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SwitchBot、より広範囲の家電操作できるスマートリモコン。Matter初対応

「SwitchBotハブ2」

SB C&Sは、SWITCHBOTのスマートホームを身近にするブランド「SwitchBot」より、スマートホーム規格のMatterに対応したスマートリモコン「SwitchBotハブ2」を、3月24日に発売する。直販価格は9,970円。

テレビやエアコン、照明などを操作できる

IRリモコンやハブ機能、温湿度計、スマートボタンが一つになった高性能な4in1スマートリモコンで、日本国内累計150万台の販売実績を持つ「SwitchBotハブミニ」の上位モデル。主な赤外線LEDの他に、補助用赤外線LEDを6つ搭載することで、赤外線送信範囲がハブミニの約2倍となり、テレビのON/OFFなど、より広範囲の家電操作をストレスなく行なえる。デバイスは4,800社以上、8万3,000以上の型番に対応。

スマートホームの新標準規格Matterに対応

また同ブランドの製品としては初めて、スマートホームの新標準規格Matterに対応した。同規格は、先日発売されたアップルの第2世代HomePodや、AmazonのEcho Dot(第5世代)、Echo Dot with clock(第5世代)を含む17種類のEchoデバイス、Googleアシスタントでもサポートされており、このエコシステムと組み合わせることで、さまざまなスマートホームブランド製品との連携がしやすくなる。

SwitchBotブランドのBluetooth製品も、SwitchBotハブ2と連携することでMatterを介した制御が可能。Bluetooth製品の「SwitchBotカーテン」をSwitchBotハブ2と連携させることで、Apple HomeKitに対応し、iPhoneのホームアプリやHomePod、Apple Watchからカーテンの開閉操作ができる。

4月以降に予定されているファームウェアアップデートで、新機能の「IR Decoding」にも対応。エアコン操作において、エアコンのリモコンから発信された赤外線情報をSwitchBotハブ2が受信し、同時にアプリに反映することで、リアルタイムの同期を実現する。これにより、物理リモコンでエアコンを操作した場合でも正確に使用状況を把握できるという。

ケーブル部分に温湿度センサーを搭載

温度や湿度、照度センサーにより室内環境を把握でき、測定値をトリガーにした家電操作も可能。温湿度センサーはケーブルに搭載されているため、SwitchBotハブ2本体の熱の影響を受けにくく、より正確に室内環境を確認できる。

本体の画面部分はタッチ操作ができ、画面上にはON/OFFボタンを搭載。外出時にOFFをワンタップして、エアコンやテレビ、照明などを一括で消すといったシーン設定による操作ができる。

本体カラーはホワイト。対応OSはAndroid 5.0以上、iOS 11以上。Bluetooth Low Energy 4.2やWi-Fiに対応する。外形寸法は約80×23×70mm(幅×奥行き×高さ)、重さは63g。