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オンプレ-クラウド間もしくはクラウド間の接続を設計、設定できる人を育成する必要がある

タイトルのまんまですが、 オンプレ-クラウド間もしくはクラウド間の接続を設計、設定できる人が少ないように感じます。エンタープライズ領域でクラウドを使うとなると結局オンプレやネットワークの広範な知識が必要になります。自分でできる物量は限られているので育成する必要があると思うことが増えてきました。

先日、Tech Challenge Party 2026というものに参加して、下記の講演を聞いていました。

f2ff.jp

エンタープライズ領域でクラウドを使うとなると、オンプレの機器も大体登場するので、クラウドだけ知っているというのでは知識や技術が足りないことになります。クラウドはすぐに環境作成できるので知識や技術を得られるのですが、クラウド物理層物理層に近いレイヤーについてはいい感じに隠蔽されています。クラウドでのネットワーク設計構築ができるからと言って、オンプレのネットワーク設計構築は出来ると言えません。物理層物理層に近いレイヤーの知識や技術と、機器の調達や設置についてこれらの経験が足りていません。具体的にはMTUサイズや、BGPのパス属性等、物理的なLANケーブルや光ファイバーのケーブルの規格やSFPモジュールの相性問題やラックの電源容量など、オンプレのネットワークをやっていないと直面しない(しにくい)壁がたくさんあると思います。

上記を踏まえると、逸般の誤家庭と称しておうちのネットワークを業務用機器で構成するといった営み、つまり家庭内ラボ環境を持つことが非常に魅力的であることがわかります。諸先輩方はこのようにして技術習得に励んでおられたのだなと理解したタイミングがありました。

補足ですが、"逸般の誤家庭" というのは、"中古のルーターやスイッチを自宅にラックマウントするような、ネットワーク愛好家" のことを指します

我々ITエンジニアはもともとおうちのネットワークを支える責任があると思います。おうちのネットワークは自分が1番のユーザーです。金銭的な制限の中、どのような機器構成にして、限られたスペースに収まるのか、ライフサイクルはどれくらいとするのか、など考えることはたくさんありますね。楽しいですね。これらの活動を楽しいと思えるかどうかが非常に重要なファクターだと私は考えます。楽しいと思えるなら、知的好奇心に従って様々な課題を発見して解決に向かえますし、コミュニティとの接点も生まれてくるなど副次的な効果も狙えると思われます。

なぜ逸般の誤家庭の話題出したかというと、仕事で使う業務用のNW機器に普段から慣れ親しんでおくことで、Config投入やNW設計についての素振りができます。仕事(本番)は失敗しにくいと思いますが、おうちではたくさん試行錯誤できます。早期にたくさん失敗するのが大事だと思っています。チームや会社内でこうした素振りができる環境を整えていこうとしているところです。

補足ですが、素振りというのは"本番環境や実際の案件とは別に、個人の学習やスキル向上のためにコードを書いたり、ツールを試したりする自主練習のこと"を指します。

言われたことが爆速で出てくるっていうのが一番いいのかなと思ってます。これをやりたいって言ったら、できますよってさらっと言えるぐらい素振りがすべて整っている状態。

Ruby関係の記事ですが、これに書いてある内容が個人的には良いと思っているので紹介します。

product.st.inc

さて本題に戻ります。おうちのネットワークとして業務用のNW機器を使うと、クラウドと拠点間VPN構築したり、BGPで経路交換といったことにチャレンジできます。個人でDirect ConnectやExpress Routeを構築するのは費用的に難しいので、VPNで代替してBGPにトライしようということです。このようにオンプレ-クラウド間の接続はおうちでも試すことができるわけです。こうした取り組みというか素振りが育成の一歩になるのかなと思ったのでした。




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