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川本三郎著『東京抒情』を読む。



川本三郎さんの「東京」について書かれた本はどれもおもしろい。著者の感性が好きだから、ひとつひとつに共感してしまう。


変わる東京の過去の残影を探して、川本さんは歩く。歩きながら、小説や映画に描かれたその場所の幻影を重ねる。小説や映画の豊富な知識が、なんでもない散歩に深い奥行きを作り出す。


すごい読書量。読書量だけでなく、その小説やエッセイのどこそこに、該当の散歩の場所が出てくるのか、その記憶がふつうでない。映画の引用も同じ。過去見た映画で、いちいちどこの場所が舞台なのか、ロケ地なのか、記憶から導き出されていく。しかも知識の羅列ではなく、川本三郎さんの感性でしっかり統合されている。それが、わたしにはマジックを見ているようなおどろき。


川本さんのマネをして、最近日本映画を見るとき、ロケ地がどこかとか、映画の舞台がどこだろうとか、むかしよりは気を配るようになった。たまに知った場所が出てくるとうれしいけれど、そういうことはめったいにない。




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