
10月6日㈰。
Sさんの運転で「ウニクス南古谷」へ、萩原健太郎監督の『傲慢と善良』を見にいく。
直木賞作家・辻村深月が現代に生きる人々のリアルな恋愛観と価値観を描いた同名ベストセラー小説を、藤ヶ谷太輔と奈緒の共演で映画化した恋愛ミステリー。
(「映画.com」から)
先に辻村深月の原作を読んでいたので、ストーリーはわかっていた。そして予想した通りに進んで終わったので、とくべつな感動はなかった。
婚活における女性・男性の心の動き、女性の真意(実は彼女の本意は…?)が描かれるが、わたしには観念的、類型的な分け方にしか感じられなかった。
映画の内容よりも、主人公を演じた藤ヶ谷太輔(ふじがや・だいすけ)という若い俳優が、思慮深そうなイケメンでよかった。とくべつな根拠はないけれど、韓国の俳優、コン・ユを見たときと似た好印象をもった。
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10月11日㈮。
Sさんが仕事から帰るのを待って、クルマで「ウニクス南古谷」へ、内山拓也監督の『若き見知らぬ者たち』を見にいく。20時40分からの最終上映。

「佐々木、イン、マイマイン」が評判を集めた内山拓也監督が日本、フランス、韓国、香港合作で手がけた商業長編デビュー作。
(「映画.com」から)
最近、あれもこれも盛り込んだ映画が苦手になってきた。わたしにとって『若い見知らぬ者たち』は、そう感じた作品だった。
内容もひどく暗い。スクリーンで見せられる汚いシーンもいやだ。映像でみせる「さじ加減」が、わたしの感覚とあわないみたい…。
磯村勇斗、岸井ゆきの。好きな俳優がでているのに、魅力を感じない。
Sさんは「まあまあおもしろかった」といっていた。
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10月13日㈰。
少し遠い「こおのすシネマ」へ、話題の自主制作映画『侍タイムスリッパー』を見にいく。午後1時10分からの1日1回上映。
以前は、わたしが運転したが、目の不安があるので、Sさんに運転してもらう。
上映前、フードコートで食べたきしめんが、Sさんもわたしもうまかった。

現代の時代劇撮影所にタイムスリップした幕末の侍が時代劇の斬られ役として奮闘する姿を描いた時代劇コメディ。
(略)
2024年8月17日に池袋シネマ・ロサの一館のみで封切られ(8月30日からは川崎チネチッタでシーンを追加した「デラックス版」が上映スタート)、口コミで話題が広まったことから同年9月13日からはギャガが共同配給につき、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ日比谷ほか全国100館以上で順次拡大公開される。
(「映画.com」から)
「池袋シネマ・ロサ」は、池袋駅北口の歓楽街のなかにあるちいさな映画館。そこの1館だけで封切られた作品が「全国100館以上で拡大公開」というのはすごい。
自主映画が拡大されて評判になったといえば、上田慎一郎監督『カメラを止めるな!』(2017年)があった。アイディアによっては、お金をかけなくてもおもしろい映画ができる、ということを立証してみせてくれた。
『侍タイムスリッパー』は、京都の東映太秦撮影所が、あいている時間を撮影に使わせてくれた、とかいう話を聞いたけれど、詳しくは知らない。
「おもしろい映画をつくりたい!」
「おもしろい映画が見たい!」
そういう映画好きの気持ちが結集してできた作品というのは、とくべつに愛(いと)おしい。
気楽に見れるコメディだけれど、「時代劇顔」の俳優がふたり出演し、ガチンガチンと刀と刀がぶつかりあう決闘シーンは迫力があった。
観客がかなりはいっている。わたしは前から3列目なのではじめは気がつかなかったが、終わったあと後ろを見ておどろいた。
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行田の水城公園(すいじょうこうえん)を30分くらい散歩し、午後5時になるのを待って、シンプルな昔風ラーメンと、少し濃い酎ハイが飲める「城西ラーメン」へいく。