SIVGA WuZiQue 五子雀 Type-C 3.5mm

こんにちは。今回は 「SIVGA WuZiQue 五子雀(ゴジュウカラ) Type-C 3.5mm」です。USB Type-C接続で3.5mm出力を追加できる、非常にコンパクトなポータブルDACで、最大384kHz / 32bitのハイレゾ再生に対応にします。手頃な価格設定で、スマートフォン直挿し環境を手軽にアップグレードできる製品ながら、実はAndroid用アプリによってPEQ設定も可能な魅力的なアイテムです。

■ 製品概要と購入方法について

「Sivga Audio」は2016年に中国・東莞で設立されたオーディオブランドで、木材を活かしたヘッドホンやイヤホン製品の展開で知られていますね。私のブログでもこれまでさまざまな同社製ヘッドホンおよびイヤホンなどを紹介してきました。
→ 過去記事(一覧): SIVGA製ヘッドホン/イヤホンのレビュー

 「SIVGA WuZiQue 五子雀(ゴジュウカラ) Type-C 3.5mm」は非常にコンパクトなポータブルDACです。「CB1200AU」チップを採用し、最大384kHz / 32bitの再生、さらにCTIA規格の4極3.5mm端子によるマイク付きイヤホンへの対応も備えており、単なる変換アダプターではなく、音楽再生と通話の両方を意識した実用性重視のモデルとして投入されています。
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DACチップとしては「CB1200AU」を搭載し、再生は最大384kHz / 32bit、録音は最大48kHz / 16bitに対応します。出力はCTIA規格対応の4極(TRRS)3.5mmミニプラグで、音声出力だけでなく、マイク付きイヤホンを接続した際の通話などにも対応します。低価格モデルながらDNR 100dB、THD+N -85dB、クロストーク -80dBといった必要十分な性能を実現しています。
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アダプタ本体は航空機グレードのアルミニウム合金を採用し、ノイズ干渉を抑えるシールド性と携帯しやすさを両立した設計とされています。USB Type-C接続のプラグアンドプレイ仕様で、専用ドライバーや充電は不要、スマートフォンやタブレット、ノートPCなどで手軽に利用できます。
価格は公式サイトで2,980円です。

01Diverse: SIVGA WuZiQue 五子雀 Type-C 3.5mm


Amazon.co.jp(01Diverse): SIVGA WuZiQue 五子雀 Type-C 3.5mm


免責事項:
本レビューではレビューサンプルとして 01Diverseより製品を提供いただきました。機会を提供してくださったことに感謝します。ただし本レビューに対して金銭的やりとりは一切無く、レビュー内容が他の手段で影響されることはありません。以下の記載内容はすべて私自身の感想によるものとなります。


■ パッケージ構成、サウンドインプレッション

パッケージは簡易パッケージですが、イヤホンケースが一緒に付属するのが有り難いですね。実用的なサイズなのでアダプターと一緒にイヤホン等を持ち歩く場合も便利です。
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本体は小型軽量で変換アダプターサイズです。アルミニウム合金が使われており、プラグ部も含め耐久性のある質感です。3.5mm側は4極CTIA対応のTRRSタイプため、通常のステレオイヤホンはもちろん、マイク付きイヤホンやヘッドセットを接続して、そのまま通話やボイスチャットにも使えます。
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SIVGA WuZiQue 五子雀 Type-C 3.5mm」の音質傾向はニュートラルで、イヤホンの出力を素直にデジタル化するタイプ。スマートフォン直挿しに比べノイズ感を抑え、音の輪郭と分離を整える方向にアップグレードされます。専用アンプチップなどは搭載されておらず、専用アンプを備えたUSB-DAC製品には高インピーダンスでの駆動性などは及ばないものの、32bit / 384kHz のサンプリングレート対応や、優れたノイズ特性など、良い意味で「CB1200AU」の特徴を活かしたオーディオアダプターと言えるでしょう。一般的なイヤホン製品での組み合わせで手軽に使用する用途であれば実用性は高い印象。
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また、同時に依頼されており次回レビュー予定の「SIVGA SV021PRO」と組み合わせてみたところ、やはり駆動力のある再生環境には及ばないものの、普段使いであれば利用できる印象でした。


■ アプリ対応とPEQ機能について

ちなみにSIVGAから「SIVGA WuZiQue 五子雀 Type-C 3.5mm」専用の公式アプリはリリースされていませんが、搭載している「CB1200AU」チップはAndroid用の「WALK PLAY」アプリに対応していることが知られています。「WALK PLAY」アプリの最大の特徴はPEQ(パラメトリック・イコライザー)機能を持っていることで、「CB1200AU」チップではアプリで設定したPEQパラメータを保存(書き込み)が可能な仕様となっています。

「WALK PLAY」アプリについてはSIVGAの製品マニュアルの記載や公式サイトにリンクなどもありませんし、GooglePlayへの公開もありませんが、apkファイルは以下サイトから入手可能です。
「WALK PLAY」アプリサイト(https://www.szwalkplay.com/)

このサイトからapkファイルを入手し、インストールすることで、接続した「SIVGA WuZiQue 五子雀 Type-C 3.5mm」を認識して各種設定を行うことが可能です。設定には「WALK PLAY」アプリ用のアカウントが必要ですが、適当なGmailアドレスなどでもアカウントは作成可能です。
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この「WALK PLAY」アプリ、「SIVGA WuZiQue」以外にも、「TRN Black Pearl」などのオーディオアダプターも実質的に公式アプリとしており、中華系ではそれなりに実績もあるようです。接続するとの詳細なステータスのほか、ファームウェアの更新があった場合はこのアプリからアップデートが可能なようです。

実際の詳細設定は「Device Connection」から行い、EQではパラメトリックイコライザー(PEQ)設定が可能。あらかじめ8種類のプリセットが用意されており、このプリセットをカスタマイズするほか、自身で完全にオリジナルのPEQ設定を作ることも可能。設定を保存すると本体ファームウェアに書き込まれるため、一度書き込んだあとは、アプリ不要でMacやPC、iPhoneなどUAC2.0に対応しているデバイスに接続すれば設定されたPEQが反映された状態で利用することができます。
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また、設定内容はオンライで公開し、ほかのユーザーと共有が可能です。同様にイヤホン側マイクによる音声録音もアプリから行うことが可能です。
「実質的な公式アプリ」という扱いのため自己責任な部分はあるものの、もともと3千円以下とオーディオアダプターとしてはかなり低価格なうえに、アプリでも他社と比較してもかなり詳細な設定が可能な印象です。このアプリを遊んでみるために「SIVGA WuZiQue」を購入してみるというのも十分にアリかもですね。


■ まとめ

というわけで、「SIVGA WuZiQue 五子雀 Type-C 3.5mm」は3千円以下の低価格オーディオアダプターながら最大384kHz / 32bitのハイレゾ再生、録音は最大48kHz / 16bitに対応し、優れたノイズ特性を持ちつつ4極マイク付きのイヤホンでも利用できるなど、実用性の高いアダプター製品でした。同時に搭載するDACチップの特性もありAndroid用アプリによりPEQ設定を書き込むことも対応しているなど、マニア向けとしても楽しい製品に仕上がっていると思います。

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