EDIFIER EvoBuds Pro

こんにちは。今回は 「EDIFIER EvoBuds Pro」です。10mm+6mmのデュアルダイナミックドライバーを同軸で配置し、パワフルな低域を持つサウンドを実現し、最新Bluetooth 6.0対応、LDACコーデックや-48dBのANCなど充実したワイヤレス機能を搭載しています。さらにアプリ連携により21言語にたいおうしたリアルタイムAI翻訳機能を搭載するなど、かなり興味深い製品に仕上がっています。

■ 製品概要と購入方法について

「EDIFIER」は中国発の大手オーディオブランドで、かつてはブックシェルフタイプのスピーカー製品で、最近はワイヤレスオーディオ分野での様々な製品で幅広い実績と人気を集めるグローバルなメーカーとして有名です。日本市場においても高性能・高音質なTWS(完全ワイヤレス)イヤホンやスピーカー製品をリリースしています。

EDIFIER EvoBuds Pro」は10mmと6mmのデュアルダイナミックドライバーを同軸配置しLDACコーデックに対応した高機能・高音質モデル。-48dBの強力なハイブリッドANCを初めとする充実したワイヤレス機能を備え、アプリによるAIによる21言語対応のリアルタイム翻訳機能を備えています。
EDIFIER EvoBuds ProEDIFIER EvoBuds Pro
ドライバーに10mmと6mmの2基のダイナミックドライバーを同軸上に配置したデュアルダイナミックドライバーを搭載。低域の深みと高域の広がりをシームレスに再現します。Bluetooth 6.0に対応し、LDACコーデックによるハイレゾ再生が可能です。

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ワイヤレス性能も充実しており、最大-48dBのハイブリッドANC(アクティブノイズキャンセリング)および3+3マイクによるAI通話ノイズ低減機能を搭載。また装着検知機能、マルチポイント接続、0.06msの低遅延ゲームモード、IP54防水機能など主要機能を網羅しています。

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さらに「EDIFIER ConneX」アプリを利用することで、より詳細な設定変更に加え、新たにAIによる21言語対応のリアルタイム翻訳機能に対応。ビジネスや旅行での利便性も考慮されています。

BluetoothV6.0
ドライバーデュアル・同軸
ダイナミックドライバー
(Φ6mm+Φ10mm)
コーデックLDAC / SBC
ANCハイブリッドANC
最大 -48dB
ENC3+3マイク搭載
AI通話ノイズ低減
再生時間ANC OFF: 9h (36h)
ANC ON: 7h (28h)
15min=3時間再生
機能装着検知機能
マルチポイント接続
0.06secゲームモード
アプリEDIFIER ConneX 対応
App機能AI 多言語 音声翻訳
防水IP54
その他聴覚保護機能
抗菌イヤーピース

EDIFIER EvoBuds Pro」の価格は税込み10,980円です。現在各サイトでクーポンが利用可能です。

EDIFIER JAPAN(edifier.jp): EDIFIER EvoBuds Pro ※クーポン利用で 8,748円


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楽天市場(EDIFIER JAPAN):EDIFIER EvoBuds Pro ※クーポン利用で20% OFF


免責事項:
本レビューではレビューサンプルとして EDIFIER JAPAN より製品を提供いただきました。機会を提供してくださったことに感謝します。ただし本レビューに対して金銭的やりとりは一切無く、レビュー内容が他の手段で影響されることはありません。以下の記載内容はすべて私自身の感想によるものとなります。


■ パッケージ構成、製品の外観および内容について

「EDIFIER EvoBuds Pro」のパッケージは白箱に製品画像を載せたシンプルなデザイン。今回は「ブラック」モデルが届きました。
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パッケージ内容はイヤホン本および充電ケース、USB-Cケーブル、抗菌イヤーピース(装着済みも含め4サイズ)、説明書、保証書など。
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本体形状およびケース形状はいわゆる「AirPods Pro」タイプのデザインで、ケースはフタ部分は光沢のある表面仕上げになっています。
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本体はスティック型のカナル型でイヤーピースはTWS用の浅いタイプが使用できる円形タイプ。樹脂製の本体で光沢のある部品との組み合わせで高級感を感じる印象もありますね。
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イヤーピースは円錐タイプと丸形タイプが大小サイズ付属。ソフトなフィット感ながら安定した装着性を持っています。
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タッチセンサーは割当ては基本的にはEDIFIER製品を踏襲しており、使いやすい操作性となっています。


■ 接続コーデックおよび専用アプリについて

EDIFIER EvoBuds Pro」は専用アプリ「Edifier ConneX」により各種詳細設定に対応。最初に接続した時点では「HDオーディオ」はOFFになっているため、対応するAndroidデバイス等でペアリング後に「Edifier ConneX」アプリの右上の設定アイコンから「HDオーディオコーデック」で「LDAC」コーデックを有効にして保存することで再ペアリングが行われます。
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また「EDIFIER EvoBuds Pro」では標準で装着検知機能が有効になっており、未装着時はANCが自動でOFFになる仕様になっています。バッテリー消費を少しでも抑える機能として良い配慮ですね。装着することでANCを有効にすることが可能で、「高」「中間」「風切り音低減」「外音取込み」の各モードに切り替えが可能です。サウンドモードは音楽、低遅延のゲームモード、立体音響モードが選べます。
ANC機能は無音タイプというより低音などの強い環境ノイズを効果的に削減するタイプ。特に駅のプラットフォームや電車内での騒音を効果的に削減しつつ、アナウンスなどは少し聞こえる程度(音楽を再生していない状態)。高域の鋭い音に対してはやや効果が限定的ですが、実用性は十分高いと思います。また外音取込み時の音声も比較的自然な印象です。
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イコライザー機能は「EDIFIER」「ダイナミック」「ボーカル」「重低音」の4種類のプリセットとカスタムイコライザが選択可能。カスタマイズ設定は保存して複数設定可能です。また音量リミッターなども設定が可能です。
そして、「EDIFIER EvoBuds Pro」ではリアルタイム翻訳機能に対応。アプリの「翻訳」マークをタップして対話画面に入ります。イヤホン側(自分自身)、スマートフォンのマイク(相手側)の言語を設定し対話を行うとAIで言語判定し、チャット上に画面に表示。音声での出力も可能になります。
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21言語の翻訳が可能で精度は機械翻訳的な印象もあるものの、思った以上に翻訳スピードは速く上手く使いこなせばある程度は実用的かも。旅行先での補助的なコミュニケーションには非常に役立つ機能だと思います。


■ サウンドインプレッション

EDIFIER EvoBuds ProEDIFIER EvoBuds Pro」の音質傾向は低域寄りのドンシャリ傾向で、EQを調整することでEDIFIERらしい適度な温かみをもちつつメリハリのある自然なV字傾向になります。初期設定のイコライザー(EQ)は「重低音」設定になっており、低域寄りで非常にパワフルで沈み込みの深い低域を中心としたサウンドになっています。同軸構成のデュアルドライバー「らしさ」を感じさせるのがこの設定、ということでしょう。ここで本来の標準である「EDIFIER」に設定すると多少ニュートラル方向のバランスとなり、「NeoBuds」シリーズ等従来機種に近いイメージになります。

EDIFIER EvoBuds Pro」の高域は、明るくハッキリとした音色で比較的明瞭に再生されます。やや寒色寄りの印象で、ハイハットなどのシンバル音もスッキリ感がありますね。特に「EDIFIER」モードではかなり明るく解像感を感じる印象です。ただし高域の質感は「NeoBuds」シリーズに譲る印象で、デュアルドライバー構成はどちらかというと中低域にフォーカスした印象といえるかもしれませんね。

EDIFIER EvoBuds Pro中音域はニュートラルで、高い明瞭感を維持しています。ボーカルの定位は適切ですが、初期設定の「重低音」設定ではやや低域の影に隠れる(曲によっては若干籠もる)印象があるため、EQを「EDIFIER」等に変更するほうが個人的には好印象です。この状態では見通しが向上します。それでも抜け感などはそこまで高く無いものの、女性ボーカルは綺麗な響きがあり、演奏との分離も良好です。音場は広さは一般的ですがV字方向のレイヤー感があり、ワイヤレスとしては奥行きと厚みが感じられる印象です。

低域はデュアルドライバー構成により適度にブーストされており、初期設定の「重低音」設定ではパワフルで、重低音は沈み込みが深く重厚な印象があります。ミッドベースは過度に膨らむことは無くキレの良い音でパンチ力があります。全体的にエネルギッシュな印象で調整されていますね。


■ まとめ

EDIFIER EvoBuds Proというわけで、「EDIFIER EvoBuds Pro」は同軸構成の10mm+6mmのデュアルダイナミックドライバー構成を採用することで特に低域の厚みや重厚さにフォーカスしたパワーのあるサウンドを実現しており、比較的効きがマイルドなANC機能を下支えしている印象です。
また機能面でもLDACに対応し、ワイヤレス機能も一通り網羅したうえで、リアルタイムのAI翻訳機能を搭載するなど手頃な価格で「AirPods Pro」の代替になるようなアプローチを提供しているのも興味深い所です。初期設定が「重低音」設定になっている点で「NeoBuds」シリーズとは立ち位置の違いを感じさせる部分もありますが、実質1万円以下で購入可能な製品としては魅力的なアイテムのひとつではないかと思います。


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