Temperament X10 (BELL-LB)

こんにちは。今回は 「Temperament X10 (BELL-LB)」です。例によって2ヶ月以上書きかけになっていたレビューです(汗)。20ドル台で購入可能なお手頃価格のインナーイヤー(イントラコンカ)型イヤホンですね。最近、上位モデルの「X3」も届いているため、まずはこちらをレビューしました。

■ 製品概要と購入方法について

Temperament X10 (BELL-LB)「Temperament」はイントラコンカ(インナーイヤー)型のイヤホンをリリースしている中華イヤホンブランドです。同社の第1世代のインナーイヤー型イヤホンとして「Black Bell」という製品があり、このドライバーを継承して製品化されたのが「Bell-LB(Little Black Bell)」となります。「Bell-LB」にはケーブルの違いにより「X6」と「X10」の2モデルがリリースされているようです。今回は銀メッキリッツ線ケーブル仕様の「Temperament X10」のレビューとなります。
Temperament X10」および「X6」は第1世代の「Black Bell」と同様の16mmチタニウム振動板ダイナミックドライバーを搭載したイントラコンカ型イヤホンです。
ハウジングは5軸CNC加工による航空グレードのアルミニウム・マグネシウム合金を採用。重量はわずか2.6gに抑えられています。
Temperament X10 (BELL-LB)Temperament X10 (BELL-LB)
Temperament X10」のケーブルはリッツ構造を採用した銀メッキ線ケーブルを使用。3.5mmの標準モデルのほか、交換可能な4.4mmケーブルを付属したモデルを選択することも可能です。
Temperament X10」の価格は23.39ドル~です。購入はAngeldac Audio Storeにて。
AliExpress(Angeldac Audio Store): Temperament X10

免責事項:
本レビューではレビューサンプルとして Angeldac Audio Store より製品を提供いただきました。機会を提供してくださったことに感謝します。ただし本レビューに対して金銭的やりとりは一切無く、レビュー内容が他の手段で影響されることはありません。以下の記載内容はすべて私自身の感想によるものとなります。


■ パッケージ構成、製品の外観および内容について

Temperament X10」は20ドル台と購入しやすい価格設定のイントラコンカ型イヤホンですが、パッケージはかなり凝った仕様でしっかりした作りになっています。
Temperament X10 (BELL-LB)Temperament X10 (BELL-LB)

今回は3.5mm仕様の通常版でパッケージ内容はイヤホン本体、イヤーパッドが白色と黒色の2色でそれぞれパッドタイプとドーナツ型タイプ、イヤーフック、布製ポーチほか。比較的充実した付属品ですね。
Temperament X10 (BELL-LB)Temperament X10 (BELL-LB)
本体はアルミニウム・マグネシウム合金による金属製で非常に軽量のハウジング。ハウジング上部にロゴがプリントされている方が右側ですね。
Temperament X10 (BELL-LB)Temperament X10 (BELL-LB)
ケーブルは弾力のある厚めの被膜の銀メッキ線で絡まりにくく取り回しは良い印象。ケーブルの分岐部分が脱着式になっており、4.4mmケーブルが付属するパッケージでは交換が可能です。


■ サウンドインプレッション

Temperament X10 (BELL-LB)Temperament X10」の音質傾向は、ニュートラルからややW字傾向の印象。高域は聴きやすく歯擦音などは無く聴きやすい印象。イヤーパッド無しの状態では低域はイントラコンカ型としては控えめの印象で全体的に締まりのあるサウンドです。いっぽうで派手さは無く滑らかな印象のため、多少穏やかな印象を持つ方も多いかもしれませんね。
分離も良くスッキリした印象でボーカル曲を中心に聴きやすくチューニングされています。音場は自然な広さがあり分離感も良いため、定位も捉えやすく、動画視聴やゲーミングなどの用途にも結構向いていると思います。

Temperament X10」高域は刺激を抑えた聴きやすい印象。他の音域に比べるとやや暗めで天井はそれほど高くはな印象。それでも中高域付近から曇りは無く明瞭なため、ボーカル曲など中音域をメインとした音源では不足を感じることは少ないでしょう。
Temperament X10 (BELL-LB)中音域はニュートラルで他の音域寄りやや主張が強めの印象。そのためW字寄り、あるいは若干のカマボコ傾向に感じる場合もあります。ボーカルは比較的近くに定位しますがイントラコンカ型としては締まりがあり、演奏との分離も良い印象。音場は広がりを演出する印象ではないですが、自然な空間表現があり定位も捉えやすいため、ボーカル曲のほか動画視聴やゲーム用途にも実用的だと思います。
低域は量感としては十分あるもののバランスとしてはニュートラルに近い印象で、ミッドベースも過度に膨らむこと無く締まりのある音を鳴らします。中高域との分離も良くボーカル域を心地よく下支えしてくれる印象です。全体の解像感は価格なりといった印象のため、その点は踏まえる必要がありますが、スマホやタブレット直挿しでも使いやすく、様々な用途で気軽に利用する前提であれば非常に使いやすく、聴きやすいイヤホンだと思います。


■ まとめ

Temperament X10 (BELL-LB)というわけで、「Temperament X10」は20ドル台の低価格で十分な付属品を備え、ミッドセントリックなニュートラル方向で比較的締まりも良いサウンド、という仕上がりで結構使いやすい印象を持ちました。構成としては3.5mmと4.4mmのケーブル付きという内容ですが、ゲーミングやオンライン会議でも使えるマイクケーブル付きの選択肢もあっても良いかなと言う気がしました。音質面で突出した製品ではありませんが使いやすいイントラコンカ型として興味のある方は「ついで買い」とかで押さえておくのも良いかも知れませんね(^^)。

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