
ここはニコタマの隠れたオアシス。
お気に入りのスポットなんだ。
二子玉川の駅から南へ
10分も歩かない距離にある
小さな日本庭園。
ちょっと心が疲れた時に
ひとりで寄るのにちょうど良い。

人も少なくて
静粛で
水が流れる音と風しか聴こえない。
少しの間でも
自分だけの時間にひたれるのは
今ではとても貴重なことだ。

いたるところに水がある。
あたりに漂う "涼" の空気も気持ち良い。
心が洗われるような気がするよ。
買い物ついでに寄ることが多いんだけど
本当のところは
ここに来るのが目的だったりする。
買い物は自分についた嘘
たぶん言い訳のようなもの。

目の前にある古い家屋。
今から100年前の明治時代の書院屋敷。

その前にぼんやり立って
窓越しに当時の住人に思いを馳せると
100年の時間を飛び越えて
自分がその時代にいるような
そんな気持ちになってくる。

でも振り向けばそこには
ニコタマの高層タワマンが建ち並ぶ。
明治の人が見たら腰抜かすだろうな。
その対比も今となっては
いつもの見慣れた風景
そんな風に感じてしまう。

不思議な時代になったなあ
遠目に映る景色を見ながら
そう思う。
