HIDIZS SD2

こんにちは。今回は「HIDIZS SD2」です。2月24日23:30(日本時間)よりオーダー開始となる、スマートフォンなどのType-Cデバイスに直結できる超小型の高音質オーディオアダプターです。DACにESS「ES9270」を搭載し、32bit/384kHz PCMおよびDSD128のハイレゾ出力に対応。3.5mm出力端子はハイレゾ対応オーディオアダプターでは珍しいマイクコントロールにも対応。またLightning用アダプタケーブルが付属するなど低価格ながら幅広い用途に利用できる製品です。

■ 製品概要と購入方法について

HIDIZS」は高性能なコンパクトDAPや高音質オーディオアダプター(ドングル製品)、そしてイヤホン製品などを展開するオーディオブランドで、私のブログでも小型で高性能なデジタルオーディオプレーヤー(DAP)およびオーディオアダプター製品と、評価の高いイヤホン製品など幅広いアイテムを紹介しています。
過去記事(一覧): 「HIDIZS」ブランド製品のレビュー

今回の「HIDIZS SD2」は同社のなかでも最小クラスのオーディオアダプター製品で、スマートフォン/タブレットやPC等のUSB Type-C ポートに直結して利用できる製品です。多くのAndroid製品はもちろん、Type-Cポートを採用するiPhone 15やiPad等も同様に直結して利用することができます。またiPhone14以前のLightningコネクタ仕様のデバイスについては付属する「Lightning - Type-C ケーブル」を使用することで接続することが可能です。
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HIDIZS SD2」はDACにESS Technology製の「ES9270」を採用。最大384kHz PCMおよびDSD128に対応し、優れた省電力設計ながら70mW+70mW@32Ω の出力が可能です。SNRおよびTHD+N値も優れており、非常に高いノイズ特性でハイレゾ対応のオーディオ品質を実現しています。
本体はアルミニウム合金製のシャーシを採用しており、34.5×20×10mm、6gの軽量コンパクトなサイズ感を実現。また45度に傾斜した3.5mmジャックは優れたユーザエクスペリエンスを提供します。
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また遅延の無い有線接続でAndroidおよびiOS/iPadOS、Windows、Macなどのマルチプラットフォームに対応し、3.5mmジャックはマイクコントロールを含むTRRSコネクタに対応します。ハイレゾ音質に対応しつつ、音声チャットを行いながらのゲームプレイやオンライン会議でも活用できます。

HIDIZS SD2」はコンパクト設計ながらサンプリングレートを表示するインジケーターを備えており、通常(44.1または48kHz)はレッド、ハイレゾおよびDSDはブルーで点灯します。
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HIDIZS SD2」のカラーバリエーションは「ブラック」「ホワイト」「グレー」の3色が選択可能。
オーダーは2024年2月24日、日本時間23:30より、HIDIZSの公式サイトまたはアマゾンのマーケットプレイスにて開始されます。公式サイトでの通常価格は39.99ドルです。
※HIDIZS公式サイトでは初回200台限定で31.99ドルの特別価格で販売されます。
※さらに公式ストア、アマゾンでそれぞれ使用可能なクーポンコードを提供いただきました。


HIDIZS公式ストア(hidizs.net): HIDIZS SD2 ※5%OFFクーポン「BISONICR5OFF」


少しフライングですが日本のアマゾンでは購入可能になりました。表示価格は6,999円です。
Amazon.co.jp(HIDZS JP): HIDIZS SD2 7%OFFクーポン「BISONICRRR」


免責事項:
本レビューではレビューサンプルとして HIDIZS より製品を提供いただきました。機会を提供してくださったことに感謝します。ただし本レビューに対して金銭的やりとりは一切無く、レビュー内容が他の手段で影響されることはありません。以下の記載内容はすべて私自身の感想によるものとなります。


■ パッケージ構成、製品の外観および内容について

HIDIZS SD2」のパッケージは製品画像を載せたコンパクトなボックス。背面には製品仕様が各国語で記載されています。今回は「ブラック」カラーの製品が届きました。
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パッケージ内容は、本体、Lightning-Type-Cケーブル、Type-A変換コネクタ、説明書、保証書など。
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本体は3.45cm×2cm程度のサイズ感でスマートフォンやPCに直結してもほぼ気にならないサイズ感です。アルミ製の本体は非常に軽量で、かつ耐久性のある丈夫な印象です。エッジの効いたクールなデザインで組み合わせても違和感はほぼありませんし、コンパクトなのでイヤホンと一緒にケースに入れて持ち運べるのも良いですね。またケーブルジャックが45度に傾斜していることで通常よりケーブルの取り回しも良くなります。
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本体デザインは両面とも基本的には同じですが、片面にのみサンプリングレートを表示するLEDがあり、再生時にレッドまたはブルーで点灯します。またLightning仕様のiPhone用にはOTG仕様の変換ケーブルが付属します。
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接続はOTGでインターフェースはUAC2.0(USB Audio Class 2.0)仕様で、スマートフォンおよびPC、Macは接続するだけで使用できます。レビュー時点ではWindows用のASIOドライバーは提供されていませんが、他の製品同様に今後は「サポートのダウンロードページ」でダウンロードできる可能性はあります。


■ サウンドインプレッション

HIDIZS SD2HIDIZS SD2」のオーディオ品質は比較的癖の無い明瞭感のあるサウンド。ESS製DACチップの傾向ともいえる輪郭のハッキリした印象を感じつつも過度にメリハリを強調した印象は無く、接続するイヤホンおよびヘッドホンの傾向をしっかり反映させて鳴らすことができます。優れたノイズ特性から透明感があり解像度も高い印象。ハイレゾ音源の微細な音もつぶさに描写できる実力があります。応答はフラットな印象ですがダイナミクスという点で僅かに中音域に厚みがあり、超小型のアダプターとしては想像以上にエネルギッシュなサウンドを実現しています。

HIDIZS SD2」の最大70mW+70mW(@32Ω)という出力はアンプチップ付きのドングル型オーディオアダプター製品にも匹敵しそうな仕様で、スマーフォトン直結型アダプター製品としては十分にパワフルです。そのため多くのイヤホン製品で問題なく駆動することができ、一部のヘッドホンでも快適に再生することができます。音量が取りにくいヘッドホンなどでは端末側の音量を相応に上げる必要がありますが、極端な増幅を行っていないことでゲインは直線的に伸びるため、最大音量近くまで上げても歪みはほとんど発生しません。そのため「Sennheiser HD6XX」のように結構鳴らしにくいヘッドホンでも楽しむことができました。
また、「HIDIZS SD2」の3.5mmジャックはマイクコントロール付きのTRRSピンに対応しており、マイク付きのイヤホンと組み合わせて端末側の再生・停止や音声通話などを行うことも可能です。ボイスチャットをしながら遅延のないゲームプレイを高出力で臨場感のあるクリアサウンドで楽しめるメリットは大きいですね。

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もちろん、「HIDIZS SD2」のType-CコネクタはAndroidデバイスはもちろん、USB-C仕様のiPhone15シリーズやiPadのほか、MacおよびWindows PCに接続して利用することも可能です。さらにLightning変換ケーブルが付属するため、iPhone14以前のモデルでもオプション無しで利用できます。これらの場合でもマイクコントロールに対応し、幅広いシーンで活用することが可能ですね。


■ まとめ

HIDIZS SD2というわけで、レビュー掲載日(2月24日)時点では発売前の「HIDIZS SD2」の紹介となりました。
発売開始は23:30からですが、公式サイトでの200個限定のプロモーション価格は海外勢も含めた争奪戦となると思われます。また日本のアマゾンでも同時に発売開始となると思われますが、HIDIZSの新製品は毎回好評で、初回ロットはすぐに完売してしまうため、記事をご覧になって興味をもたれた方は開始されたら急いで購入されることをお勧めします。
もちろん通常価格(39.99ドル)でも十分にお買い得感はあり、多くの方にお勧めできるアイテムです。「HIDIZS SD2」は超小型・軽量で装着したままでも違和感のない直結型ですので、様々なモバイルシーンおよび用途で高音質を楽しめそうですね。

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