
フェルコの鋏を手にして以来
その独特な形に何故か惹かれてしまい
とても興味を持つようになった剪定鋏。
よく見ると実に不思議な形をしている。
ハサミなのに片方にしか刃が付いていない。
しかもそのもう一方の刃は?というと………
ただの薄い鋼の板なのだ。
例えるなら包丁とまな板のような関係。
いわゆる一般的なハサミの概念からは
かなりかけ離れた作りをしている。

剪定鋏の歴史をひもといてみた。
1900年頃にフランスから伝わった
植木用のハサミを原型にして考案されたものが
日本の剪定鋏のルーツらしい。
当時の日本はまだ養蚕が盛んだったので
カイコの餌の桑の木の剪定や刈り取り用として
あるいはリンゴ等の果樹園などで
盛んに使われるようになったようだ。
そんな独特な形をした剪定鋏。
それを今でも作り続けている製鋏所が
東北の山形にいくつか存在する。
山形打刃物と呼ばれている
伝統工芸の職人さんたちだ。


(公式HPより)
100年近い歴史のある剪定鋏の中に
"飛庄(とびしょう)" と銘される
とても渋い剪定鋏がある。

これが見れば見るほどに魅力的でね。
機能美と伝統美が融合した
とても美しい剪定鋏なんだ。
自分にはそれがただの1本の鋏ではなく
何世代も続く刃物職人の技が刻まれた
伝統工芸品のように思えた。
つまり "飛庄" に対して自分が抱いた第一印象は
"美術品 骨董品" に近いものだったんだ。
そして
困ったことに
どうにもこうにも
その鋏が欲しくて欲しくて
仕方なくなってしまったのさ🤤
機能性や使い易さだけを考えれば
最新のフェルコの剪定鋏のほうが
はるかに上だとは思うんだ。
でも伝統の焼きと手打ちの技で作られた
その剪定鋏のいぶし銀の様な姿に
きっと惚れてしまったんだね。
その一目惚れしてしまった相手が
これだ!

剪定鋏の原点がここにある。
一切の無駄を排除した美しさ。
最新型のフェルコとは対照的だ。
自分にとってこの鋏は
本来の使う為の道具ではなく
ただ所有することにだけに意味を持つ
単なるコレクターズアイテム。
歪んだ物欲の対象なのかもしれない。
でも決して抗えない
その悪魔のような欲望の囁きに
・・・・・
負けた😌

飛庄の剪定鋏
自分には鑑賞目的の美術品
そうさ
これは ”作品” なんだ。
ただ眺めているだけで
引き締まる気持ちになっていく刃物の魅力。
日本刀を部屋に飾る人の気分が
すこし分かったような気がするよ。

こんな風に
鉢植えの隣に並べてみては
心静かに鑑賞している。
こうなるともうほとんど病気だね😊

う~美しい😌
今日の𝑳𝑶𝑽𝑬ショット
この子🦜も
新しいもの

だいすき

興味しんしん

バイバイ👋また来てね💕🦜