昨年の秋に出た『オーレックス英和辞典 第3版』は、「来春、アプリに対応」と予告されており、つまり今年の春には旺文社の辞典アプリに対応していたはずでした。でも、今年7月には物書堂版が出たこともあって、手元のアプリに追加するのをすっかり忘れていました。
アプリに対応している辞書のラインアップは今のところこんな感じ。

アプリ自体はiOS/iPadとAndroidに対応しています。これはいいですね(ただし、Android版については未確認)。
書籍版を買うと、奥付の近くにシリアルコードが印字されていて、アプリでそれを入力するという認証方式です。

これ、1台の端末でしか使わないなら単純なのですが、複数(3台まで可)の端末に登録するときの説明がちょっとわかりにくかったので、記録しておきます。旺文社アプリを使ってみようと思う方は、参考にどうぞ。
私はすでに、iPadのほうに「旺文社辞典アプリ」をインストールしてあり、そこに『旺文社標準国語辞典 第八版』だけ登録していました。これが前提です。
まず、iPhoneにもアプリをインストールし、そちらに『オーレックス英和辞典 第3版』を登録しました。これはすんなり終わります。

[シリアルコード]は書籍に載っている英数字。ポイントは、[追加用ID]というフィールドです。「別の端末でご利用になる際に必要です。大切に保管してください」と書かれていますが、"保管" しなくても、あとから画面で確認できます。
次に、『旺文社標準国語辞典 第八版』を同じiPhoneに登録しようとしました。

私が引っかかったのはここです。「2回目のアクティベートからは、シリアルコードの他に、追加用IDの入力が必要です」と言われたので、さっき『オーレックス英和辞典』の画面に出たやつを入力するのかと思ったのです。でも、それだとエラーになります。
あとから考えたらそうじゃないことは理屈でわかるのですが、上の画面にある「同じシリアルコードでアクティベート済みの本アプリで、この画面を表示して、追加用IDをご確認ください」と、ここがわかりにくい気がします。
で、いったんはここで諦め、iPadに移って『オーレックス英和辞典』を登録しようとしたとき、ようやく自分の誤解に気づきました。端末AとBがあって、端末Aに辞書Xを登録したら、端末Bに同じ辞書Xを登録するときには端末Aで表示される「追加用ID」を入力するという意味だったのです。つまり私の環境なら――
- iPadに「旺文社標準」だけ登録してあった。
- iPhoneに「オーレックス」を登録した → NNNNという「追加用ID」が生成される。
- iPadにも「オーレックス」を登録する → ここで「追加用ID」のNNNNを入力する必要がある。
- よって、iPhoneに「旺文社標準」を登録するときは、iPad側の「旺文社標準」の「追加用ID」MMMMを入力しなければならなかった。
ということだったんですね。わかってみると当然なんでしょうけど、ちょっとわかりにくいです、旺文社さん……。
で、アプリの使い勝手はというと、もちろん物書堂には遠く及びませんが、ひとつだけ注意があります。

辞書を登録しただけでは、使うたびに辞書を選択しなければなりません。これは、今の辞書環境に慣れている身としてはたいへん使いにくい。上の写真にあるように、「グループ」を作成してそこに複数の辞書をセットすると、いわゆる串刺し検索に対応します。
とまあ、こんな苦労をしても、これからこの環境を使うことはほぼないと思うのですが……、あると試したくなる性分のせいですね。
そもそも、ここに今後追加されていくコンテンツがそんなにありませんよね……。