KBEAR PT01 (Phoenix)

こんにちは。今回は 「KBEAR PT01 (Phoenix)」です。透明シェルにシングルダイナミック仕様のシンプルなモデルです。千円台で購入可能で、オーディオ的には雰囲気重視の印象ですが、ライトユーザーの普段使いアイテムとしては分かりやすく使いやすいイヤホンだと思います。

■ 製品概要と購入方法について

「KBEAR」は幅広いラインナップを持つ中国のイヤホンブランドで、姉妹ブランドの「TRI Audio」と併せて意欲的な新製品を数多くリリースしています。同社自体はファブレスのため、製造を行うファクトリーごとに複数のラインが存在しまが、同社エンジニアによる一貫したチューニングにより、ブランドとして統一性のあるサウンドを実現しているのも特徴的です。
→過去記事(一覧): KBEAR/TRI製品のレビュー

KBEAR PT01 (Phoenix)」はアマゾンでも千円台で購入可能な超低価格モデルで、10mmサイズのダイナミックドライバーをシングルで搭載します。
KBEAR PT01 (Phoenix)KBEAR PT01 (Phoenix)
ドライバーにはPET振動板を採用した10mm デュアルマグネティックダイナミックドライバーをシングルで搭載。透明感のあるサウンドとインパクトのある低音が特徴的なチューニングが行われています。

KBEAR PT01 (Phoenix)KBEAR PT01 (Phoenix)

KBEAR PT01 (Phoenix)」の価格はアマゾンで1,775円です。

Amazon.co.jp(HiFiHear Audio): KBEAR PT01 Phoenix ※掲載時購入時355円OFFクーポンあり


免責事項:
本レビューではレビューサンプルとして H HIFIHEAR-JP より製品を提供いただきました。機会を提供してくださったことに感謝します。ただし本レビューに対して金銭的やりとりは一切無く、レビュー内容が他の手段で影響されることはありません。以下の記載内容はすべて私自身の感想によるものとなります。


■ パッケージ構成、製品の外観および内容について

パッケージはコンパクトなボックスでフェニックスのイメージイラストが描かれています。
KBEAR PT01 (Phoenix)KBEAR PT01 (Phoenix)

パッケージ内容はイヤホン本体、イヤーピース(S/M/Lサイズ)、説明書。
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本体は透明なプラスチック樹脂製のカナル型でシェル形状はかつてのKZやTFZなどのような伝統的なデザインを踏襲しています。ケーブルは脱着不可タイプですね。フェイスプレートは透明な樹脂裏側からプリントされたシートが貼付けられている感じです。
KBEAR PT01 (Phoenix)KBEAR PT01 (Phoenix)
一般的なデザインのため装着感も同様で多くの方が違和感無く使うことができるでしょう。ケーブルはアルミ箔で覆われた銅線を透明な樹脂被膜で覆っており、千円台のイヤホンとしては良質な印象。すこし被膜の弾力が強いですが取り回し自体は問題ありません。
KBEAR PT01 (Phoenix)KBEAR PT01 (Phoenix)
イヤーピースは白いシリコンタイプですがイヤピ形状は「CCZ」で採用されている装着性を向上させている独自タイプ。この価格帯であれば一般的なものが付属でも普通だと思うのですが、ちょっと良いイヤーピースが付属してるのは地味にお得感がありますね。


■ サウンドインプレッション

KBEAR PT01 (Phoenix)」の音質傾向は中低域寄りのドンシャリ。以前から中華イヤホンを嗜んでいる方であればそろそろ懐かしさも感じるかも、といった感じのいかにもなサウンドです。寒色寄りですがボーカル域には適度な温かみがあり、解像感よりメリハリの良さと雰囲気で楽しむタイプのサウンド。日常使いのリスニングイヤホンとしては効きやすく楽しいサウンドだと思います。

KBEAR PT01 (Phoenix)全体的にメリハリ強めでアタックも強めの印象で、低音は深いとことの解像感は価格なりの印象ですが重量感とパワーがあり、パワーのあるベースラインで中高域を下支えする印象。

中音域は凹みますがボーカル域は結構ハッキリしており定位もやや前傾している印象。この辺の音像表現は最近の製品の質感に近く、多くの方が違和感無く楽しめると思います。女性ボーカルの高音などの中高域はやや下がっていますが綺麗に伸びます。男性ボーカルは輪郭が太めで音像もやや大柄な印象ですが雰囲気のある音作りで存在感のある印象。音場は一般的ですが前後にV字的なレイヤー感が有り、演奏は後方で鳴る印象。定位は正確ではありませんが臨場感は得やすいですね。

高音は少し下がって定位しており効きやすい印象ですが、寒色系でスッキリ目の音を鳴らします。刺激をコントロールしているというより中低域に比べて下がっているため相対的に刺さりにくいという感じですね。この辺は少し前の1DD構成の低価格中華イヤホンではよく見られたアプローチですね。


■ まとめ

KBEAR PT01 (Phoenix)というわけで、「KBEAR PT01 (Phoenix)」は千円台のイヤホンとして気軽に楽しめるカナル型イヤホン、という感じですね。オーディオ的には解像感や音像表現がけっこう大柄で雰囲気重視感はあるのですが、ライトユーザーを中心に普通に聴くうえではボーカル域もハッキリしており、全体的に臨場感のあるサウンドで使いやすく楽しいサウンドだと思います。
リケーブル不可仕様ですがこの点もライトユーザーにはむしろ分かりやすくて良いでしょう。いっぽうでこのクラスのイヤホンとしてはケーブルやイヤーピースがちょっと良い印象なのも、そういった意味では好感されそうですね。

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#KBEAR
#構成:1DD
#有線イヤホン:低価格(35USDor5000円以下)
#中華イヤホン(低価格/50USD以下)