
チェストの引き出しひとつ、ただひとつ。
そこから出てきたのは2010年の電気代。
「安かったなぁ」とか「平成かよ」とか、感想より先に脱力。
灯油代や水道代も出てきて、母が「紙=思い出」くらいの勢いで溜め込んでいたのを再確認しました。

そして父ゾーン(の一部)
源泉徴収票、退職金の書類、写真。
「父のデスクからごっそり持ってきただけ」感満載。
写真を見れば、職場での顔は別人みたいに柔らかい。
家庭では怒鳴り散らす昭和の頑固オヤジだったのに。
…つまり父は、外では普通の人を演じられる能力があったってこと。
なら家庭でもやれよ、その顔。
結局ワタクシが知っていた父は、もっとも手を抜いた“最低ランクの父”だったのだと気づいてしまった。
出して、分けて、捨てて、掃除して、戻す。
ただそれだけ。
なのに、引き出しひとつで心がえぐられる。
小さい頃のワタクシが泣いている。
今年の雪が降る前に整理を終わらせたいと思っているけど――
正直、紙を捨てるたびに恨みごとまで一緒に出てくるから、終わる気がしない。
遺品整理は、物より感情のゴミ出しのほうが厄介だ。
雪が降る前に…なんて思ったけど、結局春になっても紙と恨みは残ってそう。
片付けで軽くなるのは部屋だけで、心はむしろ重くなるんだよなぁ。
なんて、引き出しとボックスひとつでこんなに疲れました_| ̄|○ ←
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