ジェネラティブエージェンツの大嶋です。
「AIエージェントキャッチアップ #19 - Agent Inbox (LangChain)」という勉強会を開催しました。
generative-agents.connpass.com
アーカイブ動画はこちらです。
Agent Inbox
今回は、LangChainが公開した「Agent Inbox」について、公式ドキュメントを読んだり動かしたりしてみました。
Agent InboxのGitHubリポジトリはこちらです。
今回のポイント
Agent Inboxの概要
Agent Inboxは、LangChainが「Ambient Agents」として紹介するエージェントのUXを担うOSSです。
Agent Inboxでは、エージェントが動作しているスレッドのうち、Human-in-the-LoopのためにInterruptされているものを一覧化し、人間が次々処理することができます。
Agent Inbox自体はそのためのUIを提供するフロントエンドであり、バックエンドのエージェントはLangGraph Serverと接続するようになっています。
公開されている例
Agent Inboxを活用する例として、Eメールの返信生成エージェントと、SNSの投稿生成エージェントが公開されています。
これらのエージェントは、LangChain社で実際に使われているものをベースにしているそうです。
サンプルの実行
Agent Inboxを試すためのLangGraphエージェントのサンプルが以下のリポジトリで公開されています。
上記のサンプルをLangGraph Serverで動かし、スレッドを作成します。
Agent InboxにアクセスしてLangGraph Serverの接続情報を入力すると、Interruptされているスレッドの一覧を確認でき、対応を入力してスレッドの動作を進めることができます。

Agent Inboxの実装
Agent Inboxの実装は一見大変そうに見えますが、実際にはLangGraph ServerのAPIを呼び出しているだけに近いと思われます。
LangGraph Serverのスレッド検索APIは、statusがinterruptedといったフィルタリングができるようになっており、Agent InboxはこのAPIの単なるViewだと言えます。

LangGraph Serverの使用には現状ある程度制限があるため、本格的に活用するかは悩ましいですが、設計としてはとても参考になると感じました。
次回のご案内
以上、今回は「Agent Inbox」をキャッチアップしました。
次回は「AIエージェントキャッチアップ #20 - NVIDIA NeMo Guardrails」ということで、NVIDIAの「NeMo Guardrails」がテーマです!
generative-agents.connpass.com
ご興味・お時間ある方はぜひご参加ください!
また、その次の回以降のテーマも募集しているので、気になるエージェントのOSSなどあれば教えてください!