
幼少の頃。
父の仕事の関係で各地を転々として過ごした自分。
そんな暮らしがようやく落ち着いた場所
それが東京の目黒だったんだ。
目黒には母の古い実家があった。
幼稚園と小学校を8回も転校し
世の中を斜めに見て育った少年は
目黒の区立中学校に入学し、そして無事卒業した。
「入学した学校を卒業出来てうれしい」
そんな事を卒業時の作文に書いた記憶がある。
一度も引っ越しをせずに3年間も同じ場所で過ごせたのは
その時が生まれて初めてだったからね。

その目黒で過ごした中学時代。
自分がコーヒーを飲むようになったのもちょうどその頃だったんだ。
今では毎朝決まって飲んでいる渋苦いコーヒー。
その苦味と香りの中でよく思い出すんだよ。
目黒に住んでいた時の懐かしいコーヒーとの出会い。
当時は一般家庭でコーヒーを飲むと言ったら
瓶に入った粉のインスタントコーヒー
"ネス〇〇〇"ぐらいしかなかったそんな時代。
たしか中1の頃だったと思う。
目黒の駅前に2軒のコーヒー専門店ができたんだ。
コーヒー豆から淹れたコーヒーを出す本格的な喫茶店。
店名もはっきり覚えているよ。
"珈琲男爵"と"珈琲野郎"


似たような名前の2軒の珈琲専門店が
駅を挟んで向かい合うように営業していた。

初めてその店に入った時の事をいまでも鮮明に覚えてる。
まず最初にコーヒー豆の強烈な香りにやられたね。
「なんだこれは!」
大人の香りがした。
そしてテーブルにずらりと並んだ
見たことの無いガラスの機器。
それがサイフォンを見た最初だった。
その店のコーヒーはすべて
そのサイフォンという器具を使って淹れられていたんだ。
最初はコーヒーが好きというよりかは
お店の香りと雰囲気が気に入ったんだろうね。
結局入り浸るようになり
最後はお店でサイフォンまで譲ってもらって
手回しのコーヒーミル機も手に入れて
自宅で豆を挽いて毎日コーヒーを淹れるようになったんだ。
当時のお気に入りのコーヒー豆は
たしかグァテマラ?だったかな😊
いまは紙フィルターでドリップが一般的。
家庭でサイフォンを使う人はまずいないだろうね。
でも当時はちょっと流行っていたんだよ。
参考写真
一見すると理科の実験で使う器具みたいだよね。
自分も最初そう思った。
最初に下の丸いガラス容器に水を入れる。
上の容器には挽いたコーヒー豆。
そして下に置いたアルコールランプに火をつけて熱するんだ。
水が沸騰するとその蒸気圧で熱湯が上の容器に上っていき
コーヒー豆を撹拌する。
しばらくしてアルコールランプの火を消すと圧が下がり
抽出されたコーヒーが下の容器に落ちてくる。
サイフォン式ではコーヒーを淹れることを"落ちる"と言う。
前出の目黒のお店でも
「コーヒーが落ちました」
そう言って熱い一杯が提供されていたよ。
でもって本日のブログタイトル。
「コーヒーの温度」
皆さんはどのくらいの熱さで飲むのがお好きですか?
熱いのが好きな人、猫舌な人、人それぞれだと思うけど。
自分はふぅ〜ふぅ〜しなきゃならないほど熱々なのよりも
ほんのすこしだけ時間をおいた ”ちょっと熱い” のが好き。
かといってぬるいのは絶対NGな超わがまま派。
だからさめる時間を考えて
季節によって陶器のカップだったり保温マグカップだったり・・・・・
まぁ自分で言うのもなんだけど
ホントにめんどくさい奴なんですよ🤣俺
今日の𝑳𝑶𝑽𝑬ショット
なんだかスリーピー?
そろそろ昼寝る頃の𝑳𝑶𝑽𝑬
おやすみなさい