
(写真)「常盤台住宅地鳥瞰図」。
2025年(令和7年)9月、東京都板橋区常盤台を訪れました。1930年代後半に東武鉄道が開発して分譲した住宅地です。「板橋区の常盤台を訪れる(2)」に続きます。
1. 常盤台の特色
1.1 東武鉄道による開発
東武鉄道は伊勢崎線西新井駅と東上線上板橋駅間を結ぶ路線を計画し、操車場用地として後の常盤台にあたる土地を買収しますが、結局この路線が建設されることはなく、代わりに分譲住宅地が開発されました。1935年(昭和10年)には分譲を開始し、同年には武蔵常盤駅(現・ときわ台駅)も開業しています。

(写真)パンフレット「常盤台住宅地案内」。

(写真)ときわ台駅にある常盤台の説明看板。



(写真)常盤台おさんぽマップ。
1.2 プロムナード(並木道)
田園都市論に基づいている点では目黒蒲田電鉄(現・東急電鉄)が開発した田園調布と同様ですが、都市計画家の小宮賢一が設計した常盤台の街並みは、プロムナード(並木道)、クルドサック(袋小路)、ロードベイ(緑地帯)、フットパス(歩行者専用道路)などといった構造物が特徴のようです。

(写真)プロムナード。帝都幼稚園付近。

(写真)プロムナード。東端付近。
1.3 クルドサック(袋小路)

(写真)クルドサック。


(左)クルドサック中央部の緑地。(写真)クルドサック奥の小径(フットパス)。

(写真)「この先車行き止まり」の看板。


(写真)クルドサック。