
こんにちは。今回は 「DUNU DK3001BD」です。DUNUの上位モデル「DK3001」の流れを汲む、標準価格は約500ドルのアッパーミドル級モデルです。ドライバーには「Glacier」と同系統のフラグシップ級の低域用ダイナミックドライバー、中音域2BAおよび高域用2BAの4基のBA、そして超高域用の4基のマイクロ平面ドライバーによる1DD+4BA+4Planar構成を採用。サイバーパンク風のクールな外観に合せたスピード感のあるスッキリしたリスニングサウンドが印象的です。
■ 製品概要と購入方法について
「DUNU」(または「DUNU-TOPSOUND」「达音科」)は、中国を中心とする老舗の大手イヤホンブランド。1994年からイヤホン製品の開発および製造を開始しており、2006年にはドライバーの自社開発体制を持つなど、大手らしく技術的なバックボーンも充実しています。またケーブルやイヤーピースなどの分野でも多くの製品を持つなど、豊富なラインナップが魅力ですね。
「DUNU」製品については、私のブログでも数多くの製品をレビューしています。
今回の「DUNU DK3001BD」は、DUNUの上位モデルとして販売されてきた「DN3001」および後継の「DN3001 PRO」の系譜を受けつつ全く新しいデザインとドライバー構成を採用したモデルです。
その個性的なハウジングは、高精度CNC成形加工しや航空宇宙グレードのアルミニウム合金製シェルを採用し、表面にはジルコニウム・セラミックコーティングを施しています。トライアングル形状のシルエットに近未来的なパネルデザインを組み合わせた「Hyperdream」デザインと取り入れることで、マット寄りのホワイト仕上げとの相乗効果により存在感のある外観に仕上がっています。また片側の重量約8.1gの軽量設計を実現しています。
その個性的なハウジングは、高精度CNC成形加工しや航空宇宙グレードのアルミニウム合金製シェルを採用し、表面にはジルコニウム・セラミックコーティングを施しています。トライアングル形状のシルエットに近未来的なパネルデザインを組み合わせた「Hyperdream」デザインと取り入れることで、マット寄りのホワイト仕上げとの相乗効果により存在感のある外観に仕上がっています。また片側の重量約8.1gの軽量設計を実現しています。


「DUNU DK3001BD」のドライバー構成は1DD+4BA+4Planarで、1基のフレキシブルサラウンド・バイオダイアフラム採用ダイナミックドライバーを低域用に、2基のカスタムミッドレンジBAと2基のカスタム高域BAを中高域用に、さらに4基のカスタムマイクロ平面ドライバーを超高域用に配置したトライブリッド構成を採用しています。
その内部は「デュアルシステム・4Way精密クロスオーバー」として設計されており、物理的なサウンドガイドと電子クロスオーバーのハイブリッド仕様によって、各ドライバーの帯域分担と位相管理を綿密に行っています。低域にはDUNUのフラッグシップ級モデルの「Glacier」と同系統の高性能ダイナミックドライバーを採用し、量感だけでなく分解能やレスポンスも重視した低域表現を目指しています。


ケーブルは、二次精製工程を経た高純度4芯単結晶銅を採用した新設計のプレミアムケーブルを付属。外装にはナイロンダンピングレイヤーによりノイズの低減と取り回しの良さを両立させた構造を採用し、プラグにはDUNU独自の「Q-Lock Mini」を採用。3.5mmと4.4mmプラグが付属します。コネクタは日本向けは0.78mm 2pin仕様となっています。


「DUNU DK3001BD」の価格は499.99ドル、日本向けはアマゾン価格で72,709円です。
また限定版の「DUNU x Effect Audio DK3001BD Limited Edition」は749.99ドルです。
Amazon.co.jp(国内正規品):DUNU DK3001BD
HiFiGo(hifigo.com): DUNU DK3001BD ※11.11セール価格 424.99ドル
HiFiGo(hifigo.com):DUNU x Effect Audio DK3001BD Limited Edition
AliExpress(HiFiGo): DUNU DK3001BD ※11.11セール価格385.11ドル
※セール最終価格 349.99ドル コード「JP11SALEDK30」
免責事項:
本レビューではレビューサンプルとして AliExpressJPのプロモーションにより製品を提供いただきました。機会を提供してくださったことに感謝します。ただし本レビューに対して金銭的やりとりは一切無く、レビュー内容が他の手段で影響されることはありません。以下の記載内容はすべて私自身の感想によるものとなります。
■ パッケージ構成、製品の外観および内容について
というわけで、今回は11.11セールに合せて、AliExpressJPからのプロモーションでHiFiGoよりサンプル提供を受けました。各コードの併用によりかなりお買い得になりますね。
「DUNU DK3001BD」のパッケージはシンプルながらホワイトとオレンジの製品イメージを反映したデザインを採用。箱は大きめです。


パッケージ内容は、本体、ケーブル、交換プラグ、6.35mm変換プラグ、ケーブルタイ、イヤーピース(標準タイプ、バランスタイプ、S&Sタイプ、Candyタイプ、ウレタンフォーム)、クリーニングクロス、本体カバー、レザーケース、説明書、保証書など。


本体は大きめのアルミニウム合金製で表面は白色の表面はジルコニウムセラミックでコーティングされているとのこと。さいずのわりに軽量ですが、DUNUの最近のモデルと比較するとシェルサイズは大きめです。


フェイスデザインは非常に未来的なイメージで、サイバーパンク風、メカニカルな印象がありますね。
装着感は大きさのわりにまずまずの印象ですが、やはり耳の小さい方にはちょっと大きく感じる可能性はあります。また長時間の利用だとやや疲れるかもしれませんね。


ケーブルは白い樹脂被膜の4芯撚り線のケーブルでプラグから分岐金具部分までは布張りのシールドで覆われています。従来の同社のケーブルと比較しても非常に質感の高いケーブルで、本体とのデザイン的な相性も抜群ですね。


また付属品なども非常に充実しています。イヤーピースはシリコンタイプ4種類、ウレタンタイプ1ペアが付属します。
■ サウンドインプレッション
「DUNU DK3001BD」の音質傾向はニュートラル傾向ながら比較的明るさを感じる音色で、バランスとしてはハーマンターゲット準拠のU字傾向ながら若干V字方向で調整された弱ドンシャリ。印象としてはよりフラット方向の「Vulkan 2」よりは伸びのある高域や重低音をブーストした低域などV字方向でリスニング寄りですが、若干ウォームな「DaVinci」と比べるとより明るくクールな印象に仕上げられており、未来的なイメージの外観に合せてやや寒色寄りのスピードと透明感のある鳴り方が特徴的です。DUNUはスケールメリットが活かせる大手ブランドらしく、主にミドルグレードでの「全方位戦略」を取っているようで、ブランドとして一貫した音質傾向と言うよりは、ニュートラルベースのサウンドを基準としつつラインナップごとにキャラクターや傾向を明確に変えている印象がありますね。
今回の「DUNU DK3001BD」はクールデザインのメタルシェルを採用し、その外観に合せたクールで情報量やスピード感を重視した印象のサウンドで調整されている印象です。特に4基のマイクロ平面ドライバーが非常に伸びがあり見通しの良い高域を実現し、「Glacier」と同系統のダイナミックドライバーを採用した低域は締まりがあり、同時に重低音を中心に底の方から突き上げるような存在感を作っています。
仕様としてはインピーダンス 26Ω、感度108dB/mWという仕様で比較的音量は取りやすいものの、マルチドライバー仕様のためある程度の駆動力が必要で、価格に見合ったDAPやアンプを組み合わせることが望ましいでしょう。
「DUNU DK3001BD」の高域は、4基のマイクロ平面ドライバーによる明るく明瞭な音で鳴ります。しっかりとした主張があり、伸びのある見通しの良い印象。シンバル音は粒立ちが良く煌めきがあり、ハイハットの減衰などはスピード感があります。非常にスッキリした印象ですが刺激は刺さる直前くらいで調整されている印象。ただし長時間のリスニングでは聴き疲れする方もいらっしゃるかもしれませんね。聴きやすい滑らかな高音を好まれる方には最近のイヤホンのなかではアグレッシブな印象を受ける可能性がありますが、スッキリした透明度の高さ、解像感や質感は価格に見合うグレード感があります。中音域はニュートラルな印象で、U字傾向のためボーカル域はやや前傾しつつ、全体としては原音忠実性が高い音で再生されます。ただ最近のリスニング傾向のイヤホンと比べるとややあっさりした印象を持つ方も多いかもしれません。
いっぽうで「Moondrop KATO」などの傾向を好まれる方には非常に好感されそうな印象です。解像感や分離は非常に良く、高域同様に透明度が高くスッキリした印象で全体を俯瞰で見渡せるような見通しの良さがあります。ボーカル域はやや前傾し、女性ボーカルは中高域を中心にアクセントがありハッキリした輪郭で抜けが良く、男性ボーカルは厚みや豊かさは若干控えめですが締まりのある音で再生されます。
音場は左右は原音に忠実な自然な広さがあり、前後方向には分離の良さと透明感からレイヤー感を感じやすい印象です。中央から若干前方を軸に、演奏が綺麗に分離することで立体的な音場感があります。また定位も全体的に正確で、情報量のあるサウンドをスッキリと楽しめる印象です。
低域はバランスとしてはニュートラルですが、重低音を中心にブーストされており、深さと力強さがあります。ミッドベースは量的には控えめなものの直線的でタイトな印象で再生され、中高域と明瞭に分離します。パワーや厚みよりスピード感やキレの良さを重視した印象の音作りです。しかし重低音については非常に深く沈み込み、キレとともに厚みのある音で底から突き上げるように鳴ります。この重低音を中心に全体を下支えする印象ですね。音数の多いEDMなども明瞭に再生し質の良さを感じさせます。「DaVinci」などの迫力のある低域とは明確に棲み分けされている印象ですね。
というわけで、「DUNU DK3001BD」は同社のアッパーミドル級のなかでも、4基のマイクロ平面ドライバーによる超高域へのアプローチと、「Glacier」と同系統のダイナミックドライバーによる深い重低音が主体の低域など、ハーマンターゲット準拠のU字バランスながらスッキリした弱ドンシャリ方向のチューニングが印象的なサウンドでした。
価格帯に合せて非常に解像感や分離に優れスッキリした印象で楽しめる音作りは最近の自然で温かみのあるサウンドに対してもっと明るさやキレの良さが欲しいと思っている方には魅力的な選択肢となります。またクールなデザインや質の高いケーブルも魅力的でしょう。
価格設定としてはアッパーミドル級となりますが11.11セールではクーポンなどの併用によりかなり大規模なディスカウントが行われているため興味なる方はここで挑戦してみるのも良いと思いますよ。
低域はバランスとしてはニュートラルですが、重低音を中心にブーストされており、深さと力強さがあります。ミッドベースは量的には控えめなものの直線的でタイトな印象で再生され、中高域と明瞭に分離します。パワーや厚みよりスピード感やキレの良さを重視した印象の音作りです。しかし重低音については非常に深く沈み込み、キレとともに厚みのある音で底から突き上げるように鳴ります。この重低音を中心に全体を下支えする印象ですね。音数の多いEDMなども明瞭に再生し質の良さを感じさせます。「DaVinci」などの迫力のある低域とは明確に棲み分けされている印象ですね。■ まとめ
というわけで、「DUNU DK3001BD」は同社のアッパーミドル級のなかでも、4基のマイクロ平面ドライバーによる超高域へのアプローチと、「Glacier」と同系統のダイナミックドライバーによる深い重低音が主体の低域など、ハーマンターゲット準拠のU字バランスながらスッキリした弱ドンシャリ方向のチューニングが印象的なサウンドでした。価格帯に合せて非常に解像感や分離に優れスッキリした印象で楽しめる音作りは最近の自然で温かみのあるサウンドに対してもっと明るさやキレの良さが欲しいと思っている方には魅力的な選択肢となります。またクールなデザインや質の高いケーブルも魅力的でしょう。
価格設定としてはアッパーミドル級となりますが11.11セールではクーポンなどの併用によりかなり大規模なディスカウントが行われているため興味なる方はここで挑戦してみるのも良いと思いますよ。