
こんにちは。今回は「KBX4915」(KBEAR Warmth)4芯 4N 高純度単結晶銅線ケーブルです。最近では低価格中華イヤホンの高性能化にあわせてケーブルの高品質化も進んでいますが、KBEARブランドでも低価格ながら質の高い単結晶銅線ケーブルがリリースされました。従来、低価格の銅線ケーブルというと中低域を厚くするケーブル、という印象ですが、品質の高いケーブルは全ての音域に対して情報量が向上するとともに分離が向上し、見通しや音場感のあるサウンドが楽しめます。このケーブルも同様の傾向をもった、様々なイヤホンに幅広く使用できるケーブルだと思います。購入はアマゾンの「WTSUN Audio」などにて。
[ KBX4915 ] KBEAR Warmth 4芯 4N 高純度単結晶銅線 アップグレードケーブル
KBEAR Warmth 4 Core 4N Single Cyrstal Copper Upgraded Cable 2.5/3.5/4.4MM with MMCX/2PIN/QDC/TFZ
【 MMCX 】【 中華2pin 】【qdc (CIEM極性)】【TFZ】【3.5mm】【2.5mm/4極】【4.4mm/5極】


「KBX4915」(KBEAR Warmth)4芯 4N 高純度単結晶銅線ケーブルは、4N純度の高純度単結晶銅線を使用した4芯ケーブルです。芯ごとに0.10mmの線材を10本束ねて透明な樹脂被膜に覆っており、合計40本の線材で構成されています。また、純度を表す4N(99.99%)についてはAliExpressの製品ページに外部証明書の写しも掲載されています。
そして、「KBX4915」(KBEAR Warmth)ではコネクタおよびプラグ部品なども新しいタイプのものを採用しており、プラグおよびMMCX/2pinのコネクタ部品には軽量ながら耐久性のある金属部品を作用しています。プラグは3.5mmステレオに加えて2.5mm/4極または4.4mm/5極のバランスケーブルが選択できます。


またコネクタもMMCXおよび中華2pinのほか、qdcタイプ、TFZタイプ(TFZタイプは現在はAliExpressのみ)が選択できます。ちなみに、KBEARのケーブルは初期モデルを除きqdc仕様コネクタはいわゆる「qdc極性」ではなく、CIEM 2pinと同じ極性配置で結線されており、KZ/CCAおよびTRNの「タイプC」や「NF Audio」「SIMGOT」など複数の中華メーカーで最近採用の増えている形状に互換性のあるカバー付き2pinコネクタと同じ極性になっているようです。


「KBX4915」(KBEAR Warmth)のパッケージはいつもの簡易包装。線材はやや弾力のある被膜で覆われていて、少し硬めの手触りのケーブルですが、4芯タイプということで、むしろ絡まりにくく取り回しは良好な印象です。新しくなったプラグ等のパーツは金属製ながらクロームメッキ仕様の既存のパーツに比べかなり軽量で使いやすい印象。太すぎず、様々なイヤホンと合せやすいケーブルだと思います。
「KBX4915」(KBEAR Warmth)の印象は、全体的に見通しが良くなり、各音域の印象を引き出すタイプのケーブルです。イヤホンの傾向を踏襲しつつ自然に情報量をアップさせる傾向は単結晶銅線らしい印象ですね。従来の低価格中華ケーブルの銅線ケーブルのように中低域が分厚くなるケーブルと比較してもかなり明瞭感のある変化があり、同様に低価格銀メッキ線のような派手めの変化とは異なる自然さもあります。また、ミックス線の「KBX4905」で採用されている線材よりかなり質の良い線材を使用していることもあり、「見通しの良さ」という点では1ランク上のケーブルの様な変化があります。


多少高域の刺激が強いイヤホンの場合でも中低域の厚みが増すことで相対的に聴きやすく感じるのではないかと思います。KZ/CCA/TRNなどの低価格中華イヤホンの付属ケーブルと比べると格段に情報量が向上するため、再生環境によっては音量は多少変化します。
またイヤホンの特徴を大きく引き出す傾向があるため、例えば「KZ DQ8」のように各音域の主張の強さを付属ケーブル(の情報量の少なさ)で多少平坦にしていたようなイヤホンでは「KBX4915」(KBEAR Warmth)へのリケーブルにより「本性を現す」かもしれません。また「KZ ZAX」や「CCA CA16」などのドライバー数の多いイヤホンでも高域の伸びが向上しつつ、中低域のパワフルさもしっかり引き出すためかなり良いのでは思います。
KZ/CCA製イヤホンに付属するケーブルから「KBX4915」(KBEAR Warmth)へリケーブルする場合、情報量の違いと品質の違いから、かなり分りやすく音質が向上しますので、「ちょっと濃すぎる」「メリハリがえぐい」と感じるケースもありますが(^^;)、かなり楽しい選択肢としてお勧めできるでしょう。いっぽうで、従来は中華ケーブルでもミドルグレード以上に匹敵する品質のため、1万円オーバー、場合によっては数万円クラスのイヤホンでリケーブルしても十分に使用できる場合も多いのではと思います。さすがにこれらの製品では標準でもそれなりの品質のケーブルが付属していると思いますのでKZのような分りやすい変化は感じないと思いますが、イヤホンの傾向を変えずに遜色なく利用できそうです。このようにコストパフォーマンスの良いケーブルが増えるのは有り難いですね(^^)。