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AI Agent Manager と仕事をする

AI Agent Manager と仕事をする

昔いろいろおもしろ動画でみた気がするが、Coding Agent 同士を通信させるとか、AI Agent を束ねる AI Manager がいて数十人の部下を動かしているとかとか。。。そういうのはやったよね。今それをやっている。

多分技術的には当時と同じだと思う。あんまり新しいことはない。ただ、Claude Code の remote-control と、SKILL、そして Agent そのものの賢さがあがったこともあり格段にやりやすくなったので今やってみたらそこそこワークしている。

環境

自宅の Mac Studio 上ですべてが動いている。

Mac Studio 上で Zellij のセッションが複数立ち上がっていて、それぞれに Claude Code が動いている。AI Manager もその中の 1 セッションで、他のセッションに指示を出す。外出先からはスマホアプリ(remote control)から AI Manager に話しかけるだけでいい。「状況どう?」って聞くと全セッションの進捗をまとめて報告してくれる。便利。

技術的にやっていること

正直、技術的にはそんなに大したことはやっていない。

  • Zellij: ターミナルマルチプレクサ。tmux でもいいけど Zellij を使っている。各セッションが独立したターミナルで、それぞれ Claude Code が動いている。Zellij のほうがやりたいことがすぐやれるので普通に使う場合も馴染みやすかった。
  • agents-manager: Go で書いた薄いラッパー CLI。Zellij のセッションに対してキーストロークを送ったり、Claude Code のセッションログ(JSONL)を読んで最新の応答を取得したりする
  • Claude Code の SKILL: AI Manager の振る舞いを定義するプロンプト群。「定期的にセッション一覧を確認して報告しろ」「タスクが完了したセッションには次の仕事を提案しろ」みたいなルールを書いている
  • git worktree: 同じリポジトリで複数ブランチの作業を並列に走らせるために使っている

つまり構成要素は全部既存のもので、新しいものは何もない。Claude Code の write-chars アクション(Zellij にキーストロークを送る)でセッション間通信をしているだけ。

agents-manager(Go CLI)

agents-manager はセッション管理の道具箱みたいなもので、以下のコマンドがある。

やることはシンプルで、

  • list で「今どのセッションが生きてるか」を見る
  • read で「あのセッション何してる?」を確認する
  • send で「これやっといて」と指示を送る
  • spawn で新しいセッションを立ち上げる
  • kill で終わったセッションを片付ける

これだけ。CLI は意図的に薄く・単純にしている。

仕組み

send の仕組みを例にすると、やっていることは本当にシンプルで:

  1. Zellij の write-chars アクションでテキストを打ち込む(人間がキーボードで打つのと同じ)
  2. Claude Code のセッションログ(~/.claude/projects/ 以下の JSONL ファイル)を poll する
  3. ファイルサイズが増えて、最終ロールが assistant になったら「返事が来た」と判断
  4. 応答を出力して終了

書いてみても特に普通の話である。

SKILL との棲み分け

最初悩みながら走り出したのが、CLI と SKILL の役割分担。今の AI は十分に賢いので、ツール(スクリプト。決定的な操作)と指示に分ける感じ。

CLI(agents-manager)がやること: - セッションの一覧取得 - セッションへのキーストローク送信 - セッションログの読み取り - セッションの起動・終了 - Rate limit の確認

SKILL がやること: - 「15分おきに全セッションの状態を確認して報告しろ」 - 「作業が完了したセッションには次のタスクを提案しろ」 - 「破壊的な操作は必ず承認を取れ」 - 「放置されているセッションがあったら原因を聞き出せ」

SKILL というかたまりで AI への指示を再現性高くできるようになって便利になった。

SKILL の例:status

こっちからつっつかなくても勝手に動いてほしい。AI Manager の session 自体にも外部から指示を送ることで、15分ごとにポーリングさせることができる。

新規のタスクを指示するか、状況をみて承認するか、追加の指示をするかって感じ。「承認します。」って言ってる。これが Senior Approve Engineer である(社内で流行った)

おしまい

便利

Vice President (of Engineering) をやる

今日人事で公開された。

所属組織の組織階層は GM (Group Manager), 部長, VP, 統括VP, 役員となっていて、これまでは部長をやっていた。Manager of Manager であり、規模的には1つの領域の VPoE とも言えるだろう。そういうつもりでやっていた。

教育領域の開発統括責任者であり、開発領域はもちろん、事業/組織/プロダクト、主語を大きくして全てをなんとかしていきます。

というわけで元気です。飲みに行きましょう!

島本理生 - 一撃のお姫さま(ネタバレ)

読んだ。

久しぶりに小説読んだ。島本さんの作品はほぼ全部持っている、読んでいる。高校生の時にナラタージュを読んで以来...

で、結構前だが読んでない新作がこれと、「天使は見えないから、描かない」が出ていたので買って。本作は先週の宮古島の飛行機で読んで超面白くて一気に読んでしまった。

停止する春

ダメージが蓄積してもそれに気づかないまま日常を送り続けても、それは蓄積し続けているだけで、それが一気に崩壊したように思えた。同僚であり不倫相手との話、その人と仕事を続けなければならないこと、家族のこと。そういう精神状態での食欲とか欲しがるものの描写がリアルだった。その中で駆けつけてくれたさおりちゃんが救いだ。

「黙祷がはじまらなかった」ことは、世の中が変化していくこと、悲しみや辛さが風化していくのか、それとも残っていくのか、そういう人間の捉え方を表現しているのだと思った。

最悪よりは平凡

おかしな家族と同僚、魔美という自分の名前に貼られるレッテル。そういうものに振り回されながらも半ば諦めつつ自分を持っている主人公が好印象だった。その自分を保つのが自分1人で自分を見つめ合う、決まったラーメン屋での時間だし、そこを共感できた上司の存在は偶然だとしても、邪魔されたくない気持ちもありつつ、良かったんだと思った。

バーテンダーの石田くんとの関係の薄さがあっけらかんすぎて、でもその経験が家族に対してもこれからの未来についても吹っ切れるきっかけになっていて、衝撃みたいなものは時に人生を前に進めるためにはあっても良いものかもな、と思った。死なない程度に。

God Breath You

生活が見えて好きな作品だった。大学の准教授。交際する若い時生くんとの年齢差の話が心が痛かった。学生との進路相談の話でSNSに書かれていたのは妙にリアルで面白かった。

家出の庭

一番好きかも!家の外でキャンプをする義母。発達障害だろうがなんだろうが、そんなものに名前がつくようになって、「変」だとみられるようになったって、人間の心の温かさみたいなものを差別される筋合いはない。家で場所がみんなあるといい。義母の温かさが良かった。

一撃のお姫さま

自分が音楽好きなのもあって、音楽制作の話も面白いし、ホストクラブの世界も(自分が行ったことない分)面白かった。そして創作というものが日常や思考に影響されることにも自分が以前創作していたことを思い出して共感した。創作をしたくなった。

ヨルシカを想像しながら(主人公は女性ではあったが)読んでいた。

作品の世界観を表現する作品作り、なんて素晴らしく美しい職業なんだろう。憧れる。

島本さんの作品に共通する夜、お酒、美味しいご飯。人間の感情。生活。どれも雰囲気が好き。

自宅でもノートPCでもスマホでも同一 AI Agent セッションを使いまわしたく tmux を試すも微妙

微妙なんです。

はい、1月はブログなるべく毎日書きます。

解決したい課題

  • 自宅には Mac Studio があり、つけっぱなしである。スペックも高く、家では基本これを使う
  • 出先では Mac Book Air を使う
  • codex (AI Agent) の作業セッションは Mac Studio と Mac Book Air で引き継げないのが面倒であった
    • branch push して PR にしておけば続けられるとはいえ
  • あと、特に Mac Book Air で作業しているときに、PC を閉じると AI Agent の作業が止まる勿体無さもあった
    • どんだけやねんって話はあるけど、ねぇ
  • 1つの作業単位(worktree)単位で複数ウインドウを開き、codex とテストしたりコマンドしたりサーバ立ち上げたりしたい

どうする

  • 常時起動している Mac Studio を母体とし、Tailscale network を使ってアクセスし、ssh 経由でアクセスする
  • 作業単位は元々自作ツール chaspy/workbloom で git worktree 単位で作業をしていた。
    • そこで、今回は git worktree と tmux session を 1:1 とすることにした
  • ssh する以上、毎回 shell session が新規で作られてしまうため、それに相当するセッションを mac studio 側で持つ必要があり、tmux を採用した
  • スマホからの ssh はとりあえず Termius で繋がった

nano banana が書いてくれた絵は可愛い

結果: そもそも tmux 面倒

  • そもそもキーバインドのデフォルトがだるい。Ctrl + b であり、それプラス別コマンド
  • Pane を分けるにしても、iTerm2 / Ghostty のようなターミナルで分割したものを行き来するより操作が若干だるい
  • 上にスクロールするにもいちいち Ctrl + b & [ はだるすぎる、さっと上見たいだけなんだが
  • tmux のセッションを操作して attach するのは zshrc にエイリアス書いたので、これ自体は楽にできる
  • tmux のキーバインド変えればいいでしょはそう、そうなんだけど、なんかなあ

今後どうするか

  • tmux が絶対必要なのかでいうと、どうなんだろう
    • リモート(mac studio) 側で(特にcodexが)動いているセッションに別の端末から繋ごうとすると、どうしても同等のソリューションは必要になりそう
    • それが tmux かは検討の余地があるか

みんなどうしてます?

か? そんなに AI 依存してないですか、そうですよね...

サウンドバー Denon DHT-S218K を買った

イェーイ

(線が気になるのはそのうちどうにかされるはず)

背景と解決したかった課題

  • テレビは REGZA の 55インチのものを壁にかけていて、本体のスピーカーだが、どうも音声が聞き取りづらい
    • おそらく僕の耳が妻より悪い
    • しかしボリュームを上げようとすると全体が上がってしまい、セリフが聞き取れる量だと背景の音声も上がり、そうすると妻が辛い
    • テレビの設定で音声クリアモード的なものも試して、多少マシにはなったが、効果は限定的
  • テレビの 2m 前ぐらいにリビングがあり、そこからやや斜めに 1.5m ほど離れたところにダイニングがあり、そこで食事しながら見ることもあり、距離も若干ある

いろいろ調べた結果、初手サウンドバーがいいのでは、となり、調査し、あれよと購入

比較した

他のメーカーともいろいろ比較したが、コスパが良いというのと、実際の音を店頭で試せたのが決め手であった。

同じ Denon であれば S517 サブウーファー付きのと迷ったが、正直サブウーハーが自分たちに必要かもわからなかったのと、一体型が割と新型であること、繰り返すが店頭で十分満足できそうだった(映画的なブォンっていう低音の迫力も感じられた)ので、初手はここからエントリーで試し、1、2年で満足いかなければさらなる高みへ、でいいのでは、となった。

www.biccamera.com

ビックカメラのこの製品で、ポイント相殺を考えると Amazon とほぼ同じ、で、じゃあすぐ持って帰りたいし、日本企業応援したいし(?)で買ったらさらに謎割引がかかって結果的にさらに安くなった。ありがとうありがとう。ということでビッグカメラ新宿店で買うのをお勧めします。

結果

良い。満足。

昨夜も2人でラブ上等を見たが、ボリュームを従来より上げずに十分クリアに聞き取れる。夫婦で楽しめて生活の満足度アップである。音楽でも漫才でもドラマでもなんでも良い感じ。よかった。

それはそうとラブ上等はめちゃくちゃ面白い。「ヤラセだと思って見ても面白い」と妻の友人に聞いて見始めたがマジで面白い。いわゆる恋愛リアリティーショーであるが、一線を画す面白さである。

www.netflix.com

「エンジニアのための生成AI入門」を発売しました

出ました!12/22 発売してました!担当編集のないとうさん、ソシム出版の皆さん、共著者のお二人、レビューくださった三人、読んでくださったみなさん本当にありがとうございます!

きっかけ

2025年3月13日に、同僚でもある高橋あおいさんから「こんにちは〜!私と共著で生成AIに関する本書くことに興味ありますか?」ときて、「よさそう、ぜひ!」と即レスしていた様子が発見されました。

その後5月ぐらいまで打ち合わせをして企画自体が進み、6/10あたりに見本原稿として、どこかの章を試しに書いてみる、というステップを踏みました。9/26(金)に初稿が終わり、そこから校閲〜直しというのを11月の後半までやっており、かなりギリギリというか、こんな時期まで変更しててええんやな...!? みたいな感覚でした。(現代の出版印刷のロジがすごいという話かもしれないが)

と執筆期間自体はそれなりではあるものの、実際はガッと書き進める時期とそうでない時期があった感覚でした。

担当章

どうやって担当が決まったかあんまり覚えてないですが(記憶がなさすぎる)自分は2章のプロンプトエンジニアリング、5章の RAG、7章のエージェント開発を担当しました。

どこもそれなりに産みの苦しみがあったんですが、特に2章のプロンプトエンジニアリング自体は、 reasoning model が十分成熟したことがあり、あるあるのテクニックは内部的に実践してたりして、実際に API 経由で試した時にこれって書籍として学びがあるのか?という葛藤と、生成AIの進化の速さ)を痛感しました。

とはいえ、章末に書いたんですが、プロンプトエンジニアリング自体が基礎の基礎であることは間違いなく、今後モデルによって隠蔽されようとも内部ではやっていることではあるため、知っておくこと自体は有益だと思っています。

5章の RAG もこれまた別にローカルで自前で作らなくたっていくらでもマネージドなソリューションはあるわけです。NotebookLM とか AWS Bedrock Knowledge base とか。なんですけど、この本はエンジニア向けがもし自社でマネージドを含めて RAG を構築する際に、トラブルシューティングをする際には基礎的な仕組み自体をほんの少しでも触れておくほうが有益だろうなという思いもありました。なるべくお金がかからないようにしたというのもある。

7章のエージェントは割と締め切り近い段階でアサインが決まりw 書き上げたんですが、1番苦労しました。AI エージェントの名前自体はかなりよく聞くようになりましたし、専門の本もいろいろ出てきました。とはいえ本書では基礎から積み上げた最後というところで、既存の技術を意識しながらどういう積み上げて成り立っているのかを意識して書いたつもりです。意外と単純だな・シンプルだな(実際はそうではない)と思えたら嬉しいです。実際に運用する難しさはもちろんあるのですが、全く謎のものではない、と思ってもらえるんじゃないかしら。

書いてみての感想

SRE の知識地図もそうなんですが、担当編集さんには頭が上がりません、本当にいろいろわがままも言ってしまい、また書籍の細部にあたり表現について気遣い、提案いただき、(ないとうさん以外にも関係された方はいらっしゃると思います)本当にありがとうございます。編集者さんすごいで...

あと、自分自身意外だったのが、もしかして結構需要あるのかもな、と書き上げて気づいたというか。自分自身は3月頃から LLM API を呼んでなんらかの自動化はしてましたし、RAG のソリューションも社内で提供していたりしました。その後エージェントもローカルで開発してたので、自分の中ではそこそこ触れていたこともあり、「本当に需要あるのかしら...」という不安もなくはなかったです。

でも本屋さんでみてみると、意外とエンジニア向け(開発者向け)かつ、入門からエージェントまでの本はそんなにないな、ということと、周囲を見て感想を聞いても、意外とそんなに触ってないという人は多く、キャッチアップはしておきたい、みたいな需要にも応えられたのかなという実感もあります。編集者さんの企画力の高さにここでも驚きでした。すげえ。

著書の「おわりに」を引用します!

一部抜粋にしようと思ってたんですが良いこと書いてるので全部引用します!w


皆さん、最後まで読んでいただきありがとうございました。

読み進めながら「何を言っているのかわからない」と思うことや「さっきのものとどう違うの?」と疑問を持ったこともあったかと思います。しかし、ここまで読み進められたあなたは、きっと生成AIは”特別なもの”とは感じていないはずです。

実際に手を動かしてみると「意外と動くんだな…?」とか「動いたらちょっと楽しいぞ?」みたいな気づきもあったのではないでしょうか。個人的に、生成AIは”触ってみないと距離が縮まらないタイプ”の技術だと思っているので、その距離が少しでも近づいていたら嬉しいです。

著者の高橋あおいさんのイラストや漫画も、まさにその“とっつきにくさ”を減らすための工夫として描いていただいています。皆さんが一度は思ったことがあるだろうことを、キャラクターたちが悩んだり落ち込んだり元気になったりと、見ていて元気がもらえます。ソースコードと文章だけだと腰が重くなるところを、少しは読んでみようかな、と思える空気にしてくれてます。

今後も生成AIの世界は今まで以上に新しいものも出てくるでしょう。ツールやライブラリの細かい仕様は今後も容赦なく変わっていくはずです。でも、本書で扱った「考え方」や「組み立て方」は、けっこう息が長いはず...と思って書いています。そしてこのような書籍を通じて、皆さんが”新しいものの学び方そのもの”を身につけてもらえたなら、それが何よりです。

それでは、これからの皆さんの学びが、楽しく前向きなものであることを願っています。

著者を代表して 近藤健司


おわりに&感想の紹介

というわけで年始のお供に!どうぞ!よろしくお願いします!読んで X や社内で広めてください!

読んでいただいた方はありがとうございます!見つけた限りで貼ります〜〜〜!

Blog

ありがとうございます!!!!!!!

note.com

X

みのるんさんレビューありがとうございました!

たけやまさんレビューありがとうございました!

おまけ:書店巡り

イェーイ

置いていただいた皆様、本当にありがとうございます!

近況 2025年末

終わるジャン…今年は全然ブログ書けなくて、近況は5月以来。書籍の告知すらできないていたらく。俺は今日から毎日書くぞ、 pankona さん qsona さん見てねー

仕事

2つの全く異なる部署の開発部長をやった。いずれも状況を見極めながら着実に手を打ったし、強力なパートナーであるマネージャーやメンバーに適切に(時には過剰に…ゴメン!)期待をかけさせてもらった。自分がやるよりみんかがやるほうが何倍もいいに決まっている。

要件定義開始後の通常の開発、リリース、運用はもうほぼノータッチで安心してお任せしながら、自分は0->1の新規立ち上げ、およびビジネス検討の質とスピードをいかにあげられるか、というテーマに挑戦していた。AI 活用ももちろんやるんだが、それはあくまで手段というわけで。

超初期のプロマネの頭にある状態から会話をはじめて、超初期なので自分がプロトを作り、顧客ヒアリングに同行して同時に要求整理、要件定義と見積もりの雑バージョンをやってビジネスとしての蓋然性を見立てる。プロマネとペアでAI時代のプロダクト開発の初期フェーズをやった。

これは結構成果が出たと思っていて、まず英語領域ではAI英会話機能がベータとして世に出た。5月に話し始めて、初期検証を一部メンバーで実施、ビジネスとしての仕立てやスケジュールを議論しつつ、最終開発開始後はみなさんにお任せし、結果重大バグない、素晴らしい品質のプロダクトがリリースされた。自分も今毎日やっているが本当によくできてる。はやくより多くの人に使われてほしい。

夏頃には高校領域で、技術的不確実性の高いプロジェクトの初期フェーズのエンジニアを担当した。実際に学校の先生に30以上ヒアリングし、自分も同席したし、実際にデモも行った。(動画撮影して挑むのがほとんどだったが) 超初期のビジネス仮説が大きく外れてないことが確認後、体制を充足させ、現在は本開発に向けて事業内合意がとれた。これも従来に比べるとかなりのスピード感でできたと思っていて、それは実際にモノを見せることでユーザの意向を精度高く見立てられたことと、すでにある程度作れてることによって見積もり精度が高く、結果 ROI が見立てやすかったことが寄与していると考えている。

他にも別領域でのビジネス検証で開発パートナーいなくて困ってるんです、って人と一緒にやったり、英語領域での新製品開発も3つほどプロジェクトが走り、この頃からは自分だけではなく他の誰かができるように、を意識して近くのマネージャやメンバーをアサインして、自分は監督している。

AI Agent 合宿だ!といってエンジニアとエンジニアでない職種がペアで3時間1本勝負でアプリを作る!というイベントを主催し、結果40名ほど参加、全チームが何かしら動くモノを作れたのは本当に良い意味で予想を裏切られたし、これによって新しいプロダクト開発のやり方ができそうだ、という実感を持ってもらえたと思う。開発組織を信頼し、いつでも声をかけてもらえる関係性作りもできたと思う。

タフなこともいくつかあったし、今年は特にマネージャーの負荷が高かったように思う。本当に感謝である。

もう1つ新しいチャレンジとしては、スタッフエンジニア(相当)の人の任用があった。それ相当のタイトルがあって、領域全体だと前例はいるものの、スタッフエンジニアたるもの仕事が細かく決まってるわけではない。自分が当人とも会話して、任せられると判断して、この3Qで伴走したがこれもすごい成果を出してくれた。「全てを何とかしてください」と半分冗談でいろいろやってもらいました。期待をかけられる人に期待をかけることの大切さを実感した。

そんなこんなで今年はしゃかりき働きました。11月、12月には少し休みを取りつつ、年始も1週休む予定。やっていくぞ!

AI、AI、AI!

疲れました。私が AI 疲れです。 夏頃には Cluude Code の性能劣化にフルボッコにされ、rate limit が厳しくなったタイミングで opus 4.5 を待たずに codex に切り替えました。10月から使ってますが今のところ満足しています。

まさに昨年の12月から Cursor に課金して、そこから全力疾走でした。毎月3万課金してる分のもとは取れましたが、とはいえですね、判断、判断、判断!疲れますね。でも AI は本当によく働いてくれます。マジ感謝

Coding 分野だけではなくプロダクト開発もやり、(本業では実装はメンバーですが、個人開発やプロト版で)適用すべきところ、そうでないところの勘所はわかってきました。性能もどんどん向上している。

疲れた、といいつつもうやめられないとこほにきているのでやめられない、どころかパートナーシップをどんどん深めていくしかないのですが、年末はちょっと休むとか、あと夜間?無人運動をなるべくしてもらう仕組みづくりに投資したいと思います。

claude codeのエコシステム周辺キャッチアップしようかなと思いつつ、まぁcodexもそのうち似たようなもん出してくるやろ、それよかAIがなるべく無人で走り続けられる仕組みづくりでは?と思い結局手を出せてない。skills とか。

新規事業

友人とステルスで5月からやってて、雑に作ったプロダクトがベータ版として使われて、クライアントへの価値提供に使われ始めている。すごい。

プロダクトだけでなく、技術的なお困りごとの解決にも貢献した。内輪向けだが便利 chrome extentionを作った。あとは line のビジネスアカウントに関しても developer consoleでできることできないこと検証したりした。cloudflare workersばり便利。

自分たちだけで価値の対価としてのお金をいただく、というところにもどかしいながらまだ届いていないものの、あとちょっとという感じもある。そして全部自分であるというラストマンシップの大切さも痛感した。今までなんだかんだ守られていたんだな、とか、同じ責任者で最悪謝る、説明する立場はもっていても、実装者が別の人であるか自分であるかはプレッシャーやマインドが段違いだな、とか。いろいろ学ぶことが多かった。

副業

3月から継続でAI関連でいろいろお手伝いさせてもらってる会社さんと、短期で年末1社でもお手伝いをした。どちらも学ばせてもらうことももちろん多く、ちゃんと価値を出さねば、ということでAIの力を借りつつアウトプットを出した。

業務委託だから、と決まった仕事を発注するというよりは、どちらも広いテーマからちゃんと考えて形にしていくという仕事をさせてもらい、必要なサポートもいただいていて本当にありがたい。

本を出版した

2冊出したらしい。マジかよ。

SRE の知識地図については記事も書いたし、イベントも2つ出たな。

blog.chaspy.me

エンジニアのための生成AI入門、12/22に出ました。本当に年内に出たわ。

https://amzn.asia/d/bFR1vWS

[追記]記事も書きました

blog.chaspy.me

11月には LangChainのメジャーバージョンアップにぶん殴られて泣きながら書き直していました。

お世話になっている方々に献本させていただき、感想書いていただいてまず、ありがとうございます!この本執筆に関する記事は年明け書きます!

販促かねてハンズオンイベント1本やったんですが、(運営の方々にはフォローいただきつつ)個人的には満足行くできではなく、反省が多く残るものになりました。まぁ、そういうこともある。

書籍執筆については共著とはいえ今回2冊商業誌を書き、いろいろ思うところがありました。自分の好きや得意と、市場が求めてることがマッチしてるのだろうか、という問いだったり…

今年はあまりアウトプットをせず(むしろ意図的に抑え)ひたすらリアルな課題を解くことにフォーカスしました。来年は少しバランスを変えて、自分に合った形でのアウトプットや、コミュニティへの貢献を考えていきたいと思いました。

プロボノ活動

SRE NEXT 2025

もう遥か昔なような気がするんですが今年なんですね…?SRE NEXT 2025 のコアスタッフをつとめ、今回で(2回目の)卒業をすることにしました。今回自分はプロポーザルを出さなかったんですね。つまり、そういうことかなーと。

現役の、関係が深い人がやったほうがいい、という思いもあるし、単純にこの頃から自分の稼働が大変だったというのもあり。CfPと当日はカメラを担当して、良い思い出ができました。カメラスタッフは2年連続同じメンバーでできて嬉しかったなー。

チームみらい

そしてもう1つ、安野さんのチームみらいの参院選の技術的なサポートをやってました。おもに GitHub にくる大量のプルリクをどうする問題や、政策チームがまとめたアウトプットをいい感じに反映したい、みたいな細かい技術的なお手伝いをしてました。

チームみらいのサポーターチームの動きというのは本当に興味深いもので、感動的でもありました。自分は本当文字通り微力ですし、選挙後は活動はしていませんが、本当に応援しています。また機会があればサポートできればと思ってます。

というように今はプロボノはしてないのですが、自分の余裕がある限りどこかで何かしらはしたいなと思ってます。サードプレイスじゃないけど、自分が普段接しない人、領域と一緒に活動するという行為自体は良いことだなと思い、続けたい。ただ、プロボノはまず自分が余裕があってこそのこと(金銭リターンがないため)それは履き違えちゃいけないとももいます。

バンド

なんだかんだバンドをやっている。うれしー、たのしー。

ライブもやりました。俺たちが才能ファーメンテーション!

そして5弦ベースも買った。momose!だって love me I love you 今度やるんだし。

いやー、最高に弾きやすいです。クラシックな5弦も引いたんですけど、やっぱいいなって感じなんですが、こっちはむしろ全部これでいいんでは?むしろ弾きやすいんでは、と思うぐらい。momose 感動です。

あとは才ファーのライブきっかけにみんごと一緒に Craft Beer Club というバンドもはじまりつつあります。こっちはギター。なんでなのか。そして音楽性がみんなあさってすぎてまとめるバンマス大変です。どうしてこうなってしまうのか

年末年始、といいつつ年末も終わってしまうが、曲作りや練習にも没頭したいよ、本当は音楽が一番好きなんだ。

年末久しぶりに福岡時代の"音楽友達"であるこりーとも再開して、またなんか一緒にしたいなーと思ったぜ…!僕は行くよまだ見ぬ世界へ……!

おしまい

だいぶ書いたので以上だ!来年もよろしく!




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