
これまでに何度も買い替えてきた
スイスのアーミーナイフ。
赤い VICTORINOX が有名だけど
自分は WENGER社製にこだわって使って来た。
両者はハサミの構造がすこし違う。
板バネを使う VICTORINOX の方は
どうしても構造的に弱いんだ。

大小ふたつの WENGER を所有していて
小さな方をキーホルダーに
大きな方は主に手紙や宅配便の
開封用に使用してきた。
その大きな方の WENGER についにガタが来た。
ナイフの付け根がグラグラする。
もう20年以上使っているから仕方ない。
パーツが多いアーミーナイフだけど
自分が主に使うのはナイフだけ
それ以外のパーツはあまり使わない。
そこで昔から使い慣れたこちらに
再登場願うことにした。
そいつの名は
”肥後守”
日本で戦前から使われてきた
簡易折り畳み式刃物。
いわば和製フォールディングナイフだ。

少年時代を思い出す懐かしの小刀だ。
鉛筆削り器がまだ珍しかった時代。
教室で肥後守で鉛筆を削る。
昔の男の子はそうやって
刃物との付き合い方を覚えたもんだ。
生まれて始めて刃物で手を切って
痛い思いをしたのも肥後守だった。
しかしその後の社会の風潮からか
肥後守は学校への持ち込みが禁止となり
いつしかそれを持ち歩く事自体が
不良の代名詞のように言われるようになった。
そんな肥後守。
今では製造する会社も減ってしまい
兵庫県にある永尾かね駒製作所のみとなっている。
現在のステンレス製ナイフとは違い
昔ながらの真鍮の鞘と鋼の刃で出来ている。
安全の為のロック機能はなく
チキリという突起を親指で押さえて
刃を固定するという原始的なやり方だ。

鋼の刃はすぐに錆びついてしまうから
油を使うマメな手入れが必要だけど
それもまた魅力のひとつかもしれないね。
きちんと手入れしてしっかり研げば
カミソリのような切れ味を維持できる。
逆に手入れを怠ればすぐに鉄屑と化す。
マメじゃなきゃ付き合って行けない。
昔の刀もきっと同じだったはずだ。
いい歳こいて持ち出した懐かしい肥後守。
現代の不良になってみようと思うんだ😊
今日の𝑳𝑶𝑽𝑬ショット
今朝も気になる朝ごはん

冬でも水浴び

夜も元気に

バイバイ👋また来てね💕🦜