高級車「フェラーリ」にまたがり絶景を背景にドリフトで道を駆け巡るドライブゲーム「Outrun 2」の海外マルチプラットフォーム移植版「Outrun2006 Coast 2 Coast」
フェラーリとの契約が切れていて既にパッケージ版は絶版、Steam版もおま国だった上にこれまた配信中止と、かなりレアなタイトルと化してしまっているが、その爽快溢れる疾走感により未だに根強いファンがいるタイトルだ。
そんな名作のPC版向けに新たなModが登場。
元々「Outrun2006」はPS2/初代Xboxとのマルチプラットフォームタイトルで、その頃の環境やコンソール機ベースに作られている関係でワイドスクリーンにちゃんと対応していない・XInput(Xboxコントローラ)にネイティブ対応していないといった問題が存在していたが、このModでは
- 120FPSの高フレームレート化
- ロード中にフレームリミッターを解除してロード時間削減
- ワイドスクリーン時のUIのアスペクト比を修正
- ギアシフト・ドリフト・クラッシュ時にコントローラが振動
- Xboxコントローラのインパルストリガーに対応
- NPC車両のLOD(距離に応じてポリゴン数を削減する)を無効化
- 遠くのオブジェクトのポップアップを引き起こすZバッファの精度を改善
- ビデオドライバから設定せずとも異方性フィルタリングを16x、半透明オブジェクトのアンチエイリアスを有効化
- 車体の反射レンダリング解像度を128*128から最大2048*2048まで向上
- その他細かいバグ修正
などなど多岐にわたる改善が行われる。

実際に持っているSteam版に適用して試してみた(UIアスペクト比を変更すると何故かクラッシュしたのでそこだけ元のまま)が、これはかなり快適性が向上するModだ。
グラフィック改善も絶景が綺麗になりより一層引き立たせるのはもちろんそうだが、やはりコントローラがちゃんと振動するようになったおかげで、アーケード版でコーナーをドリフトで抜けようとするとステアリングがブルブルと動くので暴れ馬を手懐けるかのようなあの感覚がPC前でもちゃんと再現されるようになったのは大きい。
元がOutrun2006なので、その後日本で発売されたPS2「Outrun2 SP」では再現されているシャトルの発射演出などがカットされていたり、ブルームが弱すぎてギラギラ感が全くないといった欠点もあるが、解像度の向上やコントローラの振動面では圧倒的にこのMod適用版に軍配が上がるまでになった。