NICEHCK Spacecloud Ultra

こんにちは。今回は「NICEHCK Spacecloud Ultra」です。届いたのは12月の中旬頃でしたがこのタイミングでのレビューとなりました。 名称の通り同社の人気リケーブル製品「SpaceCloud」のリニューアルバージョンですね。同社のフラグシップシリーズを踏襲した新しいコネクタ部品等を採用することでより高級感がアップしました。
「NICEHCK」ブランドでは「FourMix」以降のフラグシップシリーズの人気が高く、100ドルクラスで高品質のケーブルの定番のシリーズになりつつありますね。なかには初回分のみで完売になるような限定数の少ない製品も多いため、気になるケーブルは早めに入手した方がよいかもしれません。
→ 過去記事(一覧): NICEHCK製ケーブル製品のレビュー

NICEHCK Spacecloud Ultra」の購入はAliExpressの「NiceHCK Audio Store」にて。AliExpressでの購入方法はこちらを参照ください。


[ NICEHCK Spacecloud Ultra ] 6N銀メッキOCC+7N OCCミックスリッツ線ケーブル (ブルー)
NiceHCK Spacecloud Ultra Flagship Earbud Wire Litz 6N Silver Plated OCC+7N OCC Mixed Cable
【 MMCX 】【CIEM 2pin 】【3.5mm】【2.5mm/4極】【4.4mm/5極】
AliExpresss(NiceHCK Audio Store):199ドル~
※現在120ドルOFFのクーポンコード「8P4WUP69L836」を配布中です。

Amazon.co.jp(NICEHCK):23,310円

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NICEHCK Spacecloud Ultra」は同社の「SpaceCloud」のリニューアルバージョンで、ライトブルーのクリアカラー被膜に覆われた高純度単結晶銅線および銀メッキ線のミックスケーブルです。0.08mmの6N銀メッキOCC線を15本、同じく0.08mmの7N OCC線を15本束ねた線材を使用し、「タイプ2」リッツ絶縁構造を採用。シルバーとカッパーブラウンのそれぞれの線材のコントラストが光沢の有るライトブルーの被膜から透けて見えることでメタリックな独特の印象を作り出しています。
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NICEHCK Spacecloud Ultra」では同社のフラグシップシリーズで採用されているソリッドなデザインの金属製プラグパーツを採用。ケーブルのカラーに合わせたライトパープルのコネクタ及びプラグ部品等は高級感のあるアルミ製で、それぞれ3.5mmステレオ、4.4mm/5極、2.5mm/4極のバランス仕様プラグが用意されています。またコネクタはMMCX、0.78mm CIEM 2pinの2種類が選択できます。

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NICEHCK Spacecloud Ultra」として「フラグシップグレード」のケーブルに「格上げ」になったことで、NICEHCKブランドの布張りのハードケース付属となりました。このケースはHCKのケースの中でも特に容量が大きく、イヤホン本体およびリケーブル前のケーブルを含め各種付属品を一緒にいれても余裕で収納できます。

NICEHCK Spacecloud Ultra高純度線材のミックスケーブルで少し太めの線材を使用した8芯線タイプですが、弾力があって絡まりにくい樹脂被膜とあわせてフラグシップシリーズのなかでも取り回しは最も良い印象。また以前の「SpaceCloud」より耳掛け部分はしっかり編み込まれたうえに被膜で覆われており耐久性も向上しています。「NICEHCK Spacecloud Ultra」は1本の芯のなかで2種類の線材をリッツ構造でミックスしているタイプのケーブルで、鮮やかなメタリックブルーの見た目の美しさだけでなく、内容的にもこだわりを感じる製品ですね。

NICEHCK Spacecloud Ultra」の音質傾向は、ミックス線らしく一気に明瞭さを向上させ、イヤホンのポテンシャルを驚くほど際立たせる印象です。よく「空気の膜を取り払う」という表現を使いますが、「NICEHCK Spacecloud Ultra」はフラグシップシリーズのなかでも特に鮮明度が高く、音の輪郭や定位、音場感などをより忠実かつ明瞭に伝えることができるようです。

NICEHCK Spacecloud Ultraもともと音場感や解像感に優れるイヤホンではさらに見通しが良くなり、オーケストラ演奏やライブ音源等、より実在感のある空間表現を楽しめます。また鮮やかさや濃密さを楽しみたいイヤホンではさらに粒立ちのよい精緻な描写を実感できます。ケーブル自体による味付けは無いのですが、とにかく全域に渡って表現力が高いため、数万円クラスのイヤホンでも付属ケーブルと比較して高高域や重低音での違いを感じやすいかも知れません。これらの場合、高域の煌めきや伸びが向上したり、低域は重低音を中心に厚みと解像感が増して感じます。

また「NICEHCK Spacecloud Ultra」では既存の「SpaceCloud」と比較してコネクタ周りの接合部で使用しているハンダの質を向上しより伝導性を高めているらしく、一定グレード以上のイヤホンとの組み合わせでは透明感などに違いを感じるかもしれませんね。
NICEHCK Spacecloud UltraNICEHCK Spacecloud Ultra
ちなみに、4種類の線材のミックス線タイプである「FourMix」も比較的鮮やかに変化するケーブルですが、ミックス線らしい鮮明感やリケーブルによる各音域の強調感など「より分かりやすいリケーブル効果」を得たい場合には最適です。そのため、ある程度派手さのあるイヤホンで、解像感のみを上げたい場合など強調しすぎない方が良い場合は別のケーブルを選択する方が良い場合もあります。
NICEHCK Spacecloud UltraNICEHCK Spacecloud Ultra
とはいえ、イヤホンの特徴を活かすという点ではフラグシップシリーズならではの品質があり、中華イヤホンにとらわれず、より多くの数万円クラス、あるいはそれ以上のグレードのイヤホンと組み合わせて欲しい高品質なケーブルだと思いますよ。外観の美しさを含めて、ちょっと大人しめのイヤホンをドレスアップするような感覚で組み合わせて見るのも良いかもしれませんね(^^)。

 
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