DUNU TITAN S (ブラックバージョン)

こんにちは。今回は「DUNU TITAN S」に追加された「ブラック」バージョンと、同じくDNNUブランドの「S&S (Stage & Studio) 」「Candy」の2種類のイヤーピースについてです。 「DUNU TITAN S」は従来のこれまでのメタリックなカラーも良いですが表面処理を変更した新カラーも格好良いですね。同時に届いたDUNUの新しいイヤーピースと合わせて紹介します。

■ 製品の概要について

DUNU TITAN S」は同社の伝統的な「TITAN」の名称を受け継ぐ、アンダー100ドルクラスのDUNUとしては比較的エントリークラスとしてリリースされたモデルで、LCP振動板ドライバーによるニュートラルなサウンドとサイバーパンクを意識したデザインで現在も好評を受けています。詳細については既存記事の「TITAN S」のレビューも参照ください。
過去記事: 「DUNU TITAN S」 個性的なデザインにバランスの良いモニター系サウンド。伝統のシリーズが新しく生まれ変わったアンダー100ドル高音質イヤホン【レビュー】

DUNU TITAN SDUNU TITAN S

新しく追加されたブラックカラーバージョンは従来の金属質な表面処理とは異なり梨地加工された表面につや消しのブラックカラーが定着されており、中央部分のメタリックレッドのメタリックパーツがクールなアクセントになっています。

DUNU TITAN SDUNU TITAN S

新カラーを含む「DUNU TITAN S」の購入はHiFiGoまたはアマゾンのHiFiGoマーケットプレイスにて。
価格は69ドル、アマゾンでは11,099円です。
またHiFiGo直営店では「ブラック」「ガンメタルグレー」「クロームシルバー」の3種類のカラー針ケーションのほか、現在DUNU製のType-C変換コネクタ「DTC50」またはLightningコネクタ「DCL50」のどちらかを選択し、付属したバージョンで購入可能です。
HiFiGo: DUNU TITAN S ※Black/Silver/Gray、Type-CまたはLightningコネクタ付属
Amazon.co.jp(HiFiGo): DUNU TITAN S Black ※現在1670円OFFクーポン配布中


■ 「DUNU TITAN S」ブラックカラーバージョン

DUNU製品のパッケージは毎回比較的コンパクトでカラフルなボックスアートが目を引きます。「DUNU TITAN S」のブラックバージョンではマグマの中のようなイメージのパッケージデザインが印象的です。ボックス内の大きめのケースに一通りのものが収納されています。
DUNU TITAN S (ブラックバージョン)DUNU TITAN S (ブラックバージョン)

パッケージ内容はイヤホン本体、ケーブル、ケーブルクリップ、イヤーピースが3タイプ(それぞてS/M/Lサイズ)、レザーケース、保証書ほか。また今回はType-C変換コネクタの「DTC50」もパッケージとは別に付属していました。
DUNU TITAN S (ブラックバージョン)DUNU TITAN S (ブラックバージョン)

DUNU TITAN S」の亜鉛合金製の本体はコンパクトで耳に収まりやすいサイズ感。サイズが小さいため重さで耳から落ちる心配も無いと思います。装着性は良好ですが遮音性は一般的。なおフェイス部分に大きめのベント(空気孔)がありますが音漏れはそれほど気になるレベルでは無く、よほど静かな場所でなければ問題ないでしょう。
DUNU TITAN S (ブラックバージョン)DUNU TITAN S
コネクタ部分は僅かに窪んでいますがいわゆる中華2pinタイプのケーブルがぴったり入る深さでケーブルの選択肢は多いでしょう。付属ケーブルはブラウンの撚り線タイプ。柔らかく取り回しは良いですが被膜がちょっと絡まりやすいかもしれません。
DUNU TITAN S (ブラックバージョン)DUNU TITAN S (ブラックバージョン)
DUNU TITAN S」の音質傾向はニュートラルでサウンドバランスに優れた印象。いわゆる「ハーマンターゲットカーブを意識したサウンドバランス」のイヤホンです。以前のレビューから見た目の「サイバーパンク」のイメージからもっと派手なサウンドかなと思ったら、競合する「Moondrop Aria」や「TINHIFI T3 PLUS」といった同様のLCP振動板ドライバー搭載イヤホンと結構ガチンコなニュートラルサウンドで逆に驚いた、という主旨のことを書きました。実は弱ドンシャリ方向にリスニング寄りのバランスにチューニングされているのですが、このような印象を感じる最大の理由は中高域の抜けも良く鮮やかさを感じるサウンドながら刺激を抑えた柔らかさがあるため、硬質なデザインとギャップを感じるのかも知れませんね。

DUNU TITAN S (ブラックバージョン)高域は明瞭で見通しの良い音を鳴らします。煌びやかさがありシンバル音も鮮やかさがあります。直線的に伸び、解像感のある音ですが、刺激はコントロールされており刺さりなどはほとんど感じません。高域の主張が物足りない方は情報量の多い銀メッキ線へのリケーブルがおすすめ。
中音域は癖の無いニュートラルなサウンドで、高域同様に見通しの良さが印象的。中高域の抜け感もありボーカルも鮮やかですが想像以上に柔らかく自然な印象。音場は普通か曲によってはちょっと狭いですがボーカル寄りのチューニングという捉え方もできるでしょう。
低域もニュートラルで過不足無く鳴りますが、響きなどの強調は無く直線的でタイトな印象。全体としては僅かに中高域寄りに感じるバランス。重低音の沈み込みも十分ありますが、もう少しドンシャリ傾向方向に振って良いかな、と思う場合もあります。


■ 「DNNU S&S (Stage & Studio)」「DUNU Candy」イヤーピース

今回ブラックバージョンの「DUNU TITAN S」と一緒に新しいイヤーピースが2種類届きました。
DNNU S&S (Stage & Studio)」イヤーピースは私のレビューでは「DUNU Talos」以降のモデルで付属しているものを紹介していますね。円筒形の独特のデザインが印象的です。また「DUNU Candy」は一般的な形状のシリコンイヤーピースですがフィットする部分がソフトで柔らかいのが特徴的です。
DNNU S&S (Stage & Studio)DUNU Candy

DNNU S&S (Stage & Studio)」「DUNU Candy」の購入はHiFiGoにて。

価格は「DNNU S&S (Stage & Studio)」「DUNU Candy」とも12.99ドルです。
またアマゾンでは「DNNU S&S (Stage & Studio)」が1,774円で購入可能です。
HiFiGo: DNNU S&S (Stage & Studio) / HiFiGo: DUNU Candy
Amazon.co.jp(HiFiGo): DNNU S&S (Stage & Studio)イヤーピース

DNNU S&S (Stage & Studio)DUNU Candy

私の耳のサイズに合わせてSサイズでオーダーしています。「DUNU Candy」は一般的な形状のシリコンイヤーピースですがフィット部分のシリコンは非常に柔らかくフィット感が良好です。以前販売されていた「丸七イヤピース・長楽」にちょっと近い印象かも。同様のイヤーピースを探している方には最適かも知れませんね。

「DNNU S&S (Stage & Studio)」「DUNU Candy」DNNU S&S (Stage & Studio)」は「Talos」「Kima」といった最近のモデルにも同梱される円筒形の最新イヤーピース。いわゆる高密着型のシリコンイヤーピースで、リスニング性を向上させより明瞭なボーカルと優れた遮音性、快適な装着感を実現するとのこと。平面状の先端部分が外耳道に密着することで遮音性を確保する構造のため、さまざまな耳の形状に合わせて最適な角度で装着出来るよう円筒形になっているいみたいです。イヤーピース全体が密着する一般的なシリコンイヤーピースと密着型の実際の使用時の違いに着目しているという意味でなかなか合理的なイヤーピースだと思います。

DUNU Candy」イヤーピースは装着部分が柔らかいためより耳へのフィット感が良く、しっかり装着出来るのが特徴。印象としてはウレタンイヤーピースにやや近いなじみ方をしつつ、ウレタンのように解像感が損なわれること無くしっかりと伝えてくれる印象。また同じシリコンイヤーピースと比べても付属品に多いコシの柔らかいタイプと比べても軸部分でしっかりホールドしてくれるため中高域も綺麗に出ると思います。
DUNU TITAN S / CandyDUNU TITAN S / S&S Eartips

そして「DNNU S&S (Stage & Studio)」は最近増えている高密着タイプですが、前述の通り円筒形を採用することで実際に耳にフィットするのは円筒の先端部分のみとなり、やはり高密着型特有の音像が緩くなる印象を回避しつつしっかりと低域を伝え、遮音性をキープすることが出来るのが特徴。また様々な角度のステムノズルのイヤホンを使い分けても傾向に違いが出にくいのも円筒形の特徴でしょう。そのため、実は角度的にあまり耳に合わないイヤホンほど効果が高い、という説も(笑)。気になる方はアマゾンでも購入できるのでいちど試して見ることをお勧めします。


■ まとめ

というわけで、今回は通常のレビューと言うよりアップデート記事のような内容になりました。今回紹介したDUNUの製品はどちらも派手さはありませんがどれも非常に良いアイテムだと思います。興味のある方はぜひとも挑戦してみてくださいね。


タグ :
#DUNU
#構成:1DD
#ドライバー:LCP
#価格帯/グレード:50-100USD
#中華イヤホン(100USD未満)
#コネクタ:中華2pin(フラット/中華)
#リケーブル:中華2pin/CIEM-2pin
#有線イヤホン:1万円台