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川本三郎著『マイ・バック・ページ ある60年代の物語』




最初に映画を見てしまっているので、この本をよく映画化したなあ、とちょっとおどろいている。


本は、物語でも小説でもなく、エッセイ集に一番近い。


だから、たとえば映画では主人公に準じて大きな役割を果たしている学生運動家(松山ケンイチ)の詳しい人物像などは、本にはほとんど描かれていない。


映画の脚本家(向井康介)と監督(山下敦弘)が、本を読みこんで、ひとつの仮定のもとに創造した人物のようだ。


川本三郎朝日新聞に入社し、殺人を手引きした学生運動家とかかわり、「証憑湮滅(しょうひょういんめつ)」の容疑で警察に逮捕される経緯、さらには同社を解雇になるまでが詳しく描かれている。



川本三郎氏の本はどれもそうだが、著者の人間性のやさしさが文章から伝わってくる。


甘ったるいのかもしれないが、ジャーナリストとして誠実でありたい、取材の守秘義務は守りたい・・・というおもいから、取材した思想犯(殺人犯でもある)の行動と証拠品を警察へ報告しなかったため、自分自身が窮地に立たされていく経過は、読んでいてもつらくなる。




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