
レンタルチームID:T5DD8K
実績
シーズン37 最終26位
シーズン38 最終57位
シーズン39 最終79位
シーズン40 最終78位
テラスクエア#79 予選抜け

概要
もともとはレギュレーションJ向けに考えた構築。レギュJでは幻ポケモンが解禁され、特にアルセウスの神速を脅威と感じていました。神速対策としてはリキキリンやイエッサン♀が挙げられますが、それらを無理に選出に組み込んでパワーを落とすのはできれば避けたいところ。そこで注目したのが禁伝2体とも神速に強く、構築全体の火力を落とさずに戦える黒馬ザマゼンタの並びです。レギュIから使い古された「タスキor珠悪巧み黒馬+ワイドガードザマゼンタ」は対策され尽くしているため、まだあまり開拓されていない鉄壁型ザマゼンタを軸にした形を試してみることにしました。
鉄壁型ザマゼンタの強みと課題
鉄壁型の強みは以下の通り
- ボディプレスで防御を火力に転用でき、一度の鉄壁でビルドアップ二回分に相当するパワーアップが可能。耐久を固めながら禁伝クラスをワンパンできる火力を得られるため非常に強力。
- リフレクターで止まらない。逆にオーロンゲを起点に積んで殴る形で有利に戦える。
- 鉄壁で対応できない特殊方面のミライドン・カイオーガにはゴリランダーを採用すれば対処しやすい。
一方課題はボディプレスの効かないゴーストタイプ及びゴーストテラスです。黒バドのアストラルビットならゴーストの弱点を突けますが、黒馬同士の同速やルナアーラのワイドガードと択になることもあるため安定しません。そのため悪タイプのポケモンも用意したいところです。他方、鉄壁を積んだザマゼンタは上を取れれば相手を何でもワンパンして縛れる凶悪兵器と化すため追い風でのサポートし甲斐があります。そのような悪タイプ打点+追い風要員を一枠で担えるポケモンとしてトドロクツキを採用することにしてみました。
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トドロクツキのはたき落とすは黒ザマとの噛み合いがとても良く、黒ザマ対策に採用される水ウーラオス・イーユイ・化身ランドロスのスカーフを落としてこちらの黒バドやザマゼンタで倒す状況を整えることもできます。ドラゴンタイプなのでイーユイやウルガモスに強いのも相性補完として優れています。
ザマゼンタの積み始めをサポートしたり、化身ランドロス・ウルガモス・ホウオウ対策を担うポケモンとして挑発・この指持ちの水オーガポンを採用し、さらに黒バドには回復技の花粉団子を仕込んだことで、鉄壁ザマを構築全員で補助する形ができあがりました。勝ち筋が明確な構築であるため回しやすいです。
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ラストピースのマルマイン
草タイプを多めに入れたこともありトルネロスとパオジアン入りの黒ザマが課題。しかも黒ザマミラーではワイドガードがない分不利を取りやすいです。CTSのランクマではワイガなしも誤魔化せてましたがOTSのステクラ本戦では通じず、配信卓でも負けてます。配信卓に映ったことやランクマ終盤の再戦の多さでワイガなしを誤魔化し続けるのは苦しくなってきたため、より黒ザマ対策に特化したポケモンを採用することを考えます。
パオジアンより速いポケモン、嫌な音を覚えるポケモンを探す中で見つかったのがマルマインでした。このポケモンは以下のように奇跡的なほど黒ザマとその取り巻きに強いです。
- 対黒馬バドレックス:同速でエレキネット、イカサマを打ち込むことが可能。
- 対ザマゼンタ:嫌な音で機能ダウンさせられる。ボディプレ撃たれたら静電気チャンス。
- 対パオジアン:上からのエレキネットが刺さる。スピナー不意打ち撃たれたら静電気チャンス。
- 対トルネロス:こちらのエレキネットは抜群、相手のこがらしは半減。追い風されてもエレキネットで追いつける。
- 対タケルライコ:電気は半減で、流星群を撃ってくれば特攻が下がってザマゼンタの起点にできる。よほど硬いものでなければ嫌な音+味方のボディプレスでワンパンも可能。
- 対モロバレル、ドーブル:挑発。
マルマイン+ザマゼンタの並びが黒ザマミラーの回答として満点であったため、レギュJランクマ終盤で爆勝ちでき最終26位の原動力になりました💥💣️💥
2026年1月からのレギュIでも引き続き同じ並びを愛用し、3シーズン連続の最終2桁やテラスクエア予選抜けを達成しています。
個別解説
■能力値(努力値 性格)と技・持ち物・特性
※能力値はHP-こうげき-ぼうぎょ-とくこう-とくぼう-すばやさの順
努力値はH→HP、A→攻撃、B→防御、C→特攻、D→特防、S→素早さ 未記載は無振り
ザマゼンタ王
193-140-209-×-160-157(H204,B236,S68 わんぱく)
【ボディプレス、きょじゅうだん、てっぺき、まもる@くちたたて/ふくつのたて/テラスドラゴン】
H:16n+1
B:+3ボディプレスでイエッサン♀(177-128)を確定一発、コライドン(H175-B135)を確定一発
S:最速90族抜き
鉄壁積み型。防御実数値はふくつのたて+鉄壁一積みで500を越え、ボディプレスでミライドンやコライドンもワンパンを狙えるレベルになります。
<技について>
コンセプトの「ボディプレス」「てっぺき」は必須。大事にしないといけないので「まもる」も必要です。ワイドガードは切ることになりましたが鉄壁を見せるまでは相手も警戒してくれることが多いので、実質5個目の技として機能してくれます。
ゴーストフェアリーを殴るための鋼技は「きょじゅうだん」を選択。ヘビーボンバーと比べて封印ザマゼンタから封じられにくい技であるため、隣のトルネロスやパオジアンを殴れるようになるのが大きいです。OTSのステクラ本戦やテラスクエア本戦では封印ザマゼンタが多分いないと思ったのでヘビボンを採用していました。
<性格・努力値配分について>
「わんぱく」でほぼ防御特化。この状態のB+3ボディプレスでちょうど無振りコライドンとB特化イエッサンが確定一発となり、それより防御の低いポケモンはワンパンできる計算になります。特にアストラルビット無効で黒ザマにとって非常に面倒なイエッサン♀をワンパンできるメリットは大きいです。
素早さは味方のS操作で補う前提で低め。ザマゼンタミラーでだいたい後手になるのが悩みどころなので振る余地はあります。
<テラスタイプについて>
テラスタイプは「ドラゴン」で、ウルガモスやカイオーガの攻撃に耐性をつけています。パオジアンや白バドレックスの氷技が弱点になるものの鉄壁で防御をあげておけば問題にならず、型とマッチするテラスタイプだと思います。
バドレックス黒馬上
175-×-101-217-120-222(B4,C252,S252 おくびょう)
【アストラルビット、サイコキネシス、かふんだんご、まもる@きあいのタスキ/くろのいななき/テラスノーマル】
ザマゼンタと攻撃範囲の相性が良いスイーパーで、ザマゼンタによって削れた相手やゴーストテラスを切った相手を倒していなないていきます。
<技について>
タイプ一致技の「アストラルビット」+「サイコキネシス」は必須。「かふんだんご」は悪タイプ及びイエッサン・リキキリンへの打点と、回復の両方を兼ねた汎用性の高い技。鉄壁を積んだザマゼンタの回復は効果的です。癒しの波動なら不意打ち・迅雷に引っかからないメリットもありますが、この指とまれで吸われてしまうのが苦しいので花粉団子にしました。
<性格・持ち物・テラスタイプについて>
オードソックスな「おくびょうCS」+「きあいのタスキ」型でテラス依存度は低め。テラスタイプは「ノーマル」にしており、構築にワイドガードがない分のアスビ耐性を補います。
トドロクツキ
183-187-93-67-122-188(H20,A220,B12,D4,S252 ようき)
【はたきおとす、バークアウト、おいかぜ、まもる@ブーストエナジー/こだいかっせい/テラス炎】
AS:こだいかっせいで素早さが上がるよう調整
HD:黒馬バドレックス(C217)の命の珠+かふんだんごを高乱数耐え(87.5%)
特性を利用して黒バドレックスやスカーフ持ち全般を抜くことができ、上からのバークアウトや追い風でザマゼンタをサポートできるポケモンです。
<技について>
メインウェポンは「はたきおとす」。持ち物を落とせる追加効果は対イーユイにおいて特に有効で、ザマゼンタのボディプレスと重ねることでゴーストテラス切られても切られなくてもスカーフイーユイを倒せる挟み撃ちが実現できます。他にもルナアーラのパワフルハーブなど落とせると大きいですね。
「バークアウト」は黒馬のタスキやルナアーラのファントムガードを割りつつ特攻を下げられるのが有用で、ザマゼンタの特殊耐久補完に最適。「おいかぜ」もサポート技で、鉄壁を積んだザマゼンタを他の禁伝の上から動かせるようにしたり、黒馬同士の同速を避けるのに役立ちます。古代活性込みの素早さといたずら心が効かない悪タイプ、高い特殊耐久のおかげで追い風要員としては使いやすい部類に入ります。
<持ち物、努力値について>
「こだいかっせい」+「ブーストエナジー」で素早さを上げられるよう努力値を調整しています。トドロクツキミラーや他のパラドックスポケモンへの対抗上「ようき最速」。
ゴリランダー
207-194-110-×-91-105(H252,A252,D4, いじっぱり)
【ウッドハンマー、グラススライダー、とんぼがえり、ねこだまし@とつげきチョッキ/グラスメイカー/テラス炎】
ミライドンに対抗するためのフィールド要員。グラスフィールドの回復もありがたく、ザマゼンタを長持ちさせるために欠かせない存在です。
<型について>
「とつげきチョッキ」でミライドン耐性を高め、必要な攻撃技を揃えたオードソックスな型。「とんぼがえり」を軸に立ち回り、常にフィールドを取れるようにします。イエッサン♀とのフィールド合戦に負けないよう素早さは上げていません。
<テラスタイプについて>
白バドレックスとの対面に備え、トドロクツキと同じくテラスタイプ「ほのお」を選びました。ただ、宿り木型の白馬は火力に振っていることが少ないのでテラスタルしなくてもブリザードランスを耐えることがあり、テラスを我慢することも多いです。
水オーガポン
187-155-126-×-117-140(H252,A4,B172,D4,S76 いじっぱり)
【ツタこんぼう、このゆびとまれ、ちょうはつ、ニードルガード@いどのめん/ちょすい/テラス水】
HB:A200ウーラオスの鉢巻インファイトを高乱数耐え(87.5%)
S:最速ドーブル抜き
ウルガモス、化身ランドロス、ホウオウ、水ウーラオスといった黒ザマの苦手分野をマークできる水タイプ。ほとんどの禁伝から弱点を突かれない耐性が売りで、テラスで特防アップを図る選択肢もあって信頼できます。
<技・努力値について>
防御寄りの配分にし、「このゆびとまれ」で主にザマゼンタを護衛します。ドーブル・モロバレルのキノコの胞子、白バドの宿り木、ウーラオスの水流連打を無効化できるのが特に優秀。
「ちょうはつ」は特にドーブルをマークしており、素早さも最速。鬼火やトリル、ワイドガードといった小技も防ぎ、黒馬ザマで制圧しやすい盤面作りに重宝します。
攻撃技は「ツタこんぼう」のみ。役割対象のランドロスやホウオウを倒すために必須の水技です。草技はゴリランダーと被るのもあって無しにしました。
マルマイン
167-×-91-100-100-222(H252,B4,S252 おくびょう)
【エレキネット、イカサマ、いやなおと、ちょうはつ@こうかくレンズ/せいでんき/テラスノーマル】
黒馬と同速の素早さを誇り、対黒馬ザマゼンタミラーにおいてあらゆる技で翻弄できます。特性依存が少ない高速ポケモンなので、マタドガス系の構築にも出しやすいです。
<技について>
メインは「エレキネット」で、高い素早さも相まってS操作として有用です。「イカサマ」はタイプ不一致ながらも黒馬白馬ルナアーラに大ダメージを見込める技。味方に威嚇持ちがいないのも好都合です。
補助技は防御を二段階下げる「いやなおと」が強力で、相手のザマゼンタを腐らせつつこちらのザマゼンタの打点を上げていけます。イカサマの打点を伸ばすのにも使えます。
黒ザマのモロバレルから対処されないよう水オーガポンと同様に「ちょうはつ」も持たせました。相手ザマゼンタのワイドガードを妨害するのにも有用です。
<特性について>
接触技対策の「せいでんき」を選択し、パオザマを麻痺らせることを狙います。コライドンのニトロチャージに対して発動し相手のSアップを妨害できたり、ウーラオスの水流連打で麻痺チャンスを何回ももらえたり、様子見したげなガエンゴリラのねこだましもトリガーにできたり、そこそこ発動機会には恵まれています。他の特性は誘爆と防音で、どちらも発動機会がそこそこあるもののやはり静電気が強力だと思いました。
<持ち物について>
エレキネットと嫌な音の命中不安を補うための「こうかくレンズ」を選択。サポーターとしての役割から隠密マントも手だとは思いますが静電気を警戒してねこだましを撃たない相手もいるのであまり噛み合っていないと思いました。
<テラスタイプについて>
テラスタイプは「ノーマル」でアストラルビットを無効化しにいきます。イカサマの強化にもなる悪テラにしていた時期もありましたが、種族値が心許なくて半減でもアスビのダメージが大きいのでゴースト技を完全に無効化できるノーマルにする必要があると思いました。
<性格、努力値について>
相手の黒バドレックスと同速になるため、「おくびょう最速」一択。自分の黒バドレックスとも並んでしまいますが、基本的にマルマインはザマゼンタと並べ、ザマゼンタより先に退場するため黒バドと並ぶことは少なく、困ったことはありませんでした。
主な選出
基本選出
先発:水オーガポン+ザマゼンタ 後発:黒バドレックス+トドロクツキorゴリランダー
水オーガポンによる補助のもとザマゼンタで鉄壁を積み、水オーガポンが倒れたところで黒バドやトドロクツキと合流して反撃を仕掛けていきます。宿り木白馬は無理に倒そうとせず、隣から先に倒していくようにします。
vs黒バドレックス入り
先発:トドロクツキ+ザマゼンタ 後発:黒バドレックス+水オーガポン
こちらのザマゼンタを相手黒馬のアストラルビットや悪巧みの起点にされないよう、常にトドロクツキorマルマインor黒バドを横に置く意識。基本的に鉄壁は狙わなくてもよく(相手の黒馬に対しては意味が薄くアンコールされる恐れもあるため)、バランスよくダメージを蓄積させて後発の黒バドで一掃できるようにします。
vs黒馬ザマゼンタ

先発:マルマイン+ザマゼンタ 後発:黒バドレックス+トドロクツキ
よくある先発パオザマに対しては様々な戦い方のパターンがありますが、マルマインの嫌な音を相手ザマゼンタに撃ちながらこちらのザマゼンタのボディプレスでパオジアンを倒しにいくのが安定します。
vsミライドン入り
先発:ザマゼンタ+ゴリランダー 後発:水オーガポン+黒バドレックス
ゴリランダーをとんぼでぐるぐるしてフィールドを取らせないようにしつつ、鉄壁ザマゼンタの打点で攻めていきます。蝶の舞ウルガモスがよく出されますがドラゴンテラスを切って放置しつつ周りを先に倒していけば問題ないです。
vsミライドンルナアーラ

先発:黒バドレックス+ザマゼンタ 後発:ゴリランダー+水オーガポン
禁伝ニ匹の圧力で相手のルナアーラやガオガエンに初手テラスを切らせることが目標。特にルナアーラにテラスを切ってくれた場合、隣にボディプレスが一貫する状況ができ圧倒的に優勢で戦えます。
対戦動画

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