
仕事仲間だったNY出身のエンジニアがいつも
自分の国の事をステイツと呼んでいた。
アメリカでもUSAでもなく、STATESだ。
州 (STATE) の複数形。
彼曰く「小さな国(州)が集まったような国」
確かに州によって法律も少しずつ違う。

交通ルールも違うし司法試験にしても
州ごとに受験しなきゃならなくて複雑だ。
白人、黒人、アジア系、ヒスパニック系。
人種や宗教の比率も違うし生活スタイルも異なる。
所得税や消費税も州ごとに違うんだよ。
そんなバラバラな国が
一つにまとまるのは大変だ。
アメリカという国はつかみどころがない国だと
今回の大統領選挙を見ていてつくづくそう思った。

大統領選挙の最終結果が出た。
最後まで接戦だったネバダ州も
トランプ(共和党)が勝利した。
アメリカの地図は真っ赤に染まった。

自分がまだアメリカで仕事をしていた頃
コンサートツアーに関わっていた時期があった。

全米24の州をツアーで回った経験がある。
それも飛行機ではなく長距離のツアーバス移動で。


新しい土地に着くたびに
バスを降りて街の中を歩き回り買い出しをする。
そこに暮らす人たちとの交流が生まれる。
そんな地に足のついた行程だった。
そしてそこで感じたのはやはり
アメリカという国は
巨大な田舎町の集合体だということだった。

テレビや映画で見るNYやLAの大都会。
それは広いアメリカのごくごく一部に過ぎない。
そのほとんどがのどかで古びた田舎町で
昔ながらの保守的な空気に包まれて
人々はそこで静かに暮らしている。
しかも都会と田舎の格差が
日本とは比較できないくらいに大きく離れている。

そんな保守的な人たちのほとんどが
ものすごいインフレや大量の不法移民といった
望まない急激な変化を嫌って
トランプ票に流れたのかもしれない。
古き良きアメリカ、アメリカNo.1!
そんな懐古主義的なトランプの主張が
アメリカの地図を真っ赤に染めたんだと思う。
アメリカが偉大な田舎国家だということを
見せつけられた気がするよ。
この先しばらく
アメリカという国はきっと
とてつもなく頑固で頭の固い
老人のような国になっていく。
そんな気がする。
付き合っていく覚悟を決められるかな?
切り札のない日本に選択肢は少ない。

今日の𝑳𝑶𝑽𝑬ショット
𝑾𝒆 𝒂𝒓𝒆 𝑹𝑶𝑪𝑲!
𝑳𝑶𝑽𝑬 𝑯𝒆𝒂𝒅 𝑩𝒂𝒏𝒌𝒊𝒏'
🤪🤪🤪🤪🤪