以下の内容はhttps://before11.hatenablog.com/entry/2025/12/24/224312より取得しました。


社会人アメフト部のヘッドコーチとして、2025年を終えて

2025年は日々とにかく時間が無く飛ぶように過ぎていった、と思う一方で、振り返ればいろんなことがありタフでありジェットコースターであった。その昔、大学の恩師が「1日はあっという間に過ぎ、1年は振り返れば長かった、と思えるように生きなさい」と言っていたことを思い出す。

自分は、けっこう日本語が好きで文章を書くのも好きなんだけれど、書くというのは自分にとって「考えや感情を内省し、これに近似する言葉を探す」という手間と時間と根気が必要な活動なので、感情の燃費が悪い私にとって2025年はぜんぜんこれをできなかったなという反省があります。

毎年、そんな自分に書くきっかけをくれるアドベントカレンダーに感謝しつつ、2025年に堆積した感情から言葉を醸造していければと考えています。

自戒をこめて、WETな備忘録として

1Q・熱量にもキャパがある

前職の戦略コンサルとしての経験と元々のエンジニアとしての経験を活かし「経営と技術をつなげる」「CFOとCTOの架け橋になる」ということをパッションに赤い帽子の会社でコンサルタントをしていたけれど、会社は終始サポートしてくれたが、結局は自分がやりたいことと顧客のためになることの乖離に居心地が悪くなって、スッパリと辞めた。

ありがたいことに、前職やアメフトの友人からさまざまなお誘いがあり、個人事業主として多数の案件を「まあいけるっしょ」という勢いで受けました。責任感を持つというもの以前に、そもそも有限な時間においてぶっちゃけ持ち過ぎだったと思う。正直にいうと、自分がやれること以上のことを約束してしまったことに、少なからず申し訳ない気持ちがあります。ただ、この経験のおかげで自分の「キャパ」というものを理解できた。

「キャパ」というのは、決して時間だけではなく、「熱量」にもキャパがあるのだなと学びました。今までは時間を切り売りして金に変えてきたが、これからは、自分の熱量を投資して金が入ってくるような働き方をしたいと思うようになった。

2Q・地球はぜんぜん広い

そんなこんなで、カザフスタンキルギスタンウズベキスタンタジキスタン、に行ってきました。

カザフ

キルギス

ウズベク

タジキスタン

(おまけ)帰りに韓国寄った


地球はすごい。とてもおおきい。もっと見たい。

とくにキルギスのイシク・クルの湖畔でひとりぼーっとした時間は、本当に素晴らしかった。湖の向こう霞んで見えるカザフスタン側の雪山から吹く風が、自分の肌を撫でる時、自然とのつながりと同時に、大いなる孤独を感じた、あの瞬間は何にも代え難い経験であった。

もう一度行くならウズベキスタンです。ヒヴァで食ったシュビト・オシュは絶品でした。

3Q・過ぎた自責はふつうに性格が悪い

所属している社会人アメフトチームでは、今年は、ヘッドコーチ兼オフェンスコーディネータ兼CTOをやりました。かなり至らぬところが多く、選手には迷惑かけっぱなしでした。最終的に、去年と同じく3勝3敗でシーズンを終えましたが、内容としては、2026年に期待と自信を残す、極めてチームにとって意味のある年にできたと思います。

そんな中、うまく結果が出ない時期に、常に自分が責められているような感覚になったことがあった。どこのどんな会話であっても、ヘッドコーチとしての自分や、オフェンスコーディネータとしての自分が責められているように聞こえてしまい、いちいち憤ったり、怒ったり、悔しい気持ちになったり、落ち込んだりしていた。

でも、それは自分のなかで常に「誰かの個人の責任」に帰結させようとする無意識があったからだったのだと思います。誰かの責任であって、自分の責任でない、と思いたい自分がいるからこそ、人のなんとない会話が自分を刺しているように聞こえたのだと思う。

今では、これは本当に性格が悪いなと思います。120%のリソースで自分を責めるということが、本当に組織に対してオーナーシップを持つ者の正しい振る舞いだろうか。誰が悪いということではなく、最大の結果を得るためにもっとも課題となっているものに優先度を正しく設定し、上からぶっ潰すのが、真に組織の結果に対してオーナーシップを持つものがすべきことではないか。

自分のせいにするあるいは自分個人の課題にスタックしてしまうということと、真に組織の課題を解決し成果を追求することとは、本来まったく別の次元の興味関心であるべきなんだけど。

なんだけど、めっちゃムズイ。そんなん別にして語れんやん。「自分もアカンかったけど、お前のアカンのほうが組織を成果から遠ざけとるやん」とはよう言わんやん。いやこれはムズイでほんまに。

分かってはいるが、答えは出ない。でも、自分、性格悪いな、という気づきを得られたのは、2025年のプライスレス。

4Q・世界は常に新しい

かつて自分はインターネットのクリエイティビティに憧れ*1、プログラミングの世界に飛び込んだ。あのときの高揚感と没入感は、今でも忘れない。インターネットとそれをとりまく名もなきクリエイターたちの力を、本気で信じていた。自分もその一員になりたくて、必死だった。寝るのを忘れ、コードを書いた。

では、今はどうか。

当時の体力は確かに無い。でもそれだけのはずなんだよな。責任や誘惑、嗅覚や打算も手に入れたけど、でも所詮それだけのはずなんだよな。

世界は常に新しい。それに興奮していたはずの僕は、今や確実に、世界を古くする側の存在になっている。

お前が何歳だって関係ない。
さっさとそのエリクサーを使いきって、次のゲームを始めろ。

自戒をこめて、WETな備忘録として




以上の内容はhttps://before11.hatenablog.com/entry/2025/12/24/224312より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14