです。

お茶作り、楽しいな。
また茶摘みにいってきた
ということで、数日後の五月頭に埼玉県入間市の「宮寺ふくろうの丘公園」で、狭山丘陵のチャノキを摘ませてもらいました。前にわらび餅用の根っこを掘らせてもらったとこです。


このあたりは茶畑がいっぱい。


摘ませてもらうのは公園の垣根部分。

はりきって摘みましょう。
一度作って成功しているので、摘むのにも気合が入るよね。




贅沢な摘み方だ。



ハナムグリがたくさんいました。


チャノキは毛虫もつくので、全力で気をつけましょう。

チャノキの実。

そこからでた野生のチャノキ。


生の茶葉でお茶を飲む
この日はお茶に詳しい方が参加されていて、生の茶葉でもお茶になるよということで、作っていただきました。これぞ生茶。ちがうな。


摘んだ新芽に熱湯を注いで、しばらく待ちます。

飲ませていただいたところ、お茶とは違うけれど、フレッシュでおいしい。甘さが優しい。

持参した前回のお茶を入れていただく。

いい天気でした。
飲む習慣がなかったけど、お茶うまい。



紅茶を作ってみる
帰宅。今度は紅茶を作ってみます
洗ってから室内で新聞紙に広げて、半乾燥くらいになるのを待つ。

うっかり二日放置してしまい、干しすぎた。

大丈夫かな。

とりあえずやってみます。

紅茶は半乾きの茶葉を揉みまくって汁を出し、それを発酵させてつくるそうです。
ということで揉みまくります。



掌でぐりぐりと擦って汁を出しましょう。

30分がんばって茶葉から水分が出てこなくなったので、これを発酵させます。いろんな方法があるみたいですが、ビニール袋に入れて一晩常温で放置。
ヨーグルトメーカーとかを使って、もうちょっと温度をあげてもよかったかも。

というわけで翌日の朝、匂いを嗅いでみると、なんとなく紅茶っぽい。
明らかに緑茶とは違う雰囲気。おおお。

このままだと発酵が進んでしまうので(もう少し進ませていい気もするが)、乾煎りして発酵をストップ&乾燥。

またちょっと焦がしたか。

ということで、まあとにかく出来上がり。
しっかり紅茶っぽい香りがする。香りはすごく紅茶。
色は市販品の紅茶と緑茶の間くらいかな。
左が前回自作した緑茶で、右が今回自作した紅茶。
ほら、ちがう。

飲んでみましょう。
色はあまりでなかったけれど、緑茶にはない深味があり、ちょっと方向の違う甘みがある。これは……ほぼ紅茶だ!
紅茶風緑茶なのか、緑茶風紅茶なのか。緑茶の爽やかさを隠し持つ紅茶ということで。

苦くない烏龍茶かもしれないが。

今回作ったのが正しいのかわからないけれど、とりあえずお茶が自作できることがわかったので、来年はもうちょっといろいろやってみようと思います。

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