morichan_r_hさん
もう既に素敵な写真を撮っておられるmorichan_r_hさんには、R10をオススメします。R7/R8等へのアップグレードは、R10併用/活用も十分可能なので、出費を考えると、まだ先でOKだと思います。
下に付けた「2023/08/03の書き込み」は、R10とR50のどちらを選ぶべきかを悩んでいた方への詳しい回答です。R50のKiss M/M2(海外名称:M50/M50ii)からの進化等に関しても、説明してあります(*)。R10、R50、R50Vのイメージセンサーは、(*)のイメージセンサーの改良版で、センサー読み出し速度を上げつつ、低コストを実現しています。更に、画像処理エンジンは、一眼レフの最後のフラッグシップ:1DX3に初搭載されたDIGIC Xが、R10、R50、R50Vにも導入されているので、X9での問題点
> SIGMA 30mm F1.4 DC HSMは開放にしてバチっとピントが合ったときの描写が綺麗で好きなのですが、開放だとピントがシビアになり、子どもの動きが早くなってきた今瞬間を逃すことが多くなってきた
は、「R10 + マウントアダプターEF-EOS R + SIGMA 30mm F1.4 DC HSM」で、AFの人物(瞳/顔/頭部/胴体)検出を用いれば、ほぼ解決するはずです。ただし、他社を含め、△△検出には、弱点があり、従来のAF検出方式に一端戻す必要がたまに発生します。このような場合でも、R10には、R50にないジョイスティックが備わっているので、対応力は格段に上がるはずです。
・2023/08/03の書き込み
https://bbs.kakaku.com/bbs/J0000040679/SortID=25369585/#25369944
(*) 同一のAPS-Cイメージセンサー搭載機種一覧(発売年月は月/年で表記)
80D: 03/2016, DIGIC 6
M5: 11/2016, DIGIC 7
9000D: 04/2017, DIGIC 7
X9i: 04/2017, DIGIC 7
M6: 04/2017, DIGIC 7
X9: 07/2017, DIGIC 7
M100: 10/2017, DIGIC 7
M50: 03/2018, DIGIC 8
X10: 04/2019, DIGIC 8
M200: 10/2019, DIGIC 8
X10i: 06/2020, DIGIC 8
M50ii: 11/2020, DIGIC 8
【おまけ】
レンズは、今後もキヤノン機を使い続けるのであれば、出来れば、(フルサイズ用)純正レンズを優先なさる事をオススメします。ただ、APS-Cに限ると、シグマ等のサードパーティー製レンズが魅力的なのも確かです。以下に、純正レンズをオススメする理由を書き連ねておきますね。
像面位相差検出データは、キヤノンのDual Pixelに限らず、depth map取得に用いる事が出来ます。DPRAWのように撮像データと位相差検出データを同時に記録出来れば、後処理にて、light field cameraのように、フォーカス位置や被写界深度の変更が可能です。
スマートフォンにて同じレンズで撮影しても、ポートレート・モードを用いると、背景のボケが大きくなります。これは、撮像データと(LiDAR等による奥行きデータとパターンマッチングから得られる)depth map等から、演算によって得られた結果です。一方、キヤノンのDigital Lens Optimizer(DLO)は、レンズの収差補正では補正できない、結像性能に関わる残存収差や物理現象である回折現象(例:小絞りボケ)による解像劣化を、それぞれのレンズの設計値を用いて除去して、画像の解像感を上げる機能です。
ボケを大きくする/解像度を下げる演算を「掛け算」とすると、ボケを小さくする/解像度を上げる演算は「割り算」に当たります。上記では、スマートフォンのポートレート・モードが「掛け算」、DLOが「割り算」に当たります。プロを含む写真家には、RAW現像ソフトウェアで小絞りボケ低減機能等を用いる(「割り算」を用いる)事は肯定しているのに、「掛け算」を否定なさる方が少なくありません。
キヤノンには光学メーカーとしての矜持があるので、何処まで現実するか分かりませんが、既存機種にて、スマートフォンのポートレート・モードと同様、「掛け算」を適用する事も可能です(当然ですが、純正レンズ使用が必須条件です)。キヤノンは、DPRAWをユーザーに丸投げしても、他社との大きな差別化に繋がっていない(=宝の持ち腐れ)と考え出したようで、ソリューション提供へ方向転換をしつつあるようです。以下の動画では、既存機種からの出力(撮像データ、位相差検出データ)から、擬似的な3D映像を得ています。このデモは、Canon EXPO 2023で初披露されました。
・EOS画質3D体験 (大川優介さん、キヤノンMJ、2024/02/28)
https://youtu.be/U3zdJ52Ah_U?si=R6GIzDfPPjQj_SS7&t=1032
以下のニューラルネットワークによるアップスケーリング&ノイズ低減も、ソリューション提供の一環と見る事が出来ます。DLOでは、「撮像」データを「割り算」によって「ボケを小さくする/解像度を上げる」処理を行なっていましたが、以下では、「正解」画像に「掛け算」を施した「学習」データによって、ディープラーニングを行い、ニューラルネットワークを構築しています。
・[開発者が語る] キヤノンの“カメラ内”のアップスケーリング&ノイズ低減 (キヤノン CP+2025セミナー、デジカメWatch、2025/03/28)
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1669009.html
【蛇足】
以下は、「2023/08/03の書き込み」の誤記訂正と、イメージセンサーサイズがキヤノンAPS-Cより小さいm4/3(マイクロフォーサーズ)での超ヘッタピな作例です。焦点距離は、R10等のキットレンズ「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」と35mm判換算焦点距離が被る作例を選んであります。
・7つの連続する書き込み
https://bbs.kakaku.com/bbs/J0000040679/SortID=25369585/#25370340
書込番号:26271562
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