
ペリカン万年筆のペン先調整をしたその帰り
久しぶりに代官山蔦屋に立ち寄った。
今から10年近く前
この店内の一角にある小さなスペースをお借りして
落語のイベントを開催した事がある。

日替わりで著名な落語家さんたちを呼んで
小規模ながら盛り上がったイベントだった。
自分がまだ現場の仕事をしていた頃の
懐かしい思い出の場所なんだ。
その当時を思い出しながら
広い店内をうろついてみた。
写真家森山大道氏の出版イベントをやっていた。
家には何冊か写真集も持っている
好きな写真家さんのひとりだ。
隣の建物の文具コーナにも立ち寄る。
そこで見てはならないものを見てしまった😅
Kaweco (カヴェコ) のフェアが開催されていたんだ。

Kawecoというのは1883年創業の
ドイツの筆記具メーカー。
そして以前から気になっていたのが
Kawecoの太くて短い真鍮の万年筆。

Kaweco BRASS Sport という商品名で
持つとずっしり重たくて
そしてひんやりと冷たい万年筆。
沢山の種類がある Kaweco の万年筆の中でも
その真鍮の万年筆だけが
ずっと気になっていた。

きっと真鍮という素材が好きなんだと思う。
タバコを吸い始めた10代の頃😜
生まれて初めて買ったライターが
小さな真鍮製のライターだった。

BRASS No5 と刻印されたライター
指先に染みついたオイルの匂い
何度思い出しても懐かしい。
その後に収集したZIPPOのライターも
たしか全て真鍮製だったな。
家の中の家具や小物類も
真鍮を素材に使った物がいくつもある。

真鍮独特の経年変化っていうのかな
長く使うに従って色合いに深みが増していく
その素材を愛でる感覚が好きなんだ。
それは真鍮に限らず
革製品や木工製品でも同じこと。
自分が素材フェチな理由のひとつがそこにある。

そしてこのKawecoの真鍮の万年筆。
店頭で目が釘付けになって
その場から動けなくなってしまった🤣😅
気がついたら店員にあれやこれやと
Kaweco万年筆について質問攻めをしてる
鼻息の荒い自分がいた。
そこから先は書くまでもないね。
この記事のタイトル通りの展開さ😅

決め手になったのはペン先。
Kaweco Sport のブラス万年筆は
通常日本での販売はM (中字) のみなんだけど
ここでは取り寄せで EF(極細) ペン先が選択出来た。
その稀少性に飛びついてしまったのも
衝動買いの理由のひとつだと思う。
Kaweco BRASS Sport EF
まぁ自分的には
新しい万年筆を買ったというよりも
真鍮の小物アクセサリーがまたひとつ増えた。
そんな感じなんだけどね。
とにかくインクを入れた状態で50グラム近くある。
これはペリカンM400の3本分の重さだよ。
もはや通常の万年筆の重さではない。
真鍮製で八角形の形をしているから
横にして置くとちょっとした文鎮のようなんだ😄
万年筆の自重がそれだけあるから
書く際に筆圧をかける必要がまったく無い。
ペン先を紙の上で縦横に滑らせるだけで
すらすらと文字が書けてしまう。
他の万年筆ではあまり味わえない
ちょっと不思議な感覚が面白い。
ビックリしたのが Kaweco のEFペン先の細さ。
付属のカートリッジインクで試し書きをしてみた。

上からUEF超極細のプラチナ
細字仕様のペリカン
そしてカヴェコのEF。
いずれも 5mm方眼の小さな枠内に文字を書いてみた。
何とペン先の細字削り出しをしたペリカンと同等の細さだよ。
海外メーカーの万年筆としてはかなり細い部類に入ると思う。
こりゃ〜好みの万年筆がまた一本増えちゃったな😏
Kaweco Sport には真鍮製以外にもアルミやカラー豊富なプラスティック製もある。
重いのが苦手な人はそちらを選ぶことも出来るね。

その見た目の太さからは想像出来ないほど書きやすい。
特にEFのペン先はメモ書きには最適だよ。
持ちやすい手のひらサイズだから女性にもお勧めだ。

様々な人々の歴史を✒️記してきた
太くて無骨なドイツ生まれの万年筆。
今日からは私の手垢にまみれて😁
時を刻んでいっておくれ😅ウヒヒ
渋く黒光りするその日まで。

今日の𝑳𝑶𝑽𝑬ショット
なんだか似てきたような気が………

毒舌キャラのブッコロー君

𝑳𝑶𝑽𝑬は喋らないけど
その行動が毒舌だ🤣