BLON BL-H2

こんにちは。今回はちょっとした小ネタです。最近、中華イヤホンのレビューを書いていて「Bluetoothケーブルやアダプタを組み合わせてワイヤレスとして」みたいなくだりを書こうと思った際に、TWS化アダプタは「FiiO UTWS3」「TRN BT20S Pro」「KZ AZ09」などいろいろ選択肢があるのですが、以前からあったネックバンドタイプのものが結構販売を終了していたりAmazonでは売ってなかったりしてるな、と気づきました。そこで、現在でもAmazonで購入できる数少ないネックバンドタイプのアダプタのなかで「BLON BL-H2」を試しに購入してみました。 
「BLON(WGZBLON)」は最近個性的なイヤホンをリリースしている中華イヤホンブランドですが、同社製イヤホン用のオプションとしてBluetoothワイヤレスアダプタの「BLON BL-H2」も春頃から販売していたみたいです。
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Amazonでは「HiFiHear」より2,999円で販売しており(現在500円クーポンがあり、実質2,499円で購入可能)、「レッド」「ブルー」の2色、通常の「2pinタイプ」とBLON製イヤホン用の「L型タイプ」の2種類のコネクタが選択できます。どうも「L型」はKZやTRNのタイプCコネクタ仕様のイヤホンでも使用できるようなので、今回は「ブルー」の「L型コネクタ」を購入してみました。
Amazon.co.jp(HiFiHear): BLON BL-H2

BLON BL-H2ちなみに、現在ネックバンドタイプのワイヤレスアダプタというとMMCX仕様のものは国内ブランドを含め何種類か見つけられますが、中華イヤホン向けの2pin仕様だと以前からある「KZ aptX HD Bluetoothケーブル」くらいしか残っていないようです。以前は販売していた「KBEAR S1」も販売終了していますし、TRNもネックバンドタイプの現行モデル「TRN BT3S」も基本的にAliExpressのみの扱い(たぶんこちらも在庫限り)のようです。
そうなると数少ない選択肢である「BLON BL-H2」に期待が高まるわけですが、こちらは「Bluetooth 5.0」対応とは書いてあるもののコーデックについての記載がありません。しかしCVC通話ノイキャンは対応しているようです。一般的にコーデックの記載が無い場合は「SBCのみ対応」という意味なのですが、CVC通話ノイキャンが使えてコーデックがSBCだけってあるかな?と思ったのも購入して試してみることにした理由のひとつです。

BLON BL-H2」のパッケージは同社製イヤホン同様のシンプルな白箱。ネックバンド型アダプタのため結構箱は大きめですね。内容は本体、充電ケーブル、説明書と至ってシンプル。
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ネックバンド部分はシリカゲル素材で弾力はありますがしっかり形状をホールドするタイプ。サイドから耳にかけるケーブルが出ています。コネクタは2pin仕様はフラット仕様で「BLON BL-A8」などに対応するタイプ。L型はそれ以前のモデルの独自仕様の埋め込みタイプですが、ピンアサインは0.78mm CIEM 2pinと同で、埋め込み部分もKZ/TRNの「タイプC」(qdc互換)より大きいため、これらのイヤホンもそのまま使用できます。同社専用アダプタですが地味に汎用性はありますね。充電コネクタはmicroUSB仕様です。
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操作系は右側にボタンがあり、中央を長押しで電源ON/OFF、電源OFFからONになってもそのまま押し続けるとペアリングモードになります。「+」「-」は音量ボタンですが長押しで曲送り/戻しになります。実際にスマートフォンとペアリングしてみると予想通り最初は「SBC」コーデックでペアリングしました。
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しかし、接続デバイスごとの設定で「高音質コーデックを使用」を選ぶことで「AAC」コーデックが使用できることを確認出来ました。しかし、実際に使用してみると、私の環境では「AAC」コーデックのほうが音飛びが多く、標準の「SBC」コーデックのまま使用した方が安定して使用することが出来ました。この辺の安定性が理由で「BLON BL-H2」の仕様でコーデックが記載されていないのかもしれませんね。
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BLON BL-H2」を実際につないでみた印象はやや中低域寄りで、特にAACの時は結構低域が強い印象になりました。音質的にもSBCのほうが癖が無い感じですね。それでも何種類か試しましたが多少派手目に鳴るイヤホンと組み合わせたほうが相性が良さそうです。
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個人的にはもう少しコーデック面などを中心に柔軟性があると有り難かったのですが、2千円台で購入できる手軽さもありますし、見た目や装着感はまずまずですので、ネックバンド型のアダプタを探している方は参考にしていただければと思います。個人的には2pinタイプが使えるネックバンド型製品では「KBEAR S1」が最も好印象でしたので、在庫があるうちに通常の2pin仕様あたりも購入しておけばよかったかなとちょっと思っていたりします(^^;)。