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【JAZZ新譜】年代モノのウイスキーの如きコク深いジャズオルガン Four Brothers / Tony Monaco (2022)

フォー・ブラザーズ / トニー・モナコ


トニー・モナコは、約50年のキャリアを誇る、ジャズオルガンのレジェンド。

オルガンの魔術師、とも称される。

ただ、あまりメディアに出る人ではなく、華やかなステージに立つ、という印象も薄い。

もしニューヨークを本拠地にしていたら、もっと広く知られ、スポットライトが当たる機会も多かったはず。

しかし、彼は地元オハイオ州コロンバスにとどまって音楽活動を続けた。

今回の作品は、12作目のリーダー作だが、自宅のスタジオで作り上げたそうだ。


タイトルは、自分と、3人の参加メンバーを指してのものだろう。

モナコのオリジナル3曲のほか、スタンダードの数々。

「Brothers-4」は彼が敬愛するオルガン奏者ドン・パターソンへのオマージュだそうだ。

内容は、多くのジャズファンがイメージする通りのジャズオルガン。

モナコが弾くハモンドはまろやかでコクがあり、適度に渋くファンキーで、歌心がある。


古っぽいといってしまえばそうだが、ウイスキーの味だって、時代が変わったからといって大きくは変わらない。

だからこそ安心して夜な夜な味わえるのだ。

トニー・モナコの音楽も、また同じく。

 



Tony Monaco, Hammond B3
Willie B Barthel III, Drums
Edwin Bayard Tenor, Soprano Saxes
Kevin Turner, Guitar


1.Four Brothers (Tony Monaco)
2.You Can Always Count on Me (Tony Monaco)
3.Mas Que Nada (Jorge Ben Jor)
4.Jan Jan ( Mose Davis)
5.One For Everyone (Kevin Turner)
6.Lush Life (Billy Strayhorn)
7.Brothers-4 (Don Patterson)
8.My Shining Hour (Harold Arlen, Johnny Mercer)
9.Four Brothers Too! (Tony Monaco)

<了>

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