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【エンジニアイベント】「240万ショップを支えるBASEの技術課題を一挙公開!」

採用広報の飯野です。

ネットショップ作成サービス「BASE」は、サービスローンチから10年を越え、累計240万ショップ(2025年6月時点)を超えるプロダクトへと成長してきました。この10年、スケールに伴う数々の技術的ハードルを乗り越えてきた一方で、今私たちの前には、さらなる成長を見据えた技術課題が立ちはだかっています。

そこで今回、「BASE」の技術課題をテーマにしたイベントを開催しました。イベントにはCTOをはじめ開発組織を牽引するメンバーが登壇し、「BASE」の技術的な現在地とそこに立ち向かう現場のリアルを「オフライン限定」で赤裸々に語りました。

【技術力で圧倒的な事業成長を】240万ショップを支えるBASEの技術課題を一挙公開! - connpass

【登壇者 Profile】
川口 将貴(かわぐち まさき)
BASE株式会社 執行役員CTO
大学卒業後、2013年ソーシャルゲーム開発会社に入社。サーバーサイドエンジニアとしてアバターゲームの開発に従事。その後同社の女性向けネイティブゲームの開発運用に異動しCocos2d-xを利用した開発を経験。2017年5月にBASE株式会社に入社。ショッピングアプリ「BASE」(現 「Pay IDアプリ」)のバックエンド開発を担当し、2017年9月にライブコマース機能「BASEライブ」を開発。BASE Product Divisionのテックリードを経て、2019年7月にCTOに就任。

植田 隼人(うえだ はやと)
BASE Department Product Dev Division Manager
受託開発10年、ソーシャルゲーム開発1年半、自社サービスの立ち上げ1件を経験した後、2015年にDMM.comに入社。DMM.comにてスクラムマスター、エンジニアリングマネージャーを務めた後、2021年4月にBASE株式会社に入社。2021年7月よりエンジニアリングマネージャーを担当。2024年7月よりBASE事業開発チーム責任者を担当。

右京 和馬(うきょう かずま)
Tech Derartment Service Division 基盤チーム プリンシパルテックリード
複数の事業会社にてサービス開発をした後、2017年1月BASE株式会社入社。ネイティブアプリチーム、フロントエンド開発チームを中心にプロダクト開発を担当。現在はTech Dept 基盤チームにてプリンシパルテックリードとして主にフロントエンドの基盤開発をリードする。

炭田 高輝(すみた たかき)
BASE Derartment Product Dev Division エンジニアリングマネージャー
新卒でWebソーシャルゲーム開発企業に入社し、ITベンチャー1社を経て2020年1月にBASE株式会社に入社。ネットショップ作成サービス「BASE」利用ショップの成長とショップの運営支援のための機能開発に従事。2021年4月にEMに就任し、2チームのGroupマネージャーを務める。2025年1月からは機能開発のSectionマネージャーを兼任し、約20名の開発組織のマネジメントを担当している。

髙嶋 一徳(たかしま かずのり)
BASE Derartment Product Dev Division エンジニアリングマネージャー
新卒で電機メーカーに入社し、その後Web業界へとキャリアチェンジ。教育メディアでの開発でEMを経験後、2021年1月にBASE株式会社に入社。メンバーとして開発を経験後、同年10月にEMに就任。2025年1月よりSectionマネージャーに就任し、20名規模の開発組織のマネジメントを担当。

技術力のトップラインを伸ばし、ハイスループットな開発組織を目指す

イベントの前半では、Product Dev Division Managerの植田さんから会社やプロダクト、開発チームについて紹介しました。

植田
今後さらなる事業成長に伴い、スケーラビリティの向上を目指すシステムはその根本構造に切り込む設計が求められます。そのために、セキュリティ対策をはじめとしたユーザーの信頼に応えられる安心安全なプラットフォームの実現と、チームの力を最大限に引き出す生産性の向上を同時に果たす必要があります。

そのような環境下で、Product Dev Divisionが掲げているビジョンは「ユーザ価値を最優先に考え、越境力と機動力を駆使することでハイスループットなプロダクト開発組織を目指します」です。

BASEプロダクトを利用するショップオーナーさんも、刻一刻と変わる環境の中でチャレンジをしています。そのチャレンジを最大化するために私たちができることは、ユーザー価値を最優先に考え、越境力を駆使し、変化に臨機応変に対応できる機動力を高めていくことです。そして私たち自身が挑戦者となり、ハイスループットな開発組織になること。それが私たちの目指す姿です。

こういったビジョンを実現させるために、難易度の高い技術課題の解決をリードし、開発組織の技術力のトップラインを伸ばすテックリードのポジションは特に重要だと考えています。

技術成長を止めない。技術課題への向き合い方

続いて、CTOの川口さんからBASEプロダクトの現状や技術課題について語りました。インフラ、アプリケーション、フロントエンドごとに解説されました。

川口
まずプロダクトの特性は、サイトに負荷のかかる時間帯が読めないことです。たとえばテレビやSNS上で話題になると、たった10分間に膨大なアクセスがあり、ショップによっては10万件を超える注文情報からの検索処理がおこなわれることもあります。決済処理は重くなってしまいますが、確実に実行できなければなりません。

  • ・ インフラ

マルチテナントでいうPool構成であることから、一つのテナントの負荷がすべてのテナントに波及しています。急激な負荷にはオートスケールでついていけないため事前に準備したり手動で追加するなどの対応をおこなっています。

  • ・ アプリケーション

サービスが10年という歳月を経ているためソースコードの量が多いです。CakePHP2はEOLであるため残しつつクリーンアーキテクチャで書き直してリアーキテクチャ中ですが、これも量が膨大で大変です。

  • ・ フロントエンド

ショップ管理画面はVue2系からVue3系へ移行しているところです。システム構成上、CDN(Contents Delivery Network)の導入が難しい状況でしたが、最近Cloudflareを導入しました。こちらを活用し、今後新規の機能実装を計画しています。サイトスピードの早さはコンバージョンに大きな影響を与えるため、成果を実感しやすいのも特徴です。

  • ・ DX

「BASE」ではアプリケーションだけではなく技術基盤にも投資をおこなっています。CI/CDの安定化やスピードアップを図ることで事業貢献へのチャンスを増やしたいと考えています。またインフラコストの最適化もおこなっています。

そのほかにも、長年蓄積してきたデータ基盤の整備や、機械学習技術のプロダクト導入など取り組んでいきたいことは多くあります。このような課題を自ら発見し、手を動かして突破していける方と一緒に働きたいと思っています。

パネルディスカッション:現場のリアルな声

イベント後半では、全社横断の技術組織であるTech Department 基盤チームの右京さん、BASE エンジニアリングマネージャーの炭田さん、そしてファシリテーターとしてBASE エンジニアリングマネージャーの高嶋さんが加わり、パネルディスカッションがおこなわれました。
ここでは、「技術課題の変遷と今直面している課題」「AI活用の現状とこれから」という2つのテーマを中心に話が展開されたほか、参加者からの質問に対して実際の開発でエンジニアが日々直面している課題や、それを乗り越えるための取り組みについて、より具体的な話が展開されました。

「技術課題の変遷と今直面している課題」のテーマでは、会社や事業の規模が拡大したことによる影響範囲の拡大がメインに挙げられていました。
「特に大きく変化したタイミングは上場」と炭田さんは話します。より一層セキュリティへの意識が高まったほか、開発チームの人数が増えたことにより組織的に動けるようになったからこそ、関連する職種や役割が増え、さまざまな影響を考えてプロジェクトを牽引する必要があるといいます。また「機能が増えると開発スピードが落ちる」という課題も意見として出ていました。たとえばショップの管理画面を少し変えたい場合、別で動いているプロジェクトに影響が出る可能性が高いため、それを待ってから取り掛かる必要があるといいます。

「AI活用の現状とこれから」のテーマでは、GitHub Copilotを全開発者に導入し、開発効率の向上を図っていることが説明されました。ただ、LLMのデータプライバシーに関する懸念から、一部ツールに制限を設けていることも伝えられました。今後もAI技術は積極的に活用していくものの、どのようなツールをどのように使っていくか、戦略的に検討していく姿勢が示されました。

今後の取り組みの優先事項として挙げられたのは、フロントエンドの開発スピードの向上やモジュールの疎結合化による開発効率の向上、SREチームとの連携の強化と技術共有などです。インフラの専門家だけでなく、開発者全員がAWSに触れる機会を増やすことで、組織全体のスキルアップを目指す仕組みづくりをしていきたいことなどが語られました。

まとめ

組織や事業の拡大により、さまざまな技術課題に直面しているBASEの開発組織。次の10年を見据え、新たな成長構造を構築するフェーズを迎えています。
BASEプロダクトを利用するショップオーナーさんのチャレンジを支えるために、ハイスループットな開発組織を目指しています。BASEの開発組織に興味を持った方はぜひご応募ください。

◆エンジニア 求人はこちら 

open.talentio.com




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