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物語のような夢・・・

ある夏の日、父と出掛けた。
少年は幼く、はぐれない様に、
父の手を握っていた。
陽の光が眩しい午後、
見たことの無い公園に着いた。


ブランコに乗り、
少し揺らした父が、
ここで待ってるようにと、言った。
少年は頷き、
一人、ブランコを揺らす。


長い時間が流れた。
陽が傾き、不安と恐さが襲い、
夕暮れが訪れようとした時、
父が帰って来た。
どこに行っていたのか、


「待たせたな」と・・・・


少年は成長し、大人になり、
子供が出来、その子供も成長した頃、
父が倒れた。


病院で、
父が言った。
小さな声で「待たせたな」と・・・


あの幼き日の夏の事をいつまでも、
気に掛けていたようだ。
そう思うと一筋の涙が流れた。


と、こんな夢を見た。
父の具合が悪いと、
連絡があったからだろうか・・・

明日は忠臣蔵の討ち入りの日か・・・


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