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板橋区の常盤台を訪れる(2)

(写真)帝都幼稚園の門柱。

2025年(令和7年)9月、東京都板橋区常盤台を訪れました。1930年代後半に東武鉄道が開発して分譲した住宅地です。「板橋区の常盤台を訪れる(1)」からの続きです。

 

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2. 常盤台の近代建築

2.1 ときわ台スタジオ

斯波家住宅の近くにはえんじ色のスペイン瓦やアーチを持つ漆喰壁が印象的な建物があります。常盤台の分譲が開始された1935年(昭和10年)竣工の洋風建築であり、2015年(平成27年)2月にはこの建物を用いてハウススタジオときわ台スタジオがオープンしています。ときわ台駅前の説明看板にもこの建物が紹介されていることから、分譲時から常盤台を象徴するような一棟だったのでしょうか。

(写真)ときわ台スタジオ。

(写真)後のときわ台スタジオが分譲された際の紹介。

 

2.2 ときわ台駅

東武東上線ときわ台駅は1935年(昭和10年)の開業時の駅舎のままであり、東上線では最も古い駅舎だそうです。瓦屋根ですが縦長の窓は洋風です。開業時から大谷石の外壁だったとのことですが、2018年(平成30年)のリニューアル時に外壁をどの程度改修しているのか気になりました。

(写真)常盤台駅。

(写真)常盤台駅と駅前広場の緑地帯。

 

2.3 斯波家住宅(区登録)

板橋区登録有形文化財(※国の登録有形文化財ではない)としては斯波家住宅があります。建物は曳家されているとのことですが、常盤台に多かった近代和風建築とのことで、ときわ台スタジオと比べると一般的な常盤台の屋敷なのでしょう。

(写真)プロムナードと斯波家住宅。

(写真)斯波家住宅の説明看板。

 

2.4 常盤台写真場(移築)

小金井市にある野外博物館の江戸東京たてもの園には、1997年(平成9年)に移築された常盤台写真場があります。もとは1937年(昭和12年)に常盤台に建てられた写真館で、アールを用いた角部分が印象的なモダニズム建築です。

(写真)常盤台写真場。作者:Kakidai - CC BY-SA 4.0

 

2.5 帝都幼稚園門柱(区登録)

板橋区立常盤台小学校の東側には帝都幼稚園があり、園舎と門柱が板橋区登録有形文化財に登録されています。園舎は1936年(昭和11年)に帝都学園女学校として竣工した建物、門柱は戦後の1957年(昭和32年)に竣工したものとのことで、門柱は近代建築ではないのですが、数色のモザイクタイルを用いたコンクリートの柱は常盤台の雰囲気によく合っています。

(写真)帝都幼稚園の門柱。

(写真)帝都幼稚園の門柱。

 

3. 常盤台の映画館

3.1 常盤映画劇場(1946年12月-1964年頃)

所在地 : 東京都板橋区志村前野町1070(1964年)
開館年 : 1946年12月
閉館年 : 1964年頃
跡地は「大東京信用組合常盤台支店」。

(写真)常盤映画劇場跡地にある信用組合

 

3.2 武蔵野キネマ(1946年11月-1983年頃)

所在地 : 東京都板橋区南常盤台1-26-13(1983年)
開館年 : 1946年11月
閉館年 : 1983年頃
跡地は「三菱UFJ銀行池袋支店ときわ台駅前出張所」東30mの「小藤田ビル」。

(写真)武蔵野キネマ跡地にあるマンション。左は東武東上線

(写真)映画黄金期の板橋区の映画館を紹介している『板橋史談』1984年5月号。

 

常盤台にあった映画館について調べたことは「板橋区の映画館 - 消えた映画館の記憶」に掲載しており、その所在地については「消えた映画館の記憶地図(東京23区版)」にマッピングしています。

hekikaicinema.memo.wiki

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