西川口で本格中華をいただく会
こんにちは。某マダラさん先輩に呼ばれて、西川口にやってきました。
西川口、なにやら甘い響きがしますが、最近は本格中華料理店が増えたそうですよ。本格というか郷土料理かな。

ということで、アイスリボンの蕨道場でプロレスを観て以来の西川口ですが、本日のお店は「滕記鉄鍋炖(とうきてつなべとん)」という中華のお店。
あの有名な「滕記熟食坊」の2号店だそうです。行ったことないですが。

これが滕記鉄鍋炖だ!
ドン・キホーテで買い物をしていたら、レジが混んでいて遅刻しました。すみません。
「心を込めて営業中」の店内へ。地下なんですね。知らないと絶対に入らない系の店だ。

まさかのコーラ押し。

なんだか「千と千尋の神隠し」の世界に入り込んだ感あり。なんだこの壁の文字は。

ドラゴンコーラってなんだろう。
そしてドラゴンジンジャーエールとは。

そんな地下迷宮の奥にようやく入り口が。
新大久保にあるネパールとかの店も入りづらいですが、西川口の中華もなかなかの外国です。

店内はびっくりするほど広く、働いている方もお客さんも、ほぼほぼ中国系の方っぽかったです。


鉄鍋料理の店らしいよ
本日のメンバーは13人。この店は量が多いので、人数が多い方がいいんだそうです。
私がきたときはほぼ揃っていて、注文も終わったところでした。
とりあえずドリンク。

普通の居酒屋価格です。

紹興酒や白酒も揃ってますね。

でもホッピーなんですが。

この使い方がわからないお皿のセットが、異国情緒。

ザルかと思ったら、ザル模様の皿だった。

この店のリピーターである幹事さんが中心になって、いい感じに注文していただいたようですが、せっかくなのでメニューを眺めます。

なるほど、なるほど。

あ、読めないですよね。
こちらからどうぞ。
中国の東北地方に伝わる鉄鍋料理を出すお店だそうです。家で食べると書かれているので、家庭料理なのかな。なかなか味わいのある文章だ。
中国の東北ってどのへんですかね。ロシアとかモンゴルのあたりかな。

で、この鉄鍋料理がいっぱい種類あるんですよ。両国のちゃんこ屋以上に。
トウモロコシがゴロゴロ入った「東北農家鍋」っていうのがスタンダードっぽいです。
「豚のいろいろな部位の鍋」っていうのも気になりますね。写真だとまるで生チョコの「豚血のソーセージ」って。
今回はこの二つを頼んだそうです。さすが。

他にも、干し野菜や活鯉(生きたコイ?)や牛や羊など、いろいろあるみたいです。


具の追加オーダーもできるみたい。
もちろん鍋以外の料理も充実していて、こりゃ確かに大人数じゃないと戦えないなという店ですね。この店の一品料理、何を頼んでもサイゼリアのダブルサイズよりも多いぞ。



で、最初に来たのがなんだこれ。

寒天で固めたものかとおもったら、豚の皮の煮凝りでした。さすが。
料理というか、ラーメンスープの材料みたいな感じですごい。純粋にゼラチン質。これぞ豚の皮のゼリー。コラーゲン不足の方は是非。
トウモロコシの饅頭と食べる、どこか懐かしい東北農家鍋
そんなこんなで鉄鍋です。
焼き肉屋のテーブルみたいに、楽器のスティールパンみたいな鉄鍋が仕込まれています。

鍋に火が入れられました。

ピンボケしてますが、店員さんがまず調味料を投入。

そして野菜がドーン。

スープをジョボー。

スペアリブなどと一緒に煮込まれます。なんかすごい。

トウモロコシの饅頭をバーン!
煮込んでいる間に、豚のどこかの部位がきました。よくわからないけど、アイスバイン的な感じでうまい。

いろんな部位の盛り合わせ。

パクチー入りのさっぱりしたやつ。

はい、別府温泉のように景気よく湯気が立ってきました。

店員さんがやってきて、地獄の釜の蓋が開く。
うおー。

そして本日のクライマックス、トウモロコシの生地を、鍋にビターン!
たのしそう!やりたい!


すごいですね、鍋を煮込みつつ、パン的なものを焼くという合理性。

蓋をして蒸し焼きにしていきます。
この鍋付きのテーブル、欲しいなー。
もちろん自分の家じゃなく、誰か友人の家に。

そして餃子的なもの。

干し豆腐なのかな。

はい、鍋ができました!

メロンパンっぽさあるね。

そしてチャーハンが登場!
ミックスベジタブルに加工肉の間違いない味!

トウモロコシの饅頭が良い焼き上がり。

食べてみると、トウモロコシの味わいがほんのりと甘く、フワフワではなく、ざらつきのある感じが面白い。ほんのりとしか甘くないのが食事として良いね。日本で食べたことのないタイプの饅頭だ。

これに鍋の汁を吸わせて、野菜と一緒に食べるとうまい。
なんというか、田舎に行って現地の人と仲良くならないと味わえないはずの、本気のおふくろの味。日本でいえば、山梨のすいとんとか、群馬のおっきりこみ。いや、日常というか冠婚葬祭用なのかな。
かぼちゃを煮たやつ、久しぶりに食べた気がする。
八角の香りがしなければ、日本の料理の田舎料理といわれても、はいそうですよねと思う味かも。

歯にニチャっとつく、甘さ控えめのトウモロコシがうまい。
白い見た目が歯っぽいけど。

これが煮詰まっていき、出来立てなのに二日目の味という貫禄。

豚のいろいろな部位の鍋は豚骨スープだ
こちらはもう一つのテーブルに来た、豚のいろいろな部位の鍋。
ゴロゴロと入った豚骨やホルモンからしっかりと豚スープが出ていて、最初はライト豚骨スープだけど、食べ終わるころには特濃豚骨スープに成長。もちろんあく抜きとかしていないよ。お好きな人にはたまらない系。
たっぷりと入った、酸味のちょっとある発酵した白菜漬けが味の決め手か。


これだけ濃厚なスープなら、麺を入れたらさぞや美味しいだろうと思ったら、すでに注文済みでした。
ほうとうみたいな極太手打ち麺。

もしかしたらトウモロコシの粉で打ってあるのかも。デュラムセモリナっぽさがある。

スープは足してくれました。

うおー、濃厚な豚骨うどん!

こっちの東北農家鍋にも麺をいただきました。


うおー、すごく舌になじむ!

お腹いっぱいになりつつもメニューを観たら、カイコの蛹もありました。


昆布が美味しそう。

豚の骨髄は西川口のタピオカミルクティー
さてだいたい食べつくしたところで、リピーターである幹事の方が、「この鍋に入っている豚の拳骨、ストローで吸えるんだよ!すみません、ストローください!」と言い出しました。

いやいやいやいやいや、いやいや。
それは嘘でしょうと思ったら、店員さんが本当にストローを持ってきた。
それを南国のリゾートホテルでウェルカムドリンクで出てきたヤシの実かのように、骨髄に刺す。まじか。

それ、飲むところあるのか。

はじめ人間ギャートルズにこういうドリンクが出てきそうだ。
「ズズ……ズズー、ね!」
と骨の髄まで味わう幹事さん。
これたぶん中国の人、やってないんじゃないかな。店員さんが、ちょっと戸惑っていたような。最初にストローじゃなくて持ち帰り用のビニール袋を持ってきていたし。

私も吸わせてもらったが、なんかすごいね。
生暖かくてネトっとした豚の骨髄が、ストローを通じて喉にジュボジュボと飛び込んでくる感じ、みんなも想像してね。
これぞ西川口のタピオカミルクティー、いやどうだろう。街歩きしながら飲みたいね。カラスに襲われそうだけど。
うーん、鍋の火を消してからちょっと時間が経って冷めていたけど、もっと暖かくて、なにかのたれをかけてから吸うとうまいかも。とりあえず面白味はあるよ!

でも、あっしにはコーラがお似合いでござんす。

ちなみに例のドラゴンコーラは、向こうのテーブルの人が注文したけど、店員さんはその存在を知らなかったようだ。ははは。よくあるよね。
情報量が多くて楽しかったです
ということで、ごちそうさまでした。
ものすごくたくさん食べて、一人あたり3500円だったので、かなり安いと思います。経験として面白いんじゃないかな。
これはトイレに飾られていた絵。かっこいい。

次はコイの鍋を挑戦したいような。でも後悔するかな。
ちょっと不安なので、今日みたいに大人数で2つ鍋を頼めるときだな。そんな日はくるのだろうか。

帰るころには看板のネオンが光っていた。

色が変わるよ。

ごちそうさまでした。
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