
毎月恒例「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナー、今回は2026年2月編です。他の年の2月の振り返りも末尾に掲載しているので、お時間のある方はどうぞ!
今月のベストワン
2026年のBluesky予測
- インターネットサーフィン! インターネットサーフィンじゃないか!! 青空くんがブログですごくまともなことを書かれている……!
- この後の見出しで「Blueskyで過ごす時間は減る(そして、ここで見つけた面白い活動をする時間が増える)」と運営自ら書いているのもおもしろい。
社会・時事
37年前の攻殻機動隊に現実は追いついた? 士郎正宗氏明かすAI論
- 士郎正宗先生のインタビュー記事、興味深い論点がいっぱいあるんだけど、「人間とAIが共生する未来」について、「悲観的に備えて楽観的に対処するのが良い」と話されているのが印象に残った。AIの話をしようとすると、結局は「人間」の倫理や善性をどう捉えるか、という部分に行き着くのかなーと。
- ということは、倫理とか、哲学とか、社会科学とか、あとはいわゆるリベラルアーツの分野とか、そのあたりの学問の必要性は今後さらに増していくんだろうな……。
ファミマ、広告関連の売上400億円へ 細見社長「コンビニはメディアに進化」
- 「ファミマ店頭のサイネージを使った広告」だが、出稿企業の7割が、店頭で商品を扱っていない企業。「広告」全般に対する悪印象が行くところまで行ってしまった今、「日常生活上の自然な認知メディア」としてのコンビニに可能性がある、というのは納得感が強いかも🧐
著作権について知っておきたい大切なこと
- 話題になっている、文化庁の「著作権」のページ。立場や状況をケースバイケースで考えるとややこしいことになりがちな「権利」の話を、要点を抑えつつ簡潔明瞭にまとめたページとして、めちゃくちゃ有用なのでは……!?
- 実際に何か問題が起こった際に、SNSではどうしても感情論になりがちだったけれど、この話を下地として「じゃあこの場合はどう考えればいいの?」と、個別に整理していければベストなのかなと🤔
ブルーレイ・レコーダーはなぜ終売するのか。ディスクメディアの30年に見る必然
- 「録画」という行為自体が、もう随分前からほぼ日本特有の文化になっていた、という話がおもしろいなー。
生活・学び
稲田俊輔×吉田 類 稲田俊輔『東西の味』 「異世界に来た!」東京の味にカルチャーショックを受けました
- 冒頭から謎の“研究成果”の開示が始まって面食らっていたら、煮込みやうどんの話へと展開していっておもしろかった。面食らっていたら、麺食らっていた。「究極の味は国を越えて似てくる」の話もおもろいなー。
川崎に存在する「巨大な渦巻き状の道路」の謎を解明した
- 「記録」ってすっげーーー!!!と感動を覚えるほどの力作だった。すごい。
- 現在のGoogleマップから始まり、軍が撮影した1930〜40年頃の空中写真、1906年の古地図、1880年代の迅速測図と、「そこまで遡れるんだ!?」と驚いていたら、同じような疑問や好奇心から、この周辺を調査・記録しているWebサイトやブログが次々に出てきたのもびっくり。
母が亡くなったので母の作品展を開催することにしました
- なんてすてきなお話なんだ……と思ったら、読者さんからの投稿記事なんだ!? 写真も招待状も“ガチ”で、文章も軽快な楽しい読み物だった。いいないいな〜〜〜!!
中東の炊き込みごはん、マックルーベ
- んみゃそ〜〜〜!! こういう異国メシ、そうそう食べる機会がないから、記事で読むだけでもめちゃくちゃ楽しいな……。でもせっかくなら実際に食べてみたーーーい!!
ウズベキスタンではガチで『て』を着てる人・被ってる人がいるからまじでおもろい「どこ見渡しても“て”だらけでゲシュタルト崩壊してきてる」
- ウズベキスタンの「て」が想像以上に「て」で、しかもいろいろな「て」があって楽しい。
- でも「て」じゃないんかおまえーッ!
考え方
「パフェ行きません?」飲み会なし時代に“仲良くなる”最適解
- 仕事仲間と「仲良くなる」ための方法と、「場作り」のお話。めちゃくちゃおもしろかった!自分がパフェでテンションの上がる成人男性なので、これは実際嬉しい🍰
- 仕事ではないけれど、VRChatやclusterでおもろいイベントや企画が生まれやすいのも、このあたりのお話が関係してそうだよね。「静かに話せる場所」と「特別感のある場所」の両方がいくらでもあり、顔を合わせて共通体験を作れる。
ChatGPTに「生成AIが広まったけど、結局 言語化能力がある人が得してるだけじゃない?」と問いかけてみた
- チャッピーくんは本当に人間が求めている反応をくれるよねえ……。
- でも他のユーザーにも同じ顔して気持ちのいい言葉を投げかけてるんでしょ!! わたし知ってるんだからね!!!
- 対話型AIが「言語で世界を切り取れる人の思考を増幅する装置」だという話はそのとおりだと思う一方で、もう結構前から「言語化が苦手な人の質問にも“察して”答えてくれる」段階には到達している印象。なので、言語化能力の有無によって急速に格差が広がることはないんじゃないかなー。
- どちらかと言えば、よく言われる「問いを立てる力」のほうが重要だし、「差」が生まれるとしたらそこだと思ってる。言語化される以前の、疑問や問題を自ら発見する力。
漫画家・香山哲さんが語る、作品を「計画」する技術。良い作品をどう生み出し、どう育てるか
- これこれこれ〜〜〜!!熟考したアイデアを手放せなくなってしまっている人、自分含め周りにいっぱいいるんじゃないかしら!!!
ヒコロヒー「直感的社会論」:どういうわけか、私はその店を買った
- 人情の話かと思ったら、「未来ってなんやねん」とどつきながら、出会ってきた人たちに思いを馳せる話だった。正直、めっちゃ好き。
インターネット
【対談】tofubeats × lilbesh ramko | 暮らし VS. インターネット
- 自分の知ってる/知らない、「いにしえのインターネット」の話だ……!
- そうそう、「記録って全部おもしろい」んすよ……! 他人と自分の記録をすり合わせて、そのズレから「自分」を確認する。
AIがコメントしてくれる擬似ライブ配信をすると作業が楽しくなる
- 僕がVTuberデビューする時は、こうやって練習してからにしよう……。
- AIコメントによる疑似ライブ配信、アプリ側で実装されてもおかしくなさそう。デビュー前のシミュレーションとしては現在のAIの精度でも十分に実用の範疇にありそうだし、ライバーオーディションの適正テストにも使えるのでは……?(荒らしへの対応や炎上リスクのある発言の有無を確認できる)
動画の説明は長くて苦手だが30秒で読める文章量に数分かかってしまう人が多いらしい
- 「文章ならすぐに情報を得られるのに、なぜ時間をかけて動画を見るのか」の話。テキストベースでの情報処理の向き不向きがあるのはもちろんだけど、あとは以前しばしば言われていた「能動 or 受動」の違いもありそう🤔
- 文章は能動的に「読む」必要があるが、動画は受け身でも情報が入ってくる。「なんとなく見ているだけでも最低限の情報は得られる」というメディア特性は、情報の受け手にとってハードルが低い。一方、テキストはまず最初に「読む」という能動性が不可欠だから、結構ハードルが高いのかなと。
VTuberの「卒業」ファンはどう受け止めている? 872人の回答から見えた業界の課題
- 読みながら、これまで見送ってきた人や、今もその人のことを呟いているファンの存在を思い出して、あれこれ思いを馳せてしまった。
- いずれ終わる時が来るととしても、VTuberとリスナーのどちらもが辛く苦しい気持ちになってしまうような、そんな別れにはしたくないよね……。
エンタメ
ルドルフとイッパイアッテナ - 斉藤洋/三枝えま/杉浦範茂 / 第1話 思いもよらぬ旅のはじまり
- わーーー!! 子供の頃好きでめっちゃ読んでた!!! 児童書の表紙絵のイメージが強いから、お目々きゅるきゅるなルドルフと、ふてぶてしいもっちりイッパイアッテナが新鮮でいいな……(きゃわ)
ニーハオ、おいしい東京日和。 【5.高田馬場とマーラータン】
- 「四川出身の作者さんが、高田馬場で初めて麻辣湯を食べる」という構図もおもしろいけれど、出会った人とのやり取りにふれて、あったかい気持ちになれるのがこの作品の良さだなあと再確認。
【ぽこポケ】『ぽこ あ ポケモン』開発インタビュー。大森滋氏が『ポケットモンスター』開発時に“マップに草むらを置いた”経験から生まれた!
- 設定資料のポケモンたちがみーんなかわいいし、テキストもりもりなのも嬉しいし、マルチプレイが想像していた以上におもしろそう!! 「みんなでVRChatのワールドを作る」ようなイメージかしら……。
『鋼の錬金術師』の2003年版アニメについて
- 子供の頃、毎週見るのを楽しみにしていたことを思い出す、素敵な読み物だった……!
- ガイドブック?も揃えるくらいハマってたし、子供心にホムンクルスの設定が刺さった思い出。原作とは違う展開もアツかったし、シャンバラは今も大好きなアニメ映画の1本に数えられるくらい。また見返したいなー。
- 2003年のアニメ版ハガレン。今振り返ってみると、「子供だった自分が初めてリアタイで見て、ガイドブックや関連書籍まで追いかけるほどハマった漫画原作のアニメ」でもあったかもしれない。
他の年の「2月」を振り返る
- 2025年:生成AIと意識、オシラサマ、凄いやつになる方法
- 2024年:ヒトナー、AIは「魂」を宿すのか、仕事の辞め方
- 2023年:拡散するChatGPT、国語の文章題と編集者、戦わない戦争ゲーム
- 2022年:日記駆動仕事術、映画泥棒のモデルデビュー、宗教離れと自己啓発
- 2021年:孤独なオタクの“創造”力、録画飲み会、SQ4R読書術
- 2020年:ふなっしーインタビュー、日韓の映画ポスター比較、音声合成技術の展望
- 2019年:バイトテロ問題、SNSとの付き合い方、30代後半からの処世術
- 2018年:平成生まれの結婚観、“おいしい”の定義、モルゲッソヨ
- 2017年:マリカー問題、読モ化するライター、10億円もらえたら
- 2016年:ネットコンテンツの在り方、閉鎖的な関係性の脅威
- 2015年:ブルーボトルコーヒー流行、リアル車将棋
- 2014年:議論の精度、ネタバレの是非、ふなっしーメンテ