
これまでに3台の双眼鏡を使ってきた。
その1号機。
最初に手にした双眼鏡はPENTAXの7×21防水双眼鏡。
当時は四駆であちこちの川に出かけて、カヌーで川下りをやっていた。
ファルトカヌーという木枠と布地で組み立てるカヌー。
それにテントや食料を積み込んで泊まりがけで川を下る。
ファルトカヌーPayanca パジャンカ
漕いでいるカヌーの上は視点が低いため、なかなか遠くまで見通せない。
なので川を下る際のコース取りをするのに双眼鏡が役に立った。
所有していたのは全面が厚くラバーコートされた完全防水の小さな7倍の双眼鏡。
カヌーの上では頼もしいくらいに役に立つ相棒だった。
しかしこのPENTAXの防水双眼鏡
不幸にも釧路川でカヌー撃沈ꉂ🤣𐤔した際に流失してしまったんだ。
今も釧路川の冷たい川底で、静かに眠っているよ。
2号機は仕事用。
ビデオ撮影のロケハンで使っていたNikonのバカでかい双眼鏡。
口径の大きなレンズは明るかったけどやたら重たくてさ
プライベートで使用するにはちょっと持て余すタイプの双眼鏡だったな。

そして現在。
わが家のカメラ棚の隅に置かれている3号機がこれ。

PENTAXのパピリオという6.5倍の小さな双眼鏡。

じつはこの双眼鏡。類まれな画期的な双眼鏡なんだよ。
双眼鏡は遠くのものを見るものだという常識をぶち壊し
これは近くのものまで大きく見ることが出来るルーペのような双眼鏡。
この双眼鏡がそんじょそこらの双眼鏡とは違う
その最大の特徴はなんといっても
50cmの至近距離までピントが合ってしまうという事。
こんな双眼鏡は初めてだよ。

こんな風に☝️☝️☝️
例えば野原で自分の足元の花や虫を、マクロ的にどアップで見る事が可能なんだ。
つまり双眼鏡と虫めがねがハイブリッドしたような製品。
足元の朝露でキラリと輝く葉先やクモの巣
そして美しく咲く花の花弁までもがはっきりとアッブで見れる。
まさにマクロ双眼鏡。
歩きながら自分の足元をマクロで拡大チェックできる双眼鏡。
きっと誰もが未体験ゾーンのはずだ。
遠くを見る双眼鏡としては
カメラの望遠撮影用の補助アイテムとして使っている。
パピリオの6.5倍の倍率は、X-T5の望遠レンズ300mmの拡大率とほぼ等しい。
所有する望遠ズーム(XF55mm-200mm:換算300mm)で撮影する際
対象となる構図を探すのにこのパピリオがとても役に立つ。
街の人混みの中
バズーカのような望遠ズームを振り回して
被写体となる構図を探す。
今のこのご時世では、できれば避けたいからね。

明るいレンズは室内の使用でも大丈夫。
コンサート会場や劇場、美術館や博物館。
軽くて小さいからオペラグラスとしても使えるよ。
50cmの至近距離から絵画を拡大すれば
作者の筆使いまでもが見てとれる。
双眼鏡、虫めがね、オペラグラス
1台3役をこなす小さな双眼鏡。
まさにTrinity三位一体。
なんでものぞいて見たくなる。
なかなかミラクルな
お気に入りの双眼鏡なんだ。
