サンデーソングブック2025年7月13日『納涼リクエスト大会』の中で「コールド・ブラッドの最高傑作」として紹介していた。
コールド・ブラッドは1968年にサンフランシスコのベイエリアで結成。
いわゆる「ベイエリアファンク」を代表する大所帯バンドで、紅一点リードボーカルのリディア・ペンスの熱い歌声と、迫力のあるホーンセクションが売り。
これと言った大ヒット曲がないこともあって、日本での人気では、同時期にサンフランシスコ拠点に活躍した、スライやサンタナ、タワー・オブ・パワーほどではない。
それも人気バンドに比べればという話であって、演奏力への評価は高く、西海岸のロック史、ファンク史を語る上では外せない存在だ。
『First Taste of Sin』は1972年にリリースされた3枚目のアルバム。
このアルバムで特筆すべきは、ダニー・ハサウェイがプロデュースし、曲提供も2曲していること。
なのでどうしてもハサウェイの作品、"You Had To Know""Valdez in the Country" に注目が集まってしまうが、アルバム中のどの曲も粒ぞろい。
曲よし、アレンジよし、演奏よし、歌よしの傑作。
ラテン・パーカッションのカリスマで、シーラ・Eの父親であるピート・エスコヴェードの参加も聴き逃がせない。