
(写真)主催者や参加者によって準備された文献。
2025年(令和7年)12月7日(日)、和歌山県和歌山市にある和歌山市民図書館多目的ルームで開催された「ウィキペディアタウンin和歌山」に参加しました。
1. イベント概要
和歌山県+大阪府南部の高校の学校司書が主催者&参加者となった企画。まちあるきを行わない10時から15時までの編集ワークショップです。十数人の参加者が「ぶどう山椒」(新規作成)と「和歌山ラーメン」(加筆)の2グループに分かれ、私はラーメン班の編集サポートに入りました。

(写真)編集中の会場。
2. Wikipedia編集
2.1 編集方針の決定
参加者は学校司書ということで、主催者だけではなく参加者自身も持ち寄った文献をもとにして編集を行ったのが特徴的。参加者は文献を集める過程で事前学習をしているようなもので、編集開始段階から題材に対する理解があるため、既存記事の問題点がどんどん指摘されていました。
一般的なウィキペディアタウンよりも編集時間がやや短かったことで、成果発表やふりかえりの時間が圧迫されてしまったのは(私やメイン講師の伊達さんの)課題。がっつり文献集めされてたことでがっつり書きたかった方が多かったのですが、「この編集時間だったら〇〇行くらい書ければ十分」という指示を出すべきだったかもしれません。

(写真)ぶどう山椒や和歌山ラーメンに関する新聞記事。
2.2 Wikipedia「和歌山ラーメン」
和歌山ラーメンは和歌山県民にはなじみ深い題材のようで、参加者が話していた「昔は単に『中華そば』と呼ばれていたが、いつの間にか『和歌山ラーメン』と呼ばれるようになった」という話が興味深い。今回加筆した情報によると、1998年に放送されたテレビ番組で井出商店が優勝したことが和歌山ラーメン表記が定着した契機だったようです。
記事「和歌山ラーメン」は2005年に新規作成され、10年かけて雑然となっていた記事が2015年にばっさり削られ、さらに10年かけてまた雑然となっていた記事が2024年にばっさり削られ、その後の1年間でまた無出典の記述が増えて雑然となっている...という状況にありました。
節構成だけでいえば2015年に削られる前の状態がベストだったので、この時点の状態なども参照してもらいながら節ごとに役割分担。私は編集サポートを行いつつ、新聞記事からの全体加筆を試みています。

(写真)和歌山ラーメン。作者:Sakumata - CC0 1.0
3. 編集記事
ぶどう山椒 - Wikipedia(新規作成)


(写真)ぶどう山椒の未熟果と成熟果。いずれも作者:ひみつのポーカーフェイス - CC BY-SA 4.0